――初戦闘――
これから末永くまったりお楽しみください。
ダイブインして目を開けるとそこは見知らぬ街だった。
当たり前だけど…
とりあえず私はメニューから飛行箒を出して股がってみる。
―飛行しますか? yes/no―
と出たのでyesと押す。
すると空中に浮いた。
浮いたと言っても精々10㌢程浮いた程度だが「前へ進め」と言うとノロノロと前へ進み始めた。すると〔飛行〕のレベルが上がった。
〔飛行〕で町をキョロキョロしながら進んで行くと女性NPCに声をかけられた。
『何をそんなにキョロキョロしてるんです?』
「道具屋さん、探してるの…」
『初心者の人?お名前は?私はトールと申します。』
「私、シュリーです…よ、よろしくなの…」
『では私が道具屋まで案内しましょう。あ、その前にフレンド登録しましょうか?』
「私、で、いいの…?」
『はい。よろしくお願いしますね、シュリーさん』
「ん」
私はフレンド登録の仕方を教えてもらいながらトールという名の女性NPCとフレンド登録した。
そのあと、15分位進むと道具屋にたどり着いたので、私はとりあえずピッケルと研磨台とマルチツールとパン3個購入した。
『採掘に行かれるのですか?』
「ん」
『採掘ポイントは、この先を10分ほど歩いた場所にありますよ』
「ありがと…」
『いえいえ。では行きましょうか』
「ん?」
疑問に思うが採掘場所に案内してくれるようなので、とりあえず私は素直に案内されておいた。そのおかげで直ぐに採掘場所を発見出来た。
到着した場所はライン鉱山。
とりあえず私はまずピッケルを取り出し鉄鉱石が埋まっている場所をトールさんに教えてもらい、掘り出していると鉄鉱石が4個採掘できた。
―スキル〔採掘〕を取得しました。―
スキルを取得した。
鉄鉱石×4 レア度1
鉄の鉱石。このままでは使えない。
するとラビットが3匹にスライムが4匹が現れた。
『杖を出して魔法で戦えばいいのです。』
私は頷きながら、メニューから杖を出す。
構えると頭の中に呪文が浮かんできた。
杖を敵モンスターに向け叫んだ。
「《ファイヤーボール!》」
スライムに当たったが一回じゃ流石に倒せなかったのでもう一度、《ファイヤーボール》をお見舞いしたらスライム1匹を倒せた。ラビットが3匹私に向かって物凄い顔で突っ走ってくる。私の一歩手前で3匹のラビットは跳ねたので《ウィングショット》で吹き飛ばしてからラビット3匹が地面に落ちるタイミングを合わせて《ボム》という広範囲爆発系の地魔法をかましたあと、杖で3匹のラビットを何回か物理的に叩いてから最後にファイヤーボールをお見舞いしたらラビット3匹のHPが無くなった。
そのあと残っていたスライム3匹を倒すのに5分と掛からなかった。使っていなかった四大魔法の一つである水魔法の《ウォーターボール》で倒しておいた。すると〔四大魔法〕のレベルが4上がった。
メニュー欄から自分のステータスを確認するとHPが30に、MPが70に減っていたので私は急いでポーションを1本取り出しゴクゴクと飲んだ。
ちなみにボーナスポイントには20入り、スキルポイントには5入った。
「に、苦い…」
すさまじく苦すぎた……。
そのあとまた採掘を再開して鉄鉱石8個と銅鉱石5個採掘すると〔採掘〕のレベルが3上がった。そして最後に来たのは…
―種族レベルが上がりました。―
シュリー 魔族Lv.2(+1up) ♀ 15
所持金:1,500G
HP:40/60(+10up) MP:120/180(+10up)
ATK:3 DEF:3
STR:3
DEX:3
AGI:3
INT:50
VIT:50
ボーナスポイント:20
スキルポイント :5
種族スキル
〔四大魔法Lv.5(+4up)〕〔魔法陣Lv.1〕〔飛行Lv.2(+1up)〕〔研究Lv.1〕〔魔法の才能Lv.3(+2up)〕
メインスキル
〔採掘Lv.4(+3up)〕〔〕〔〕〔〕〔〕〔〕〔〕〔〕〔〕〔〕
控え:なし
その他
〈ポーション4本〉〈飛行箒〉〈解体ナイフ〉〈ピッケル〉〈研磨台〉〈マルチツール〉〈パン3個〉〈鉄鉱石12個〉〈銅鉱石5個〉〈ラビットの肉3個〉〈ラビットの皮3個〉〈スライムの液4個〉〈スライムの核4個〉
フレンド
[トール]…最初の町で最初に知り合った女性NPC。
装備
頭部:尖がり三角帽子
首 :なし
体 :長袖の黒い布ワンピース
足 :黒の普通のブーツ
武器:杖 ATK:4
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スキル〔採掘〕…消費スキルポイント:2
レベルが上がるにつれて様々な鉱物を採掘出来ます。
〔鍛冶〕や〔研磨〕などの生産系のアイテムには
必須です。