11話 王都をラムと2人で散策する!
投稿します。よろしくです。
昨日、3時まで起きてて、6時に起きて、会社に行き、
そして帰ってきた。
ダンジョンに入った翌日は休みになったが、頭の中は初めて入ったダンジョンの事だけ考えている。一種の興奮状態かな?冒険者の中にはダンジョンだけで生活費を稼ぎ、若い内にある程度貯金をして、引退する者もいるようだ。まぁ、大抵の冒険者は稼いだお金を武器などに再投資したり、酒や女に使うらしいが…。その日暮らしであり、夢がない?その先は、ぴんぴんコロリかな。
身支度を整えてから自分の部屋を出て食堂に向かう途中、いつのまにかラムが背後についてきていた。屋敷にいる時は護衛はラムがつくことが多い。ロックは、子爵や自分父親である軍団長への連絡、調整など仕事が多いらしい。ダンジョン探索などしている暇はないのかな?
「サラ様、本日はどうされますか?王都でも散策されますか?」
「ロックは忙しいそうだから、2人で出掛けましょう!さっさと食事を済ませてくるわ。」
メイドに用意してもらったかるい食事を済ませてから、ナイフ1本の軽装に着替えてラムと歩いて王都の商業区を目指している。貴族が住む高級住宅街の最奥に王宮があり、その次に平民の比較的裕福な人達が住む住宅がある。商業区には学園など色々とある。物価がとても高いので、金持ちでないと結構苦しい生活になる。
商業区で商売している連中が必ずしも王都に住んでいるわけではなく、周辺の街や村から商品を売りに来ているだけである事が多い。私も貴族といえど裕福には感じないし。少し裕福な平民と同じ感覚だ。自由に出来るお金は最低限しかない。
住宅街を抜ければ石で立派に作られた王都のメインストリートである。冒険者ギルドには行かないが、純粋に興味があるので色々と見て回りたい。予算は浮いた学費分の金貨100枚である。両親には内緒である。衣食住には困らないだけでは足らない。剣は軍の物を使うように言われているし。早くダンジョンで稼ぎたいな。
「もう少しでメインストリートに入りますが、先に武器屋に行かれますか?」
「そうね。武器屋をのぞいてから、防具屋、その後は美味しい物でも食べましょう。」
昨日も来たばかりの冒険者ギルドが見えてきた。迷子にならないように道を覚えないと...。ラムが前を歩くので、ついて行く癖がついている。冒険者ギルドのすぐ近くの武器屋に入り、木でできた棚に並んでいる商品を見せてもらった。一言で言えば、とにかく高い。馬鹿なの?量産品の剣ですら金貨20枚からする。王都だからという事もあるけど、高い物では金貨数百枚の物まであって、ざっと見て店を出ることにした。
「貴族の端くれでは簡単には手が出せないわ。今後のダンジョン探索で稼ぐしかない。」
念のため防具屋も確認したが、武器屋と同様に高いので、しばらくは軍の支給品で対応する事になった。服屋に入り、下着など探索用に追加で購入した。学園が始まるまでに出来るだけダンジョン探索を進めたいな。
冒険者ギルドのそばにあるカフェでラムとまったり休憩している。人が行き交う様子を観察して美味しいコーヒーを飲んでいる。1杯銀貨1枚するが、場所代も入っているのだろうな。人の流れを見ながら気になる事を聞いてみた。
「ラムは、ロックの事が好きなの?」
「え、はい。」
「縁というのはそんなにないから。大事にしておかないと後で後悔するわ。私みたいにね。」
「…(サラ様はまだお若いですよね?)」
その後は、ダンジョン攻略の計画を立てつつ、コーヒーや追加で甘い菓子を2人で食べていたら支払いが金貨1枚になっていた。たまにはいいよね。カフェを出てから、ラムの案内で大通りから外れた所も見てまわる事にした。道が入り組んでおり、とにかく覚えにくいが、これから通う学園や教会などの特徴のある建物から順番に覚えるつもりです。後で覚える!
「つけられているわね?」
「サラ様も気付かれましたか。3人ほどの男が、一定距離でついて来ています。」
「いちいち相手にしていたらキリがないから走るわよ。ラム、案内は任せるわ!」
突然、細い道を走り出した私たちを追いかけようと3人組も慌てて追いかけてきた。追い付けないと判断したのか、1人は投げナイフをもう1人はファイヤーボールを放ってきた。あらかた女2人で歩いていたので、狙われたのだろう。人身売買の組織の下っ端かな。
後ろを走る私が投げナイフを持っていたナイフで弾き、ファイヤーボールはかわしたがバランスをくずした。見かねたラムがアイスボールを放って、中央にいた皮の鎧をつけていた男を弾き飛ばした。
「ラム、気が変わったわ。私を援護しなさい。こいつらを衛兵につきだしましょう。」
ナイフを投げた男が話しかけてきた。
「いい子にしていれば、おじさん達が楽にお金を稼げる方法を教えてあげるよ。さぁ、こっちにおいで。」
身体強化を発動して一気に距離をつめた。雑魚に技を見せるつもりもない。1人は顔面パンチをおみまいした。面白いくらいふきとんだ。
「きぇ~!」
もう一人は、変な奇声を上げて剣を振り下ろしてきたので、後ろに回転して飛んでかわした。ラムの放ったアイスランスが飛んできて、相手の腹部に刺さった。死んだかもしれないけどいいよね。
内臓損傷の2人と顔面陥没した1人を引きずりながら歩いていたら、かなり目立った。衛兵の詰所までいく必要もなく、巡回中の衛兵につかまり一緒に事情を聞かれる事になった。王都で暗躍している人さらいの一味である事がわかり、情報をはかせて、すぐに処刑される事になった。ざまぁみろ。王都の裏社会は闇が深いので気をつけて下さいと言われた。
屋敷に戻ってから、ロックにラムが報告したところ、不意打ちや搦め手もあるのでこれからは私も一緒に行動しますと言われた。まじか!ラムが席を外したタイミングでロックに大事な話をしておいた。
「ラムがロックの事が大好きだってさ。泣かせたら殺すからね!」と威圧して脅しておいた。
「し、承知しました。サラ様。」
青ざめた顔をしながら、返事をしていたので私は満足である。明日からダンジョンに入ると伝えて風呂に入り寝ることにした。
読んで頂きありがとうございます。
これで連続7話投稿イベントクリアしたよね?




