第4話「チェリボ不知火明人」その4
「今日はずっといっしょにいよ」
初キスの後でリサちゃんにそう言われた明人は…
その後の展開は、まさに夢の中のようだった。
リサちゃんに促されるまま、未体験のラブホテルの部屋に移動…そしてリサちゃんと抱き合い、何度も深いキスを交わした。
「ん…ん…んん…んあ…」
なまめかしい吐息を漏らしながら、リサちゃんが俺を潤んだ瞳で見つめて言う。
「明人君…好きだよ…ずっとこうしたかった…」
「俺もだよ」
「なんか体が熱くなってきちゃった…お酒飲み過ぎちゃったかも…」
リサちゃんはそう言うと、突然シャツを脱ぎ、するっとスカートを下ろした。
現れたのは大人っぽい黒いレースの下着。そしてリサちゃんのつるつるスベスベもちもちな超絶グラマラスボディ!
「明人君も脱いで」
「う…うん」
リサちゃんに促されて、あわててTシャツとジーンズと靴下を脱ぎ捨て、パンツ一丁の臨戦態勢になる。もちろんあそこはビンビンにそそり立ってるが、ここまでくればそんなことはどうでもよかった。
俺はもう目の前のエロかわいいリサちゃんに釘づけだ。
「リサちゃん…すごくスタイルいいんだね…」
「改めて言われると照れちゃうけど、気に入ってくれた?」
「もちろんだよ」
「あれ?メガネなくてもちゃんと見えるの?」
リサちゃんが俺の顔を見て怪訝そうに聞いてくる。
エッチをするとしたらメガネはきっと邪魔になる。でも外して相手がちゃんと見えないのは嫌だ。だからそういう状況に対応できるようしっかり準備はしてあるのだ。その辺、抜かりはない。
「うん一応コンタクトはめてきたから…あっいや別にこういうことをするつもりでいたわけじゃなくて、その…」
つい調子に乗った俺があわててて口ごもると、リサちゃんは意味深な笑みを浮かべた。
「フフッ…こういうことするつもりでも別にいいのに」
「そうなの?」
俺はリサちゃんの言葉に思わず反応する。
「だって別に悪いことしてるわけじゃないじゃん」
「そうだけど、最初のデートですぐってどうなのかなって思って」
俺は、初エッチのタイミングに関して自分が仕入れた情報は間違っていたのかと、それを確かめずにはいられなかった。初デートでエッチしてもいいの?ホントに?
「フフフ…かわいい♥ なんか明人君のこと、もっと好きになっちゃった。ねえ、いっぱいキスしよ♥」
リサちゃんにそんなふうに言われて、俺はもうメロメロになる。
俺とリサちゃんは再び唇を重ねた。さっきよりも激しく、濃厚に・・・
リサちゃんの舌が俺の口の中をまさぐるように動き回る。とろけるような舌使い。
俺も負けずに舌を動かすと、リサちゃんがそれに合わせて、舌を絡み合わせてくる。
ああ…なんていう気持ちよさだろう…
俺が恍惚としながらそう思ってると、唇を離したリサちゃんが「超気持ちいね」と上気した顔で微笑んだ。すごい、まるで心がつながってるみたいに同じことを感じてるなんて!
「うんもうヤバいくらい」
俺はもう目の前のリサちゃんに夢中になっていた。濡れた唇がたまらなくエッチに見える。もっともっとリサちゃんが欲しい…
俺のその気持ちを感じ取ったようにリサちゃんが淫らな笑みを浮かべて言った。
「じゃあ、おっぱいなめたりしたい?」
「うんしたい!超したい!」
即答する俺を見て楽しそうに笑いながら、リサちゃんは「いいよ」と黒いブラをぺろんと外して見せる。現れたのは、神々しいほどの美しさをたたえたオッパイ…。その先端にはかわいらしいピンクの乳首がそそり立っている。
「いっぱい気持ちよくして♥」
リサちゃんに促され、俺はそのうっとりするような乳房におそるおそる手を近づけ…ゆっくりとわしづかみにしてみる。
(うわっ!?やわらけぇ!この夢みたいな感触何?)
こ、これが思い焦がれていたオッパイの触り心地なのか!ああ、神様!
感動で涙が出そうになる。生きててよかった…
……
いつの間にか没入していた妄想から我に返り、俺はその魅惑的なストーリーに胸を高鳴らせた。
(ヤ…ヤベェよ…そんなの最高過ぎる…)
(ああ、リサちゃんとのデート楽しみだなぁ…)
(ワクワクが止まらないよ…ムラムラも…)
(早く連絡来ないかな…)
俺がそう思った直後、テーブルの上に置いてあったスマホが着信音を響かせた。
一瞬びくっとした後、その画面に表示されている「リサちゃん」の文字を見て、俺は緊張でドッキドキになる。待ちに待ったリサちゃんからの連絡だ。
(き…来たーっ!)
俺は震える手でスマホを拾い上げると、一度ゆっくり深呼吸をしてから、通話ボタンを押した。
次回は水曜に投稿する予定です。