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毎日記念日のお部屋

11月1日【犬の日】

作者: スタジオ めぐみ

私はペットを飼ったことがない。

いつか猫か犬を家族として迎えたいと思っているがなかなか叶わないままだ。

叶わないので黒柴の抱き枕を愛でている。

旦那がハグしてくれないから、寂しい時はこの黒柴の抱き枕をハグするんだ。

最近では、旦那も抱き枕を欲しがるようになった。


なぜ?

私が抱いてあげるよ?


黒柴の抱き枕を買ったお店に行ったら、抱き枕はなかった。

旦那は代わりに、黒柴のまん丸クッションを購入した。

私の抱き枕には羽柴と名前がついている。

まん丸クッションもタグに【はしば】と書いてある。

同じ顔で形が違うだけ。

まん丸クッションの羽柴は、くろまると呼んでいる。

旦那はお昼寝する時クッションのくろまるを枕に、抱き枕の羽柴を抱えて膝掛けを体に身に纏い寝る。

とても幸せそう。


いつか黒柴をお迎えしたいな。

いろんな事情があり今は飼えない。

ペットを飼ったことがないので、覚悟も足りていないのかもしれない。

ペットを飼うことは、命を買うことのような気がして、それが少し怖くて先延ばしにしている部分もあるのかもしれない。


久々に友達の家に行って犬の散歩したいな。

パピヨン、コーギー、ダックスフンド、私の周りはみんな犬を飼っている。

ないものねだりかもしれない。

病院の話やペットロスの話など聞くと悲しくなる。

命は生きてる間はそこに当たり前にあって、亡くなってその当たり前の大きさを知るのだ。

私はそれを知るのも怖い。


今は羽柴とくろまるを大切にしようと思う。


旦那には、私より長生きしてほしい。

できるだけ多くの時間を一緒に、変化はとてもゆっくり、毎日が平和に過ごせればいいなと思う。

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― 新着の感想 ―
[一言] 素敵なエッセイですね。 ほっこりしました!
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