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アーチェリー


 分類:射撃系武装

 

 学園物の設定なら高校生ぐらいからアーチェリーが登場しても普通です。

 というのもリアルでもアーチェリーに触れる切っ掛けが高校入学の時に開かれるクラブ勧誘とかだったりしますから。

 高校総体や国際的な大会上位者も高校からの経験者だったりします。

 ただ、射撃と同じく、訓練する場所が無いというのが問題です。

 しかし訓練自体は安全な場所さえ確保すればできる、そういうサバイバル状態発動なのが作品の世界でしょう。


 さて、アーチェリーですが、いくつか問題がある武器です。

 どういうことかというと、競技射撃という意味では30メートルから100メートルまでの射撃ができますが、連射能力がないです。

 弓という構造もそうですが、競技用としての物ですから、反動抑制のために重りを先端にスタビライザーを取り付けています。

 そのため、矢を放った後、スタビライザーで先端が重さに負けて反動が消えるという方式です。

 結果として反動を消す代わりに長距離射撃も出来なくなくはないというものです。


 また、狙いをつけるサイティングがありますが、アレは弾道計算をするシステムと思っていいでしょう。

 サイトを上下させることで最大射程の変更、左右に調整することでサイティング部分と矢の誤差弾道修正というものです。

 FPSなどでは入手した武装を直ぐ使いこなしたりしますが、弓ほど癖を持っているものはないです。

 そして問題は矢ですが、基本、初心者はアルミ製の矢を、大会参加者などになればカーボンの矢だったりします。そして矢は各個人の体格に合わせて長さを調整します。

 

 

 アーチェリーの大雑把な使い方ですが一応載せておきます。

 1:矢はクリッカーと呼ばれる支えに載せ、落ちないように挟み込みます。

 2:サイティングで狙いを付け、腕ではなく肩の力、肩甲骨の動きで弦を引きます。

 3:矢がクリッカーから外れた瞬間になるカチンという音に合わせて放つ。

 

 この時、サイティングが適切で矢が個人ごとの長さに調整出来ており、尚且つ構えが良ければクリッカーがなるのに合わせて放つ矢はキチンと設定距離に命中するようになります。


 国際大会などでの出場選手なら自分の弓なら100メートルですら、風の流れが無いとかキチンと風が読めていたなら的に当てることができますが、勝手に持ち出したりしたら、クリッカーも使えないでしょうから10メートル先も狙えないでしょう。


 とにかく感覚で覚えろと言う状況になります。

 

 また、矢に関してですが競技用だと矢羽を痛めるので補修し易いゴム製の羽根に接着剤でつける方法が一般的です。


 慣れていれば30メートル、50メートル先は行けるでしょう。

 とはいえ、競技の特性として固定砲台のような運用が基本となりますのでアニメなどで見せる走って即、狙撃とかいう無茶は出来ないということを覚悟しましょう。

 

 

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