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目つきの鋭い子爵家令嬢サラ~生まれ変わった人生も鋭く生きていきます!!  作者: 社畜チョコ


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10/29

10話 サラとロックとラムの冒険者登録!

投稿します。よろしくです。

ブックマークありがとうです。


入学試験でボスに負けてから、今まで以上に強くなりたいと思う様になった。私VS護衛のロック&ラムでやる模擬戦がなかなか互角位で勉強になった。ロックがラムを守りながら、魔法を放ってくるので厄介である。ロックだけ狙えば剣技で倒せるが、お互いにカバーし合うので相性がいい。2人とも付き合って、結婚してしまえ。学園を私が5年で卒業する予定なので、その時護衛から外れるだろうから丁度いいな。


そんな模擬戦も1週間もやれば飽きて違う事をしたくなってきた。強くなるため、何か出来ることはないか考えている。少し焦り過ぎか?


「ロック、何か強くなる方法とか知らない?レベルアップとか出来ないかな?」


「サラ様は、今でも十分強いですよ。コネでもあれば騎士団の訓練に参加させてもらえるのですが…。それ以外だとダンジョン攻略ですかね。私はやったことはないですが、魔物が湧くらしく素材をとりに潜るそうですよ冒険者達が…。ただ素行の悪い平民が多くて、あまりお勧めできませんね。強くなるだけなら、お金も稼げるので一番かもしれません。実は、ダンジョンがここ王都にあるんですよ。」


「今すぐ準備して冒険者ギルドに行きましょう。ギルドに入れば、ダンジョンに入れるという事でしょ?」


「サラ様、ダンジョンに入れるかどうか不明ですので、今日のところは私とラムで話を聞いてきますので、お待ち下さい。出来れば学園入学の準備をして頂ければと思います。」


「はぁ〜わかったわ。このお金で2人で美味しいものでも食べてきなさい。今日は屋敷から出ないから、護衛は不要よ。」


笑顔で2人を送り出してから入学準備を始めた。次席に選ばれたので、実は向こう1年間の学費が無料である。父上から持たされた学費のお金が実は浮いている。つまり教材の費用、ダンスの授業で使うドレス、少し贅沢な食事や剣や鎧や杖に費やす事が可能だ。ダンジョンで元がとれれば別に父上に返してもよい。あ〜やっぱり返さない。お金に余裕があれば、先程のように金貨1枚持たせて、少し高級な店で食事も出来る。成績を維持して、学費を無料にして父上からお金もらう作戦始動だ。


翌日、ロックとラムの顔色が何だかスッキリしている?ように見えた。2人の間で何かいいことがあった様だ。羨ましいな。私なんて、年が二回り離れた男爵家の介護必要な嫡男から打診があり、断ると刺客を送り込まれる仕打ちだからね。結婚なんてほぼ無理でしょ。その前に友達作らなきゃ。悪即斬だ。


「サラ様、昨日冒険者ギルドに行き、ダンジョンについて確認して参りました。冒険者ギルドに所属することでダンジョンに入る事が可能になり、そこで採れた資源は買取りしてくれる様です。しかし、ダンジョンはトラップや魔物など危険も多いらしいです。どうされますか?」


「いいわ。登録に行きましょう。もし死ぬようならそこまでの人間という事でしょう。このメンバーでは回復職がいないからポーション頼みになりそうね。」


軽装に着替えてから、念のため剣や皮の鎧を装備して徒歩で移動することになった。平民の冒険者達が沢山いる中に、いかにも貴族ですアピールする奴は馬鹿である。誘拐して下さい、あるいは貴族に恨みがある連中もいるかもしれない。冒険者ギルドは歩いて平民街にあり、少し時間がかかった。人混みが主な理由であるが…。人の頭を後ろから殴りたいわ?えっ、嘘ですよ。


周りより一際目立つ建物が冒険者ギルドであり、4階以上あるように見える。ロックの話だと地下もあり、そこからダンジョンに行ける様だ。ダンジョンの入口の上に冒険者ギルドが建てられて管理しているそうだ。最高到達階層は77らしく、入り口に一気に戻れるワープと呼ばれる仕組みがある様だ。


「サラ様、行きましょう!」とラムに声をかけられて、ロックが木製の扉を押し開けた。中に入ると屈強な体つきをした戦士が複数いることを期待していたが、時間帯のせいかあまり人がいなかった。う〜ん、普通だ。受付に案内されて、3人で冒険者登録をお願いした。パーティー登録を済ませる事で、チームでEランクという扱いになった。ちなみに一人ずつだと実力云々は除いて、最低のFランクになりダンジョンに入れない。


