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3話 勉強しつつ、父親から短剣を習う

投稿します。よろしくです。

何かアドバイス頂けたら嬉しいです。

誕生日パーティーから5年の時が流れた。既に私は6歳です。兄のラウは王都の学園の寮に住み入学して子爵領にはいない。学園を卒業するまで長期休み以外は戻って来ない。代わりに父親が軍を退役して戻って来ていた。王国第三騎士団副団長だったらしい。実はかなり凄いそうだ。これからは子爵軍の育成や統治を軍団長と行っていくらしい。


私も兄と同様に王都の学園に通うことになっているので、現在は家庭教師から勉強を教わっているところだ。


「セイントフォース大陸は3つの国と未開の地に分かれております。我々が住んでいるのが、ここ大陸の南東に位置するアトラス王国です。西にウェイン公国がありここは小国になります。現在、我々の国と友好的です。北に蛮族が住む山地があり、我々の国に頻繁に攻めてきています。騎士団を派遣して対応していますが、なかなか被害は減りません。最後に北西に大陸最大のアスラーン帝国があります。」


「セイントフォース大陸の外はどうなっているの?未開の地の先は?」


「まわりは海に囲まれております。未開の地の先はわかりません。蛮族がいるため容易に通れないでしょう。海かもしれませんし、陸続きになっていれば、いつかその先がわかるかもしれませんね。蛮族は戦闘民族なのでとても強いですが…。」


平日の日中はすべて家庭教師からダンスを含め、貴族としての一般教養を習っている。10歳から通うことになる学園入学のための準備である。高い教養を身につけて、いいところに嫁に出されるのが幸せと母親が言っていた。確かに相手次第だが、幸せになれるかもしれない。しかし、前世の記憶があるため違う道を選ぶつもりだ。私は男に依存し過ぎず、強く生きます。


この国の平均寿命はおそらく短い。40代まで生きられれば十分と言われるくらいである。食料事情や医療の未発達も原因である。病気になれば助からない。私もこんなにお金をかけて勉強させてもらっているが、すぐに死ぬかもしれない。両親だって30歳を過ぎたあたりで、あと10年位かもしれない。今という時を大事にしたいと思う。


1週間は前世と同じで7日あり、その内の2日は勉強も休みである。休みの日に母親と庭で紅茶を飲みながら話していると父親が現れた。


「カタリーナ、ここにいたのか。サラの事で話があるんだが…。なんだサラもいたのか。サラもここにいなさい。」


「ルドルフ、もしかしたら鑑定の儀式のことかしら?7歳になった子供達が全員受ける、確かラウも受けたわよね?」


「ああ、そうだ。領都にある教会で受けさせようと思う。来週あたりに3人で馬車で行こうか?」


私は興味ないと両親に伝えたが、アトラス王国では近くの教会で寄付金を払い、平民だろうと一応受けなくてはダメらしい。金額はいくらでもいいが、貴族となれば、あまりけちると噂になる。もちろん教会関係者が噂を嫌がらせで広げるらしい。話をもどすが、才能の見極めを早い段階で行い、伸ばす為という表向きの回答である。まして貴族の私が受けませんは通らないようだ。私のステータスは、現在こんな感じだ。



<ステータス>

名前 サラ

年齢 6歳

立場 子爵家令嬢

強さ 剣道 レベル4

HP 35

MP 999

スキル 言語理解(0)、鑑定(5)、威圧(20)、

無属性(50)

※無属性魔法の身体強化やアイテムボックスを利用出来る様になった。


レベルが上がったのは父親のルドルフから護身術の為に短剣の使い方を教わって、自分でもトレーニングを毎日しているからである。自分の体の一部になるくらいまで短剣を持ち歩き使っている。本当は長剣を習いたいと伝えたが、貴族の令嬢に必要ないと言われてしまった。学園に通っている間に婚約して、卒業と同時に子爵家にメリットのある結婚してもらうと両親が言っていた。それが女の幸せだと信じて疑っていない。心の中ではお断りです。ふざけろよ!卒業の頃には私はさらに成長しているので、両親のいいなりにはなる気はありません。まして好きでも何でもない相手と結婚とか無理です。変人だったらどうするの?


