表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

掌編小説集7 (301話~350話)

泥棒

作者: 蹴沢缶九郎

帰宅すると、そこにあるべきはずの物がなかった。最新の家電製品、通帳、貯金箱に金庫まで…。金の匂いがする物はあらかた姿を消していた。なんという事だ、泥棒に入られたのだ。絶望で目の前が暗くなるのを感じた。

とりあえず、犯人の侵入経路を確認すると、ベランダのガラス戸が、錠前の部分を中心に三角に割られていた。なるほど、犯人はどうやらここから部屋に侵入したようだ。

自分の部屋を荒らした犯人に、強い怒りと憎しみの感情を抱きながら、盗まれた物を取り戻すが如く、私は再び泥棒に出掛けた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