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本来なら今日はもっと経験値を稼ぐ予定だった。
だが、目先の欲に負けた結果がこの山のようなインベントリだ。
水晶x62
銅結晶x22
紫水晶x12
砂鉄x12
塩結晶x22
木の根x40
葉物野菜x52
樹液x52
シロップx7
ポーションの類はもう割愛する。
これはさすがにウキウキするものの…そのまま売ったらヤバそうなのは流石にわかる。とはいえこのままにしておいてもインベントリがいっぱいになるしなあ…。
「おーい、ご飯出来たよ」
「はーい」
飯屋の女将さんの呼ぶ声が聞こえて、もそもそとテントから出る。現在地は、飯屋の横に貼ったテントの中だ。
このテント、本当に凄かった。
インベントリから出しただけでバッと大きめなテントが貼られたので。
でも中は暗くて、すぐに雑貨屋でランタンを買ってきてインベントリを見ながら中でゴロゴロしていた。
「今日は購入だけで買取はいいのかい?」
「…ちょっと悩んでまして、シャードさんに相談してからと思ってるんです。あ、なにか欲しいのがあれば買取に出しますよ?」
とりあえず定食代を払いながら苦笑を浮かべると女将さんは察してくれたようで
んー、と調理場の中をガサゴソしてから在庫の確認を始めた。
「そうだね、塩結晶はいくつあってもいいけど…樹液はそうだね少なめでいいよ。木の根、モエモエのジェル、葉物野菜あたりはいくつでも嬉しいかな」
「…わかりました」
とりあえず塩結晶、葉物野菜、木の根を全部と樹液を10個くらい出すと…女将さんの顔は一瞬引きつったが、すぐに立て直してすぐに査定を出してくれた。
「樹液が10個で500、木の根が40個で400、塩結晶と葉物野菜が74で740、しめて1640だけどいっぱい売ってくれたからおまけで1700にしておくね」
「ありがとうございます」
「これだけあったらもっと肉を仕入れて街にも売りに行けるよ、ありがとうね。ただあんた、食材でこれならもしかして…」
「ハイ。量が量なので、シャードさんに相談しよっかなって」
「そうしときな。いま、現金は困ってないんだろ?無理して全部売ることはないさ」
「わかりました。でも美味しいご飯やおやつはいつでもウェルカムなので、問題がないならいつで買い取ってもらいますね」
「あはは、安定して甘味を置いちゃうとうちは毎日満員御礼になっちゃうよ」




