3当然の結果のクレーム
「……すみませんもう大丈夫です…」
「…うん、少し顔色が良くなったね。まあローブを綺麗にしたいからもうちょい横になってて」
鼻水すごいぞ、やってくれたな。そう言ってくしゃっと笑ってから私の頭を軽く叩いてからシャードさんは小屋の外へ出ていった。
誰もいなくなった部屋で、大きなため息をつく。
なんだろうあの感覚は。
ちょっと壊れるかと思った…
何が壊れるかは分からない。だが確実に…壊れてしまいそうな気がしたのだ。
そんな私の懸念は深海漁港でどれくらい経験値が貰えたのかなと思ってステータス画面を見て判明した。
夕凪いすず
メインレベル21(ステータスポイントあまり8)
スキルレベル18(スキルポイントあまり7)
クラス-ガンナー
職業-採掘者
スキル
ショットレベル1
オートチャージレベル5
ダブルショットレベル2
new安定動作レベル1
採掘レベル5
お宝の気配レベル3
HP71/71(+666)
MP53/53
筋力 26(+10)
魔力 24
速度 24
感知 30(+12 )
耐性 19
レベル8も上がってら
ステータスもおおよそ倍に上がっている。それは今までの自分が壊れるような感覚もするわ。
深海漁港って適正どれくらいだっけ…確か二次ランクアップの前らへんだから……80レベル付近か。
今更ながらゾッとする。12で80レベルマップに行くのはただのアホだ。
「ああ、もう大丈夫かい」
「…ご迷惑をおかけしました。でもさすがにあれは異議ありですよ…」
「わかってる、急激にレベルが上がると激痛や苦痛を伴うことがあるそうだね。僕もさっき聞いて初めて知ったよ。高いところでさっさとあげようと思ったけど、次はちゃんと徐々にレベルを上げていくよ。いくつになった?」
「21です」
「まだ21かあ。とりあえず君が大丈夫ならこの後はナオタウンに行って中央王都に行って、オークションに出品して一日のノルマは終了かな」
鼻水とかが着いていた場所を綺麗にしたシャードさんが戻ってきて、差し出された手に掴まって立ち上がる。
軽く身体を捻ったりしてみると、明らかに可動域が広がり身体を動かしやすくなっていた。
「お昼を食べてから行くかい?」
「いいえ、行きましょう」
「わかった。ああ、とりあえずこれを装備しといて」
そう言って差し出されたのはネズミ色のフード付きのマントだった。顔を隠せという意味を察してすぐに装備をすると、顔が出ないように目深に被る。
「昨日話していた施設の使い方とかはとりあえずまた今度で。1日でひとつでも多くの石碑を解放しにいくよ」
「はい」
そしてプレハブ小屋を片付けるとーーー2人で早足でフィールドを駆け抜けた。




