「バトル経済×異能ファンタジー」原案プロット
【世界観】
異世界《マーケット=ワールド》は、
あらゆるモノ・コト・感情・力に“値段”がついている世界。
この値段は、**「異能相場」**と呼ばれ、
日々、変動する。
たとえば――
• 「雷の魔法」=3,500エネル
• 「1時間の寿命」=8,000エネル
• 「信頼される言葉」=15,000エネル
• 「1人の命」=時価(マーケット次第)
この世界で生き残るには、
価値を見抜き、値段をつけ、交渉し、奪い、勝ち取ることが必要。
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【主人公】
名前:レイト=アカツキ
年齢:17歳
職業:値付け人
《どんなものにも「正当な価値」を見出す》
異能【アプレイザル】の持ち主。
目の前の存在に対し「今の正確な価値(数値)」を見抜く能力。
彼の特技は、“相場の歪み”を見つけること。
市場が気づかない「安すぎる才能」や「高すぎる虚像」を暴き、
バトルでもビジネスでも相手を翻弄する。
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【能力バトルの構造】
この世界のバトルは、
①まず「対象物」に“価値”を見積もり
②その価値を「資源」として活用して
③相手より高い“投資”で競り勝つ
つまり、
「価値を見る」+「価値を操作する」=勝利の鍵
例:
• ある敵は「恐怖心を買い取って」強化する異能を持つ
• 別の敵は「友情の価値」を逆に売却し、無慈悲な力を得る
• レイトは「相手の力が今どれだけ無理をしているか」を数値で把握し、そこを狙う
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【勢力構造】
• 【価値商会ヴァルアーク】……相場を操る最大勢力。命も思想も“金融商品”
• 【ノーマーケット】……値段が通じない“無価値”を信奉する反乱集団
• 【真価学派エヴァリュア】……古代からの“本当の価値”を追い求める学徒たち
レイトは中立の“価値屋”として、
勢力の間で価値を暴き、調整し、ときに壊す。
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【物語の導入】
レイトは“値段のつかない少女”に出会う。
彼女は世界で唯一、どんな相場にも反応しない“0の存在”。
「なぜ君には、何の値もつかない?」
「ねぇ、私が“価値あるもの”だって証明してみてよ」
それは、相場の支配に揺らぎをもたらす、革命の始まりだった。
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【キーワード】
• 「君の価値はいくらだ?」
• 「価値を暴く、それが俺の異能だ」
• 「売れるものしか残らない? じゃあ、世界を買い戻そう」