第三十二話 マジックスクール D×D
俺はゼフツとガノシュタインの話を盗み聞きしてから、しばらく頭の中を整理した。
取り敢えず、今回ばかりは図らずも危機を回避したということでいいのか。
クシャトリアがここに居ることが知られるということは、こちらの手の内を明かしたようなものだが、それでゼフツ達の計画が狂ったというのも事実。
これから解放軍の動きにより注意を払う必要があるかも知れない。
とかなんとか言ってもホントはこんなにこんなに熱がある。
体温測定値ピンチである。
ひとまずこの後は観客席でゆっくりすることに決めた。
俺は手に持ったジュースのグラスを空にして、会場の中に戻った。
会場内に戻った時には既に国王や姫、ゼフツを含む来賓の姿はなかったが、依然ガヤガヤして人が多い。
この会場にいるほとんどの人間がウサギ、もといクシャトリアを中心に囲んで興味深々に思い思いに質問や話をしている。
クシャトリアは我関せずといった様子で並べられた料理に夢中だ。
その人混みから少し離れた所でノノの姿を見つけた。
観客席に戻ることだけを伝えようと、近寄った時だった。
「おじいちゃんにはもう関係ないでしょ!? もういいからあっち行ってよっ!」
気持ちの良い夜に似合わない怒鳴り声が聞こえた。
その声の周囲だけが一瞬静まり返ったが、すぐにまた騒がしさを取り戻した。
近づいてみると、怒鳴り声の主はソーニアであることがわかった。
怒鳴られたのはノノ。
ノノはどうすればいいのか分からないといった様子で、オロオロとして、「あの」とか「いや」とかどもるばかりで、言葉を返せずにいた。
弱腰になったノノがソーニアから目を背けてしまい、その際に俺と目が合った。
「あ、アスラ君・・・・・・」
「え、アスラ? 私との試合を棄権した・・・・・・」
ノノは俺の名前を呼んだことで、それに釣られたソーニアの目も俺の方を向いた。
「も、もしかしておじいちゃん、そのアスラと知り合いなの?」
「あ、ああ。ここに来る途中に知り合ってね・・・・・・」
これは良くない展開だ。
少なくとも、ノノの立場を悪くするし、俺としても大変好ましくない。
何故なら。
「も、もしかして私を勝たせるためにアスラに棄権させたの・・・・・・?」
「えっ!?」
「おい、それは違うぞ、ソーニア!」
ソーニアを応援するノノが、ソーニアの対戦相手である俺と繋がっていた。
そして試合を棄権した俺に不信感を抱いたソーニアが、俺とノノの繋がりを知った時、どう思うか。
結果、こうなった。
「うるさい! 聞きたくない! 2人共大っ嫌い! 2度と近づいて来ないで!」
俺がソーニアの考えを否定するも、虚しく一蹴される。
そう言って俺達に言葉を投げつけたソーニアは、早足で足音を大にしてその場を去っていった。
背中が「私、怒ってます」と雄弁に語っていた。
その背中を見送ったノノは、ただ茫然自失としていた。
「ごめん。ノノさん」
俺はてっきりソーニアと仲の良いものだとばかり思っていた。
でも孫と祖父が必ずしも仲良しというわけではない。
少なくともソーニアは友好的ではないようだ。
「いや、悪いのは私さ。アスラ君が気にすることではない」
そう言って肩を落として去っていくノノの背中は、孫とは対照的で力なさげで、「私、落ち込んでます」と言っているようだった。
俺はそんなノノの背中を「私、気になります」と言わんばかりに心配になって、追いかける。
俺とノノが観客席に戻った頃には、後夜祭は終わりを迎えるところだった。
******
『みなさんお疲れ様でした。これにて第89回魔法学園対抗戦を終了します。順次、係員の誘導に従いご退場下さい。なお、上位10位に入賞した一般参加のウサギ、アスラ選手は待合室までお越し下さい』
