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鉄打ちの勇者  作者: 氷雪
序章
6/6

ステータス

「つ、疲れた…………」

無駄に豪華なベットに倒れこみながら呟いた

「勇者様…緊張しすぎです…」

俺が一人になったからかベットに座るように自称か「本物です」…自称本物の神が現れた

「いやさぁ、なにあのガチガチ空間肩身狭いし空気重いしさぁ……」

うぅ……王様との会話を重い出すだけで嫌な感じに……

「はぁー……」

しかも勇者の剣とか言わされて渡されても別に特別な力感じられないしさぁ

「はぁぁ……」

しかもしかもそもそも持てなかったしさぁ

「はふぅ……」

しかもしかもしかも……

「勇者様、ため息うるさすぎです」

「だってさぁ……」

だって

「なんで俺は明日決闘なんかしなければいけないのさ!!!!」

そう、明日俺はここの城の騎士団長?という奴と決闘しなければいけないのだ

勇者の剣持てないのに勇者名乗るっている時点で追い出されても仕方がないほど不審だけど姫の顔もあるし決闘で力を見せろ……ということらしい

「どうやっても勝ち目ないんだけど……」

「とは言われましても……あ、」

だるーんとベットに転がってると神が何か思い出したように声を上げた

「んー、どうした自称神?」

「自称じゃないです、そういえばステータスについて教えてなかったなーと思いまして」

「ステータス?」

「はい、ステータスです、ゲームとかでよくあるやつですね、勇者様がこちらに来た時に強さの確認方法として見られるようにしたんですよ。普通は見れませんからね?」

ステータスか……どうやって見れるんだろうと思うと視界に薄い文字が浮かんできた

【level:2】

NAME:unknown

job:smith second job:brave

HP:96

SP:80

MP:100

ATK:18

DEF:19

INT:8

RES:15

SPD:12

…………?

「見にくい、日本語で」

視界に浮かんでいた文字が変わる

【レベル2】

名前:不明

職業:鍛治士 副職:勇者

体力:96 技力:80 魔力:100

攻撃:18 防御:19

魔法攻撃力:8 魔法防御力:15 速度:15

んー、レベルが低くて何を伸ばせばいいのかわかんねぇ…というか俺の職は鍛治士だったのか

俺が剣を見た時ステータスがわかったのは鍛治士の方の力か?

そう思ったとき文字が切り替わった

スキル

【職:鍛治士】

匠の目:B

加工:C+

以下未取得unknown

匠の目、これかな?武器のステータスが見れるようになるのは

と文字が変わる

【職:勇者】

観察眼:A

結束:C-

聖剣の選手:未取得

以下未取得unknown

ここの辺のスキルはわからない……けど多分聖剣の選手せいけんのえらびては勇者の剣を持つためのスキルだろう

また文字が変わる

【職:unknown】

unknown:SS

unknown:EX++

以下未取得unknown

なんだこれは……

殆どの情報が見れないのに無駄にレベル高いな……というか3つ目の職があるのか……?

とまた文字が変わる

【複合職スキル】

慧眼:D

以下未取得unknown

慧眼……ってなんだ?

「慧眼とは」

文字が切り替わる

【慧眼:取得条件 ◯◯+観察眼】

〔戦闘相手の武器などのステータス、本人のステータスを見ることができる〕

これは……ひょっとしてかなり有用なスキルなのでは?

「よし!」

俺は勢いよくベットから立ち上がるとドアの前に立っている兵士に声をかけた

「ねぇ、風呂入りたいんだけどあと用意して欲しいものが……」

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