10初めての依頼
『……毎日毎日水晶ムチと短剣を作らされる身にもなってくれ。特にムチ、あれ水晶入れるの大変なんだぞ…』
『短剣で良いなら僕作ろうか。弾丸のついでにそれくらいならいいよ』
『頼む!』
『10本お願いするわ!』
『多い、減らして。そこまで暇じゃないよ』
あ、シャードさんが発言してる。
普段見ない彼の姿に少しウキウキしながら…75レベルの石碑のクエストがようやく終わった。
ルイスさんに出会って1週間。
各地のクエストは無事に終わりだし、残りは深海漁港の80石碑のみとなった。
現在のレベルは88。女神の指輪は1個。
そろそろ、神様へのクエストを達成するために……本気を出して砂糖とはちみつを集める時が来たようだ。
ルームのログを見てから、現在私の装備を作るために……感知エンチャントをつけるアイテムを集め回ってるシャードさんにメッセージを送る。
toシャード
Title 石碑クエストが75まで終わりました
本文
本格的にレベル上げをしたいので、ちょっと採取をガッツリしたいんですけどクランの方にどうお願いをすればいいですか
狩りで忙しいだろうからもうちょい返事を待つ間ちょっと休憩しようかと思っていると…即座に幹部ルームで動きがあった。
『急募、採取護衛。どう頼めば良いのか分からないってさ』
シャードさん…まああってるけど。
ベンチに座りながらルームの流れを見てみる。
『お、嫁さんのか』
『あら、じゃあヤシロと私でそっちに行こうかしら?』
『初対面の2人とじゃかわい子ちゃんも気が引けるだろうし俺も行くよ。シャード、お前はこのままルルスリの羽を俺の分まで取っとけ』
『はあ?マスターが狩ってればいいじゃないなんで僕が』
『お前の方が狩りのスピード早いだろ。嫉妬深い男はモテないぞ』
『嫉妬じゃないし!!!』
『嫁ちゃんどこに行けばい〜い?』
『火山地帯入口と森林地帯の花園、どっちの方が楽ですか?』
『入口は少し面倒だな。やるなら夜の方がいいだろう、その選択肢なら森林地帯だな』
『じゃあ森林地帯の石碑で待ってます』
武器の耐久は…まだ平気。水晶弾もまだある。
シャードさんにありがとうございますと連絡を送ってから、中央王都-森林地帯寄りの石碑に飛ぶとそこには既にルイスさんと、おそらくヤシロさんとルルティアさんが立っていた。
「あ、嫁ちゃ〜ん?こんにちは、ルルティアよ」
「初めましてヤシロだ。クラスはダガーマスター、職業は調理人だ。良い食材があればなんでも言ってくれ」
「あらそこまで教えちゃう感じ?私はウィップマスター、職業は今朝探検者になったわ」
「夕凪いすずと申します。ご存知と思いますがガンマスターで探検者です、よろしくお願いします」
「かわい子ちゃん、こいつらが基本的に採取関連のメイン者になるからよろしく。まあ、他の幹部も手が空いてたら手伝うように言ってあるから」
「はい」
4人で森林地帯の花が咲き乱れる秘密の花園と言われるエリアに向かう。そこはモンスターのでない綺麗な花が咲き乱れるエリアで………ゲーム内では採取陣がこぞって集まっていた場所だ。