「疲れたなー」
「でも今年の対抗戦は迫力があったな」
「ああ、その中でもウサギはやっぱりすげーよ」
「あんた、さっきからそればっかり。どうせ綺麗な人だったからでしょ」
「う、うるせー!」
アナウンスが会場に流れてから、後夜祭の盛り上がりは段々と冷めていき、観客や選手はそぞろ歩きでゾロゾロ会場を出て行く。
ある程度人の波が引いてから、俺は待合室に向かうつもりでいた。
「ノノさん、先に宿に戻っていてくれ。用が終わったら俺とクシャトリアも戻るから」
「ああ、わかったよ・・・・・・」
依然ノノは元気がなさそうだったが、努めて笑顔を作って観客席を後にした。
俺はそれを見送ってから、観客席を下りて待合室へ向かった。
待合室には既にクシャトリアの姿があった。
俺が渡したウサギの仮面を外して、黒い髪と白い肌、紅い瞳を惜しげもなくあらわにしている。
もう面は割れてしまっているし、今更仮面も必要ないか。
だが、今は他人という関係で周囲には認識されている。
ここは他人行儀に会釈して、少し離れた所で腰を下ろすのが自然な流れだろうか。
と、考えていたところで、学園の関係者と思われる女性が待合室に入ってきた。
「今日はご苦労だった。まさか二人共が10位入賞するとは思っていなかった。おめでとう」
よく見れば、魔法学園の門の前で検問していた女性職員の人だ。
俺達が門に入る前と同様、銀のプレートを持っている。
自分たち主催の対抗戦も無事に終わり、一安心しているところだろう。
「10位以内入賞で学園編入できるということは知っているな? うちの学園には1学年に7つのクラスがある。SクラスとA~Fクラスだ。魔法の実力に応じてそれぞれのクラスに割り振られることになっている」
つまり習熟度別にクラスに入る生徒を割り振っているということか。
俺とクシャトリアはその説明を黙って聞く。
「そこでだ。疲れているところ悪いが、今から実力測定の試験を受けてもらう。その実力に応じて編入先のクラスを決めようということだ。協力してくれ。だが、夜も遅い。試験も簡単なものにして、魔力量の測定でクラスを決めることとする。では、ついてこい」
女性職員は俺達のいやおうなしにさっと身を翻すと、俺達がついてくることを確認せずに待合室を出て行った。
俺はクシャトリアにアイコンタクトを送り、少し急いで女性職員の後を追う。
しばらくしてから、クシャトリアが俺達に追いついた。
俺とクシャトリアは女性職員の後に無言で続く。
と思いきや、クシャトリアは女性職員に食ってかかった。
「おい、試合直後の魔力測定なんて、十分な実力は測れないんじゃないか?」
「ああ、その通りだ。だが心配無用だ。魔力の測定はこの試合で消費した魔力量も加算される。減った分も魔力量として計測できる施設があるから、そこは安心してくれていい」
「そうか・・・・・・わかった」
なるほど、と思った。
それならば文句はない。
クシャトリアも満足とばかりに、それ以上口にすることはなかった。
会場を抜け、会場から少し離れた学園の施設の方へと向かう。
対抗戦の会場となっている建物以外で、この学園内の建物は全てレンガ造りになっている。
この魔法学園の門をくぐってから、南側が会場、北側に主な学園の施設が並んでいる配置だ。
会場から出ると真正面には大きな時計塔があった。
月に照らされて幻想的な風景だと俺は思う。
時計塔の横を通り過ぎ、そのすぐ奥の大きな建物の中に入る。
「ここは魔法を授業で実際に使用する時に利用される施設だ。放課後などで個人の魔法の鍛錬のためにも使えるから覚えておくといい」