現在は父親と向き合っている。お互いに木の短剣を構えて徐々にすり足で間合いに近づいている。父親は私と同じ目つきをしており、何となく嫌だ。今日こそ退治してくれる。ことあるごとに勉強の進捗具合や婚約の話をするので、ムカついているのだ。フィジカルで圧倒的に負けているので、今まで使っていなかった身体強化を発動してスピードで勝つ。


長期戦は不利なので一気に懐に飛び込んだ。父親には消えた様に見えただろうが、蹴りがとんできたので、体を傾けて脇腹に短剣を叩きつけたが、短剣で合わされた。その後も高速できりつけるも決定打にならずお互いの短剣が折れて引き分けで終了になった。外から見ている分には見ごたえのあるスピード戦に見えただろう。


折れた木の短剣を見てから、父親のルドルフは目を丸くしていたが、「今日はここまで。」と言い訓練は終わりになった。「来週は、鑑定の儀式があるので訓練はないだろうな」と思いつつ部屋に戻った。ちなみに父親のステータスを鑑定しておいた。



<ステータス>

名前 ルドルフ

年齢 31歳

立場 子爵家当主 元王国第三騎士団副団長

強さ 剣豪 レベル25(LvMax)

HP 420

MP 170

スキル 威圧(20) 無属性(50)

※無属性魔法の身体強化のみ使える。現役を退いた現在でもアトラス王国内で10本指に入る強さをもつ。



父親のルドルフと母親のカテリーナが庭で先ほど終わった娘のサラとの訓練の後で話をしている。もちろんサラの事についてである。両親は仲が良く、父親は側室を作っていない。子爵家の当主であれば愛人が一人二人いてもおかしくない。中には5人も6人も愛人がいる貴族もいるそうだ。前に父親が言っていた。


「サラはおそらく俺に似て剣術の才能があるかもしれない。親馬鹿と思われるかもしれないが、先ほどの訓練の際に無属性の身体強化をサラは使っていた。騎士団でも使える奴は一握りだ。短剣だが身体強化を使わない俺と引き分けていた。男に生まれていれば喜んで剣術を教えていたんだが…女では不要だろう。やはり、ダメだ。サラには、嫁に出して幸せになってもらいたい。」


「跡取りはラウがいますからそちらは心配ないわ。でも好きに剣術をやらせて、サラが嫁に行き遅れて不幸な思いをするのは辛いわね。鑑定の儀式の後でこの話の続きをしましょう。サラの気持ちも聞いてみたいし。必要なら説得するわ。あなたと同じ目をしているのだから、もしかしたらなるようにしかならない気もするけど。」


部屋に戻ったサラは両親が自分の将来の話をしているとはつゆ知らず、父親が剣術を教えてくれない事に腹を立てていた。教えてくれないなら、勝手に練習をすればいいと思うようになった。「他人に期待するな!自分に期待しろ」と言い聞かせた。倉庫に木剣があるのは知っていたので、手頃なのを拝借する予定だ。


短剣の訓練はもうおしまい。明日からは木剣を振り回して剣道の訓練をやろうと思った。乱取りがしたいと思ったが、相手がいないので瞑想からやろう。何かわくわくしてきたので良かった。あれ?そういえば友達がいまだに一人もいないんですけど…。こんなはずではなかった。まだ、大丈夫だよね。学園に行けば出来る…と思い込んで寝ました。暇な時に領都を散策して友達を探そうかな?積極的に動いていない事に今さら気づいたわ。屋敷にいては、そりゃ友達出来ないわね。考えるよりまずは行動だ。

読んで頂きありがとうございます。

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