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短編集 掌篇  作者: かわ
掌篇
10/26

44

繋がりのある3つの会話コメディ。

叔父と姪っ子



01


「あれは蔦、あっちは魚、それと…」

「蔦じゃなくて木、と言うか森だあれは。あそこのは魚じゃなくて湖だ」

「あっ 犬!」

「ッギャー!バカ逃げろー!!」


場違いにキャッキャと騒ぐ姪。

何で俺がこんなところでこんなことをせにゃならんのだ!

何?カリカリしてるって?

こうでも言ってなきゃこんな状況やってられるか!

俺の数メートル後ろには狼の群がいるんだぞー!!


ああ、俺、こんな秘境で死ぬかもしんない…





                    (2008/03/29)

*****



02


「さとうにミルクにチョッコレートっ」

「どうしたんだそれ」

「どれから食べようかなー。とかしてぜーんぶ食べちゃいたいなぁ」

「…。どんな大食漢だお前は」

「違うもん。僕より食いしん坊さんいるもん」

「ッだからどーしてお前は言うのが遅いんだーっ!」


 というか、歩く食虫植物なんて反則だろ!

 とか思っているうちにギャー蔓絡まった助けてー!!





                    (2008/05/15)

*****



03


「エヘヘヘへー」

「なんだ気持ち悪い」

「オージサンっ」

「?」


 ボト


「わーいひっかかったひっかかったー!」


 どうやってこんな深い穴を掘ったんだかはどうでもいい。

 下の方からこの世のものとも思えない奇声が聞こえてくるのも今はどうでもいい。…恐いから。

 咄嗟に穴の淵を掴んだのも瞬時に身の危険を感じた俺の生存本能だろうからとにかくそんなものはどうでもいい!

 誰か!俺の肩の上で飛び跳ねてるコイツを!どーにかしてくれ!!





                    (2008/08/01)

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