建物の内装は一面レンガの外見とは異なり、白いタイルの床と、白い柱と壁で覆われていた。
前世の世界、つまり地球で言う大理石に近い質感だ。
天井までの高さは10メートル近くあり、建物の大きさとしては日本の学校の体育館くらいある。
天井のすぐ下に設けられている小さな窓からは外光がうっすらと流れ込んでいる。
「この魔法学園に入学する者はみんなここで試験を受けている。そして、お前達2人にもここで試験を受けてもらう。床をみろ。魔法陣が描かれているだろう」
俺は言われた通りに下をみる。
確かに唐草模様が床に浮かび上がったり、外から入ってくる月明かりに照らされて見え隠れしたりするのが見える。
「この魔法陣には様々な機能がある。対抗戦の会場と同じように魔法による肉体ダメージを精神への攻撃に変換したり、人の持つ魔力量を測定することもできる」
つまり、今回の試験はここで魔力量を測定してクラスに割り振る目安にしようって目的というワケだ。
ははは、だが残念だったな。
俺はSクラス確定だ。
魔力量だけでは誰にも負けない自身はある。
少なくとも、ここの生徒には。
先の対抗戦でクシャトリアと対戦したメイガス? いや、メイソムニアックって名前だったかな。
メイ・・・・・・なんとかという生徒は100万の魔力でAクラスだと試合中に言っていた。
俺は確実にそれを上回っている。
別に増長するわけではないが、それだけの努力は積んできたつもりだウハハ。
・・・・・・増長じゃないから。
「もう夜も遅い。さっさと済ませよう。ウサギ、お前からだ。このサークルの上に立て」
「・・・・・・」
女性職員は床に青白く浮かんだサークルの魔法陣を指差して、クシャトリアを促す。
クシャトリアは女性職員を一瞥し、無言でサークルの上に立った。
するとサークルの青白い光がより眩く発光して、2、3秒激しく光った後に女性職員が持っていた銀のプレートから、ぴこん、と音が鳴った。
すかさず、女性職員はプレートに目をやる。
「ま、魔力4千万!? 化物かお前は!?」
どうやらサークルの魔法陣が読み取った個人の魔力量は、銀のプレートに数値として表示されるようだ。
「ま、まじかよ・・・・・・」
女性職員は今にも腰が抜けそうな程に驚愕していたが、俺も素直に驚いた。
クシャトリアってこんなに魔力高かったんだ。
まあ王級精霊だしな。
いや、さすが王級精霊と言うべきだろうか。
兎に角凄い魔力量だった。
「も、文句なしのSクラスだ・・・・・・次、アスラと言ったな。お前の番だ」
「わかった」
「お前。今はいいが、先生には敬語だ。貴族じゃないにしてもエアスリルの学生である以上、入学までには礼儀作法を身につけておけ」
「・・・・・・はい」
なんで俺だけなんだよ。
さっきクシャトリアも普通に礼儀欠いてたじゃんかよ。
ちょっと出鼻をくじかれて、恥ずかしい空気になったが、まあいい。
俺の魔力は変わらない。
クシャトリアが言うには、しばらく魔力を吸い続けても全く魔力の底が見えないくらい膨大な魔力だ。
今度は本当に腰を抜かしてしまうかもしれんぞ? セ・ン・セ♪
俺はサークルの中に踏み入れる。
クシャトリアの時と同様、サークルが激しく光り始める。
俺はすまし顔で測定を終えて、自信満々というのはこの事だと実感する。
ぴこん。
また銀のプレートから音が鳴る。
「で、先生? 俺の魔力はいかほどでしょうか?」
「うむ。魔力量35万だ。Dクラスだな」
・・・・・・。
「すみません、先生。ちょっと聞き取れませんでした。今なんて言いました?」
「一度で聞き取れ馬鹿者。魔力量35万のDクラスだ」
「・・・・・・ソですか。ありがとうございます」
