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短編集 掌篇  作者: かわ
掌篇
1/26

01-05

便宜上、はじめに数字を振っていますがそれぞれ独立しています。

01


心から望むというのなら、貴方にそれを捧げよう


本当の誠実さと言うものが、この世にどれほどあるものか

確かめることにさえ、私は疲れてしまったから



貴方が、代わりに全てを見極めておくれ





                    (2007/12/14)

*****



02


Q. 貴方にとって怖い物は何?


「女の嫉妬」

「…………」

「なんだよ」

「いや、確かにいつか刺されそうだもんな。お前」

「舐めんな。刺される前に避けてやる。それから即効警察いきゃいいだけじゃねえか、そんなの」

「…………」

「そう言うあんたはどうなんだ」

「何が?」

「コワイモノ」

「……しいて言うなら、恐怖かな」

「あ?」

「怖いって誰でも持ってる感情だろ?それが恐怖を恐怖と感じなくなることが、恐い」

「何だそりゃ」

「わからないなら、それでいいんだ」





                    (2007/12/14)

*****



03


"窓"と言うものが好きだった。


空と繋がった、高いところに鎮座する窓。



その遠い地表に何度誘惑されたかわからない。

けれど、僕はその誘惑に乗ることはない。


どれだけ甘美な誘惑であろうと、手の届くそれは決して抗いきれない引力など持たないから。

望むのは、焦がれるほどに求めて已まない渇望。


それを待って、今日も窓から空を見る。





                    (2007/12/14)

*****



04


この心臓さえ止まってしまえば、僕はずっと君といられたのだろか。


この忌まわしい血液が君に息衝く清流に変われたなら、君は僕をみてくれるのだろうか。



どうすれば君と同じにいられるのか、誰か教えてくれないだろうか…





                    (2008/01/23)

*****



05


ここから出して


あいつが来る前に。



ほら、ずるずると濡れたナニカを引き摺る音が……



出して。ここから出して!


私はまだ死にたくない…!





                    (2008/01/27)

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