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エピローグ

前世の彼女はゲーマーだった。

ブラック企業に勤めながら空き時間は全てゲームの時間にあてるほど、ゲームに夢中だった。睡眠時間も削り、ヴァーチャルMMOや小型ゲーム機ありとあらゆるゲームをプレイし楽しんでいたが、とうとう彼女の体は限界を迎えた。喫煙、飲酒、エナジードリンクの大量摂取、過度な睡眠不足、その他諸々。


酷い頭痛とめまい、寒気と吐き気の中彼女の記憶は途絶えた。



次に目を覚した時、そこはファンタジーゲームの中のようだった。


スラムの様な場所で目が覚めた彼女は、前世の記憶を思い出した後、今世の記憶を整理した。


この世界はファンタジーゲームでよくある様な魔法やモンスター、ダンジョンが存在する世界。


ゲーマーの記憶を思い出した彼女は胸を踊らせる事を止められなかった。


この世界が前世よりも過酷で、生死が隣り合わせの世界である事も、今世で生きてきた記憶が教えてくれていた。


命大事に。


それを念頭にはあとは好きに生きる事に決めた。

成り行きに任せようと言うやつだ。


そこから彼女は冒険者になり、ダンジョン攻略に没頭した。


ステータス値を見られる仕組みだった為モチベーションが下がる事は無かった。


彼女はどこまでも、負けず嫌いで脳筋だった。


いつのまにか国に目を付けられており、学園入学するまでの聖女の護衛を任された。


彼女が学園に入学する歳になった為、お役御免だと喜んだのも束の間、聖女が彼女と一緒じゃ無いと入学したく無いと言い出し護衛任務は延長を余儀なくされた上、いつの間にやら国の機密組織である暗部騎士団に入れられておりーーー



前世のブラック企業を思い出すはめになっていた




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