何故だ。
今世紀最大のミステリーだぞコレは。
アンビリーバブルな上に世界仰天ニュースを超越するぞ。
何故俺の魔力は35万なんだ。
2年前の俺より遥かに低い数値だ。
そんなハズはない。
2年前、クシャトリアと洞窟であった時には100万はあった。
それからの2年間で確実に、爆発的に魔力は増大したはずなんだ。
Sクラス直行コースだろうに。
なのに、どうして。
「ちょうど1週間後にここの生徒の学年は1つ上がる。それまでの1週間は春季休暇だ。その間に寮に入る準備を済ませるといい。学園の敷地への出入りは自由だ」
俺の魔力が減った原因が見当たらないまま、話は進んでいく。
視界の隅ではクシャトリアが妙にオロオロしているのが見える。
何かを俺に伝えようとしているが、目の前の教師に知り合いだと悟られるのを避けるために努めて口を噤んでいる。
「ウサギ、今のお前の名前は偽名だな? 生徒登録があるから編入までには本名を教えろ。では、2週間後の朝にまた会おう」
伝えることだけ伝えると、その女性職員もとい女教師は試験の建物をさっさと出て行ってしまった。
必要なことだけして、颯爽と去っていく。
まだ後夜祭が終わってから1時間くらいしか経っていない。
本当に仕事をしているっていのはあんな感じなんだろうな。
俺達も宿に戻るか。
もう他人ごっこもおしまいにしよう。
「クシャトリア、戻るぞ」
「・・・・・・うんっ」
なんて嬉しそうに返事をするんだクシャトリア。
思わず俺まで嬉しくなってしまうじゃないか。
断じて今日1日話が出来なかったから寂しかったワケではないぞ断じて。
******
俺とクシャトリアは宿に戻ると、風呂に入った。
この宿の風呂は1つだけで、共用になっている。
ちょっとした銭湯のようなものだ。もちろん男女別。
銭湯と言っても、この世界の風呂は中々ハイセンス。
どこぞのテーマパークの温泉にでも来ているようだ。
大きな湯船はもちろん、シャワーまである。
内装も清潔感があり、気を遣われている。
そんあ風呂で今日の身体の疲れを癒してから、部屋で小食を摂った。
後夜祭でクシャトリアはある程度食事をしたので、洞窟にいる時のように大食いする程の食欲はなかったようだ。
その後はノノに挨拶をしに行った。
ノノは隣の部屋だ。
こんこん。
「ノノさん、まだ起きてるか?」
ノックをして間もなく、ノノが扉を開けて顔を出した。
「アスラ君・・・・・・。もう身体はいいのかい?」
「ああ。だいぶマシになった」
本当は俺にはまだ熱があった。
しかし、それも今朝と比べるとかなり熱が下がっており、身体もある程度は楽だ。
ただの風邪だったようだ。
初めは割と高熱が出たから焦ったが、しばらく休めば1日程で治る風邪だった。
とは言ってもまだ完全に回復したわけではない。
試験で俺の魔力が異常に低かったことも気になるが、今日のところは寝る旨をノノに伝えて部屋に戻るとしよう。
「ノノさん、俺もう寝るよ」
「ああ。そうだね。まだ熱もあるだろうし」
「うん。じゃあ、おやすみ」
そう言って、俺が自室に戻ろうとした時、まだ部屋に戻ってなかったのか、ノノに後ろから良い止められた。
「アスラ君」
「ん、まだ何か用でも?」
「ああ、今日の孫とのことだけど、一応、他言無用でお願いするよ」
「元よりそのつもりだけど、ソーニアと何かあったのか? 無理に話さなくてもいいけど・・・・・・」
一瞬、ノノは下を向いて逡巡した後、再び俺を見据えて、それを断った。
「すまない。今はまだ・・・・・・。また、今度話すよ。王都まで馬車を使いたいっていう依頼がない限り、ウィラメッカスにいるから」
困ったような笑みを見せて、ノノは言った。
