表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ワールド★スター『神様が再現失敗した世界の立て直し』  作者: 海華
パワーレベリングと地獄の始まり

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/66

10魅惑のパンケーキ



「あら久しぶりだね。ちょうど良かった、あんたに頼まれてたスイーツの材料が揃ったよ。パンケーキ、マフィン、パウンドケーキなら行けるけどどうするかい?」


「パンケーキで!!」


お昼前という事で久しぶりにライト村の女将さんに逢いに来た。道中、コソッと採取した樹液や木の根、塩結晶を渡すと女将さんは嬉しそうにちょっと待ちなさいと言ってふっわふわのパンケーキを2枚焼いてくれた。


パンケーキ2枚の上にはバターが乗っていて…でも少し物足りない。

そうか、シロップをかけたいんだ。


「女将さんこれインベントリにしまっても良いですか?」


「いいよ、今度皿は返しとくれ」


「ありがとうございます。もう1人前って作れますか?」


「作れるけど…ああ、もしかしてシャードさんのぶんかい?」


「はい、お世話になってるので」


「任せな。あんたに貰ったシロップはあんたからの注文でしか使わないからね。まだ結構在庫はあるから色々作れるよ」


「わーい」



せっかくなら一緒に食べよう。ひとりで食べると恨まれそうだし…。そんな危機感を覚えてもう1人前頼むと女将さんは嬉しそうにパンケーキを焼いてくれた。


「仲良くやってるみたいじゃないか?」


「そうですね、良くしてもらったり虐められたりしてよく文句言ってますよ」


「あんた100くらいレベル差があるのによくやるねえ。あの人は暴力とか振るう人じゃないけどあんだけレベル差があったら怖くならないかい?」


「全然。シャードさんは本当にいい人で、からかいがいのある可愛い人ですよー」


焼きあがったパンケーキをインベントリにしまいながら雑談をしていると


見知った気配が現れるのを感じた。

うん、シャードさん絶妙のタイミングで現れるよねえ。

無言で後頭部をガシッと鷲掴まれた。

「誰をからかうのかな?」


「やだなあシャードさんに決まってるじゃないですか、いててて」


本人を前にして堂々と言い張ると頭がギリギリと締め上げられていく。


「君は!本当に!!」


「ちょ、ちょっと大丈夫なのかい?」


「いててて、ああ、大丈夫いつもの事です」


「いつもこんなことさせないでくれるかな!?女将さんこれ僕から差し入れ。今度料理して、今はちょっとこれ連れていくので忙しいから」


「あ、ああ、わかったよ。お代はその時に払うね」


そのまま頭を掴まれたままシャードさんが何かを渡してるのを見て、店の外へと連れていかれる。

うん、鷲掴みで宙吊りされてないだけまだ怒ってないな。そう判断していつものごとくプレハブ小屋に連れていかれて、扉はきっちりと閉められた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