初めての採掘納品
「ちょっとごめんね」
モエモエを優しくどかして、木陰に寝っ転がる。村に戻って確認した方がいいんだろうけど…そこまで歩くも億劫なんだ。
水を飲んで疲労回復しながら戦利品をチェックする。
-小ポーション(HP)x12
-水晶x18
-木の根x5
-銅鉱石x3
-樹液x8
-塩結晶x5
MPポーションは飲んだのでもう無いがHPと同じくらい出たはずだ。
朝から夕方まででおおよそ80回?疲労がやばいのでちょこちょこ休憩を挟んだので時間10回か。
「塩結晶と樹液はおばさん喜ぶかなあ。というか甘いもの作って欲しい。疲れた、疲れた」
少し疲労が回復したのと、甘味食べたいという欲望に釣られて立ち上がって村に戻る。
「おばさんただいまー」
「はいよおかえり。あら、だいぶ疲れてるね。無理はしてないかい」
「無理はしてないんだけど今日は疲れました。あの、これ買取とか食事作れませんか。出来たら甘味を、甘味が食べたいです」
「甘味なんて贅沢だ…えっ!!」
真っ直ぐに飯屋に行っておばさんに戦利品を見せる。するとおばさんは自慢のしがいがある驚いた表情を浮かべてくれた。
「…この樹液と塩結晶、それから木の根は買い取らせてくれないかい。これで今晩の宿泊費と晩御飯、明日の朝と昼も賄った上で…銅貨500枚かな」
「うっぇ、高!!え、え!」
500って、500!?
モエモエの4倍の値段の震えるとおばさんが一個一個の大体の金額を教えてくれた。
「樹液が1個銅貨50枚かな。甘味は貴重だからね。それで塩結晶は30,木の根は10枚だね。」
「…甘味は貴重…」
「ちなみに食事はシンプルなものでこの値段だね。ちょっといいご飯にクッキーとかをつけるなら…400枚くらいかねえ。こっちの水晶とか銅鉱石は多分雑貨屋の親父が小躍りして喜ぶよ。ちなみにちょっといいご飯は今のうちに予約しないと多分速攻で売り切れるよ」
「ちょっといいご飯でお願いします!!」
「あいよ、じゃあ作ったり銅貨を用意しておくからその間雑貨屋にでもいっておいで」
「はーい」
「ああついでにこれを外の看板のところに貼っといておくれ」
「はーい」
おばさんに渡されたのは『定食入荷しました』という張り紙だった。
なるほど、これが貼ってある時はパン以外も買えるんだなと思いつつ雑貨屋へと向かう。