あまり詮索はしない方がいいか。
落ち込んでいたようだし。
「わかった。気が向いたらでいいよ。おやすみ」
「ああ、おやすみ。アスラ君」
今度こそ、俺は部屋に戻った。
「あ、アスラ・・・・・・」
クシャトリアは俺のことを待っていてくれたみたいだ。
犬みたいなヤツめ。
「俺はもう寝るけど、どうする?」
「私も寝よう」
クシャトリアは即答し、俺は部屋の明かりを消した。
やっと休める。今日は長い1日だった。
俺はベッドにもぞもぞと入る。
と、そこで違和感に遭遇する。
「クシャトリア、お前のベッドはあっちだ」
「いいじゃないか。今日1日一緒に入れなかったんだ。寝るときぐらいいいだろう?」
まあ、いいけどさ。
別にダメってわけじゃない。
自分の契約精霊とは言え、女の子と同衾できるビックチャンスなのだ。
我が下心に言わせると、是非お願いします、だ。
「この甘えん坊め」
「・・・・・・」
暗がりで確信は持てないが、心なしかクシャトリアの顔は落ち込んでいるように見えた。
思えばいきなり一緒に寝たいだなんて言い出すのも変だ。
「なにかあったのか?」
「あの・・・・・・試験のこと・・・・・・」
急にクシャトリアの歯切れが悪くなった。
「試験? まあ、確かに俺の魔力が激減してたのは疑問だけど、そのことか?」
弱々しくクシャトリアは頷く。
「・・・・・・私が試合でアスラの魔力を大量に吸ったし、その後もいつも通り継続して魔力吸ってたから私の魔力は増えたけど、アスラの魔力は減って、それで・・・・・・」
試験の時にオロオロしていたのはそのせいか。
「なんだそういうことか」
クシャトリアと契約すると、魔力が減ったときの倦怠感や身体の不調を感じることがなくなると言っていた。
クシャトリアが契約者の魔力を存分に吸うためだ。
俺が熱による身体のダルさを感じていたのも相まって、魔力の減りを身体が認知出来なかったんだろう。
しかしクシャトリアがノクトアとの試合において、俺から魔力を吸い始めた時には、確かに魔力の減りの実感はあった。
でも、それはクシャトリアの管理できるキャパシティーを超えた分の魔力を俺が持っていただけのこと。
逆に言うと、俺はクシャトリアが管理しきれない程の魔力を持っていたのだ。
その管理しきれない分の魔力にクシャトリアが手を付けたもんだから、俺は魔力が減る反動で倦怠感を覚えた。
でもその後はそれっきり魔力の減りを感じることはなくなったし、熱で倒れた後もクシャトリアから魔力を吸われ続けた。
だから俺の測定された魔力は35万という数値を叩き出した。
そういうことだろうか。
「まあいいさ。俺にはクラスなんかよりももっと大事な目的が学園にあるんだ。気にするな」
「ああ、アスラは優しい・・・・・・」
ふん。
サイノーシスの催眠効果のせいだとは言え、この可愛さはもはや兵器だな。
明かりを消した暗闇の中で、2人の声だけが響く。
ウィラメッカスの街は商業区や居住区がきっぱりと分かれているから、宿の周辺は夜になると静かだ。
「俺もノクトアとの試合でクシャトリアを放電でサポート出来なかった。すまない」
「それこそ気にすることではないだろう? 相手が悪かったそれだけだ」
いつからそんなに気遣いができる娘になったんだい?
わたしゃ嬉しいよ。
疲れたとか、熱があるとか言っておきながら、なんだかんだで俺とクシャトリアはベッドで横になりながら、しばらく会話を楽しんだ。
俺は契約している精霊とのコミュニケーションも大事だろうという程度の会話だったが、そう考えていたのは俺だけで、こういう積み重ねが後々重大な変化に繋がるとは誰も予想していなかった。
そう、誰も。




