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01:傷痕の世界
世界は傷痕のようだ。
たとえば肌に刃を走らせて、血をまぶしたあと必ず周りが勝手にその傷を埋めるように。
けれど決して今までと同じモノではないように。
傷痕の世界は不毛の地になり、私たちには都合が悪いモノになる。
私たちは凶器として此の世を傷つけながら、素知らぬ顔で此の世に息衝く。
世界は...滅びを待っている。
凶器を産み落とし、自らを傷付けさせ、永い命を終えたがっている。
孤独に生まれ、永きを自らを慰めることに費やし、
それでも続く果てなく流れゆくときの流れに怯えるゆえに。
世界は滅びたがっている。
自ら産み出した、私たち"凶器"と言う名の子供たちと一緒に。
孤独で生まれ、再び孤独で死ぬことに怯え抗うために。
凶器よ、母と共に滅びへの途筋をたどれ。
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これは創作世界の描写…ではなく、なんとなく抱いている私がこの世界に持っている
イメージです。
なんて書くと危ない奴とかいわれそうですね。
けど、46億年以上生きてきた地球が食いつぶされ始めたのは、紛れも無く人類が誕生
してからだし。
他の考え方もいくらでも出来るけど、これを思いついたときに一番強く感じたのがこのイメージだったんでしょう。
文字通り世迷言ですが




