初めての雑貨屋
「こんにちは」
「おう、らっしゃい。何が入り用だ?」
「何がありますかね」
「そりゃまず自分で見てみてくれ。欲しいもんがなかったら言ってくれや」
「ですね」
雑貨屋というか武器屋というか。
店の壁を覆い尽くす勢いの武器や防具、棚の上にはポーションや矢、弾丸などが置いてあった。
店売りでも武器防具が手に入るのか。
これなら終盤まで店売りやドロップ装備でまあ、何とかなりそうだ。
そう思いつつ狙いの武器…銃を手に取る。
銃のサイズは手のひらに収まる程度。コレコレ、採掘者と相性がいいステータスが感知。そして感知と相性がいいのがこの銃だ。
銃の値段は銅貨10枚。安いと思うだあろう?ほかの木の剣や杖も10枚なので、これが初期装備の最低値段のようだ。
だが、銃は別途で弾丸が必要になる。
弾丸の方は1発で1枚。
モエモエ80体で85銅貨と、素材を売ってもせいぜい100銅貨。うん、弾丸代だけでもかろうじて黒になるかどうかだ。
「それを買うのか?初心者にはおすすめしないぞ」
「ありがとうございます、そうですね今は買えませんね。ちなみにこれって買取やってますか?」
「お?木の棒か……こいつはエンチャントスロットが空いてても最低値段の銅貨5枚になっちまうが、いいか?
」
「いいですよ、5本お願いします」
「おうよ、あんた冒険者か?なら仮眠用の毛布とかテントとかあるのか?外での野営の快適度が段違いだぞ」
毛布にテント。
これはゲームにない仕様だなと思いつつ、指さされた毛布を手に取って見る。
ちょっとごわついてるけど…何も無いよりは確かにマシかな。とりあえずで毛布は買ってみた。テントは500でぶっちぎりの予算オーバーだ。
「本当にテントはいらないのか?ちなみに村の入口にある石碑は触ったか?あれ、ワープポイントだから触っとけよ」
「そうなんですね、ありがとうございます」
ワープポイント。主要地に設置され、冒険者は無料で使用できるものだったゲーム内では必須の仕様だったが
ますますVRみたいだなとワクワクしながらワープポイントの登録がてらレベル上げ第二ラウンドに向かった。
ワープポイントの石碑。そう聞いていたが…それに触れた瞬間衝撃が走った。
-ワープポイントの初回登録をしました
-現在移動できる場所はありません。
-何をしますか?
-ストーリークエスト
-サブクエスト
く、クエストあったああああああ!!
クエストNPCがいないと思った。
その代わりに石碑にクエストが内蔵されてた。
神様、マジですか!!




