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第五十三章 初めてですよ、ここまで人様をコケにするオーブンは

「スカー、スピー。」

まったくため息ついた割には布団に入って5秒で寝やがって。ま、もう11時だし寝ないとな。そう思いながらすさまじい跳躍力でベッドに50cmほどめり込んで寝るのであった...

『チーン!ドンガラガッシャーン!スットコドッコイ!アンポンタン!チーン!ドンガラガッシャーン!スットコドッコイ!アンポンタン!』

「うっせぇぞこのドグサレオーブンがぁ!」

まったく、なぜ止めに行かなきゃならんのだ。

『チーン!ドンガラガッシャーン!スットコドッコイ!アンポ、ロクデナシー!』

あ?誰か止めたみたいだな。もーどろ。

『チーン!ドンガラガッシャーン!スットコドッコイ!アンポンタン!チーン!ドンガラガッシャーン!スットコドッコイ!アンポンタン!』

殺すぞぉ!あんにゃろめぇ!と俺はまたしても階段を降りオーブンへ向かう。

『ロクデナシー!』

止まった、と思わせてもう一回起動する気だろあれ。と俺はここで待機すること15分...鳴らねえじゃねぇか!クソが。さてと、ベッドに戻り今度こそ寝る、

『チーン!ドンガラガッシャーン!スットコドッコイ!アンポンタン!チーン!ドンガラガッシャーン!スットコドッコイ!アンポンタン!』

あぁぁ!もう許さん!情け無用の男、俺!今度こそ自分で止めてスクラップにしてやる!と怒り心頭の俺がもう一回階段を降りる。そして台所に着いた瞬間近くにあった麵伸ばし棒を手に取りぶっ壊しに向かう!

「野郎オブクラッシャー!」

「うっさいのよぉ!」

『『ゴン!』』

なんか音が鈍いような...

『ドサッ。』

あ!やっちまった!

「あ!!!アンナのお父さん!」

「どうやらオーブンを直そうとしていたみたいだな。やりやがったなお前。」

「ア、アタシはやってないわよ!ただの手刀だから!」

「ハイ手刀で殴った言質いただきましたぁ!」

「は、図ったわね!」

ぎゃーぎゃーわーわー。ㇺッ!後ろから足音!

「セイ...君が...やったのかい...?こんなにも親切な人を...」

と震えながら聞いてくる。

「違う!サルラが勝手に!」

「だから違うってば!」

「なら僕が君を弁護するよ...」

『ヒトゴロシー!』

「お前は黙ってろ!」

『ゴォォォォォォォォォォォォォォォン』

除夜の鐘かてめぇはぁ!ん?なんだ?ついに外までうるさくなってきたか?

「さぁ今回も世界のどこかでゴングが鳴ったぁ!デーモンズデスマッチ、今、開始ぃ!」

ここで俺の怒りゲージは当社比10倍の容量にも関わらずいま限界を迎えたぁ!

「うるっせぇんだよ!全員ぶっ殺してやる!」

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