17話 学園生活は案外人間関係が大変?
投稿します。よろしくです。
待ちに待った週末です。
引きこもります。なぜなら足が痛いからです。寝る。
剣王メリッサとの訓練から数ヶ月が過ぎた。学園には週に5日ほど馬車で通っており、週末はダンジョン探索を続けている。1日は休息にあてており、ラムと買い物に王都の商業区に出かけている。ルーティンが出来てきて、ストレスも発散できて色々と慣れてきた。
学園の授業は基礎学習が多く、授業中に集中しているので、復習はテスト前だけやればいいと思っている。この体は、のみこみが早いので、理解すれば忘れる事はあまりない。特待生を維持して、授業料をただにするため、日々さぼらず体を鍛えている。剣術に関しては、毎日朝2時間は素振りを繰り返しており、以前よりかなり鋭くなっている。
学園で王女システィア様やルビと時々話す様になってから、伯爵家次男トロルから嫌みを言われる事はなくなったが、すれ違えばこちらを睨みつけているので、一応警戒しておく。奴は学園に通う公爵家ザイールの派閥なので余計に気に入らないのだろう。警戒はするが、相手にしないのが一番だろう。無視だ、無視。
<ステータス>
名前 サラ
年齢 11歳
立場 子爵家令嬢 友達3人 D級冒険者
強さ 剣聖 レベル21
HP 1100
MP 1400
武器 はがねの剣 防具 みかわしの服
スキル 鑑定(70)、威圧(180)、無属性(250)
※無属性魔法の身体強化、アイテムボックス、スラッシュ、神速、カウンター、一刀両断
名前 ルビ
年齢 11歳
立場 侯爵家令嬢 サラの兄の婚約者
強さ 回復士 レベル19
HP 520
MP 880
武器 ロッド 防具 聖なるローブ
スキル 鑑定(40)、聖属性(80)
※聖属性魔法のヒール、エリアヒール、ハイヒール、マジックアロー、マジックバリア
名前 ロック
年齢 18歳
立場 子爵軍中隊長 軍団長ザノの息子
強さ 盾士&上級剣士 レベル22
HP 950
MP 500
武器 鉄の剣と盾 防具 鉄の鎧
スキル 無属性(120)
※無属性魔法の身体強化、身代わり、シールドバッシュは盾士最高の技、挑発、一閃
名前 ラム
年齢 17歳
立場 上級魔術師 子爵軍上級兵士
強さ 魔術師(基礎属性 水、応用属性 氷)
レベル25(LvMax)
HP 340
MP 890
武器 魔術師の杖 防具 魔道師のローブ
スキル 水属性(120) 氷属性(180)
※水属性のウォーターボール、氷属性のアイスボール、アイスシールド、アイスランス、マルチウォーターボール、マルチアイスランス、アイスバン
※アイスバンは、足元を広範囲で凍らせる
名前 バーバラ
年齢 11歳
立場 伯爵家令嬢 D級冒険者
強さ 剣豪 レベル20
HP 990
MP 800
武器 レイピア 防具 騎士団の服
スキル 無属性(50)、アクセル(30) 刺突(80)、気配察知(5)、気配遮断(5)
※無属性は身体強化のみ使用可能、アクセルは使用時に超加速して敵に接近する。
名前 メリッサ
年齢 18歳
立場 王国最強の剣士 B級冒険者
強さ 剣王 レベル37
HP 3900
MP 3300
武器 ドラゴンソード 防具 ドラゴンアーマー
スキル 無双(1000)、無属性(450)
※無属性魔法の身体強化、スラッシュ、神速、五月雨斬り、一刀両断、流星群
ある日、同じクラスの人から、「これ!」と言われて手紙を渡された。これはもしやリア充だけにおとずれるというイベント発生かと思ったが、その人は知らないパイセンから私に渡すように頼まれただけらしい。もしかしたら公爵家の関係の人かもと教えてくれたが、差出人の名前は書いていない。嫌な予感しかしないが、とりあえず休み時間に開けて見ることにした。
「本日の放課後、話がある。公爵家ザイール」と書いてあり困った。はるか雲の上の階級の人からの呼び出しである。王女システィア様か侯爵家ルビに相談した方がいいだろうか。しかし、公爵家ザイールもルビ達と同じクラスだからな。さて、どうしよう。無視して帰るか?別にいいよね?
放課後1人で帰る準備をしていると子爵家と名乗る女性(おそらく学園の先輩だろう)が、私を逃がすまいと迎えに来た。この人も私に逃げられれば立場がないだろうから、仕方なく案内された場所に向かった。授業で使った事のない部屋に案内されると数人の男女がおり、その内の1人は伯爵家のトロルであった。既にため息しか出ない。
「こんな所に呼び出して何の用かしら?さっさと帰りたいんだけど…。」
後ろの扉を閉める音がして、背後に2人立っている。目の前に3人いて、1人はトロル、もう2人は知らないが、偉そうにふんぞり返っているのが、ザイールだろう。もう1人は護衛かもしれない。上級貴族は、年の近い者を護衛として入学させる場合がある。
「言いたいことは1つだ。俺に降れ!この王国は数年後に滅びるだろう。その時に実権を握るのは俺だ。貴様に活躍の場を与えてやれる。さぁ、この手をとれ!」
何らかの根拠に基づいて判断しているのだろう。どうやら駒として私がほしいようだ。生まれ変わった人生において、友達がほしい、信用出来る恋人がほしいとは思うが、初対面の他人のいいなりになる気はない。望まない権力に屈する位なら、死んだ方がまし。おめでたい頭を治してやりたいが、それは私の仕事ではない。
「お断りします。私は王女システィア様と侯爵家ルビ様と懇意にさせて頂いております。どうやら場違いのようで、これで失礼させて頂きます。」
「貴様、ザイール様の優しさがわからないのか?生きてこの部屋から出られると思うなよ!」
顔を真っ赤にさせたトロルが叫んでいる。後ろを向いて扉から出ようとすると声が聞こえた。
「殺れ!」
ザイールの横にいた男が真剣を抜いて猛烈な勢いで私に向かって剣を振り下ろして来た。後ろに飛んでかわしたが、間合いを読み違えたのか肩から下へ斬られてしまった。どうやら後から遅れてもう一度斬るタイプの技でリーチが伸びた様に見えた。前にもリーチが伸びるタイプの敵と戦った事があるのに…避けられない。
斬られたが只で斬られたわけではなく、太ももに隠してあったナイフを脇腹に接近したタイミングで突き刺しておいた。お互いに深手をおっているが、まだ手は動く。すぐ後ろから背中に魔法攻撃を受けたようで痛い。かるい火傷をしたようだ。身体強化発動、久々に全力で威圧を使った。背後にいた2人が倒れた。ザイールとトロルは耐えているだけで動けない。護衛に向かって神速を使い、背後から手刀で意識をかりとった。私が万全ではないので、首の骨は折れなかった。ひびはいったかな?
扉から出て、ふらつきながらアイテムボックスからポーションを取り出して肩や背中にかけた。完全ではないが、いくらか回復した。何てついていない日だろうか。これで完全に目をつけられたので、今後はもっと気をつけた方がいいだろう。服も破れてしまった。王都の店にラムと買い物に行かなくては。
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