1銃
「とりあえず君に必要な物を買い集めてくる。通信機器も買ってくるが2,3日はかかるのでそれまでの間はここか、ナオタウンに居るようにしてくれ」
「わかりました」
そんなことを言ってシェードさんはクッキーをたくさん買って去っていった。
シェードさんは元々女将さんの作る料理のファンらしくパンや食事を定期的にわざわざ、モエモエを間引きしながら買いに来ていたらしい。
とりあえず、だ。午前中はシャベルを一本分木や土を掘りまくり…午後はいよいよ射撃訓練を始める。
ターゲットはレベル5のパチェリー。野菜型の魔物でドロップアイテムは葉物野菜。
レベル5の私からすると同格の相手に見えるが…パチェリーはノンアクティブモンスターでHPが低めなので銃で一発で死ぬはずなのだ。
当たらなければ襲われないし、当たれば死ぬ。なので問題は無く狩れるはずだ。
「まずは装填っと」
銃に弾丸をセットする。この銃は良くも悪くも最安値装備だけあって、装填スロットは1個しかない。つまり1回1回装填の必要がある上……
「長いな…」
射撃準備が整うまで1分もかかった。
その遅さに萎えつつも1メートルほど離れた位置にいるパチェリーに狙いを定める。
ああ、うん。
どこを狙えばいいのか…わかる『ガンッ』
弾は見事にパチェリーに当たりパチェリーは消えて銅貨が残った。
うん、剣とかに比べて威力は高いけど……日本で見る銃ほどのダメージは出ていないようだ。その代わり反動も少ないので何発も撃つことが出来そうだけどね。
すぐに次弾を装填して……射撃準備が整うとすぐに撃つ。
それを繰り返しているうちにちょっと待ち飽きてきて、装填してシャベルに持ち替え採掘してから銃に戻してみる。
すると銃は射撃準備完了していた。
「おお、こうしよっと」
装填
↓
シャベルに持ち替え発掘
↓
銃に持ち替えてパチェリーを撃って装填
この流れを50回も繰り返していると…まずスキルレベルが上がった。そのすぐ後のメインレベルも無事上がった。すぐにステータス画面を出して確認をする。
夕凪いすず
メインレベル6(ステータスポイントあまり1)
スキルレベル5(スキルポイントあまり1)
クラス-ガンナー
職業-採掘者
スキル
ショットレベル1
採掘レベル5
HP16/16
MP13/13
筋力 5
魔力 5
速度 5
感知 8(+5 )
耐性 5
とりあえず感知にポイントを割り振って、+6にして……スキルポイントは、メインレベル10で新スキルが3つ開放されるのでそれまで貯蓄だ。
疲労回復にクッキーを1枚食べて改めて周囲を見回す。
「採取できる物はモエモエのエリアと変わらないけど…植物タイプのモンスターがいるだけあってこっちは木が多いなあ。ここでは木を中心に採取するべきかな?」




