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大罪と断罪  作者: 夜泉花
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プロローグ

絶対言語兵器が無力化され大国間におけるパワーバランスが崩れさり、4000年と言う人間同士が戦い少しずつ積み上げ達成されたはずの平和な世界は、再び戦争の世界へとひき戻された。


『そして、そいつは引き起こされた。』


ある大国における一人の天才がパンドラの箱を見つけてしまった。


その天才は理論に基づき思考した。

論理的思考の結果その箱を有効に活用できれば、戦乱に染まった世界を元にもどせるという結論に至った。


その天才は、「このせかいをへいわにもどすほうほうをみつけた、ただしすべてのくにで、微小の犠牲があるだろう。それでもいいなら、このぎじゅつをへいわのためにつかおう」と

敵の国に対しても味方の国に対しても同じように問いかけた。


賛成、静観、が返答として帰ってきたが反対は一つも無かっため天才はパンドラの箱を開けることにした。

パンドラの箱を開き遥かなる世界の向こうにある、世界のヒビ割れより『そいつ』をひきずりだした。


その結果、天才の計算通り世界から戦争は失われた。


ただ、戦争が失われた日、世界人口の二分の一である10億の人間はその世界から姿を消した。


その10億の中には天才も含まれていた。


天才の計算がどこまで、正確であったのか、それは闇の中へ消えた。





10億の人間が消えた事件は『娠気』と呼ばれその日から、鏡花の森より、『そいつ』の子供達であるといわれる『魔獸』が出現するようになった。


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