登録をした後、受付の女性から色々と教えてもらう事が出来た。既に攻略されている77階層までは、1階層ごとにワープと呼ばれる魔道具が設置済みの様だ。この魔道具が非常に大事で、冒険者カードをかざせば1階層の入口に一瞬で戻れるらしい。


次の新しい階層を攻略できそうな冒険者パーティーがいれば、ギルドが冒険者に依頼して魔道具を設置してきてもらう。このおかげで1階層からいきなり77階層へ行けたり、77階層から11階層とかも移動出来るようだ。しかし、一度は攻略を自分達で行わないと駄目らしく、冒険者カードに攻略履歴を残して初めて移動可能になる。そうしないと実力を過信した新人冒険者がいきなり77階層に行き即死するからだ。


「何かここまでの話で質問はありますか?ワープのおかげで移動が楽になり、長くてもダンジョンに潜る期間が1週間位で、2~3日が一番多く、早ければ1日以内で戻られる方もおります。」


「パーティーのメンバーは何人まで登録できますか?ダンジョン内の地図、ポーションや武器は買えますか?クランとかあるんですか?」


前世で読んだライトノベルの知識を思い出して、イメージとの相違を埋めるつもりだ。そもそも新人潰しの禿げた冒険者に絡まれていないし、大酒を朝から飲んでいる風の自由業という感じの人もいない。ギルド内にいる人達は、何となくプロという感じでお金を稼ぐためにいるという感じだ。


「パーティーは最大7名まで登録出来ます。地図は非公開になっております。というのもダンジョンは生き物の様なもので日々少しづつ変化しており、意味がないからです。ポーションは王都の道具屋で購入頂ければと思います。ギルドの近くに武器屋、防具屋もあります。クランという組織もありますが、そのなかはパーティーで構成されており、ギルドはクランとして関知しておりません。ギルドは冒険者登録、パーティー登録を行い、通常の依頼とダンジョンの管理、素材の買取りを行っています。すべて自己責任でお願いします。」


「説明ありがとうございました。さっそくダンジョンの1階層に向かってみます。」


「奥の階段から降りてください。階段の隣で素材の買取りを行っています。いってらっしゃいませ。」


階段を降りていくと急に空間の歪みを感じた。階段の踊り場には魔道具が設置されていたので、あれがワープと呼ばれる物だろう。さらに階段を進むと広く天井のないエリアに出ることが出来た。


「とても信じられない。本当に地下にいるとは思えない!」


護衛の2人も唖然としていた。何となく進む方向はわかるが、きちんと準備をしなければ危険という事だけはわかった。食料が尽きれば死ぬし、水も必要だ。幸いアイテムボックスにはある程度保管してある。だが、一度引き返してもいいと思える程の不安もある。1階層だから大丈夫とは思うが…。


「ロックとラムはこの後の行動に関してどう思う?」


「私は、2階層のワープまで行くべきだと思います。1階層の魔物は酸をはくスライムだと聞きました。問題ないと思います。」


「私もロックの意見に同感です。1日以内で攻略可能と思います。」


「わかったわ。ロック、ラム、私の後をついて来なさい。」


護衛の2人も軽装であるので走り易い。ロックは普段、盾を装備しているが、今回は私と同じ鉄の剣である。ラムに至っては短い杖を腰にさしているだけだ。とても軍人には見えない。


景色を見ながら、魔物や他の冒険者達がいないか確認している。索敵出来る斥候がいればいいが、今はいないので自分の目が頼りだ。遠くに人影が複数見えたので方角は問題ないだろう。


しばらく3人で広い空間を走り続けている。見慣れない大きな物体が近くに現れたので足を止める事にした。うかつに近づけないが、近くで見るとバスケットボールを一回り大きくした様な液状の物が動いており、私たちを認識したと同時に液状の物を飛ばしてきた。


躱した液体は、「シュ、シュー」と何かを溶かす様な音を立てていた。当たらなければ問題ないが、私の装備している皮の鎧では溶けてしまうだろう。剣で直接斬ると、鉄の剣が駄目になりそうなのでスラッシュを使った。斬撃がスライムの核をとらえて真っ二つにした。最後には、小さい魔石だけ残して消えてしまった。


「スライムは初めて見たけど、直接斬ることが出来ないとは…。次はラムの攻撃魔法も試してみたいね。」


「次にスライムが現れたら、私が攻撃します。」


「ええ、お願いね。」


それから3人でひたすら走りつつ、スライムを発見したらラムのアイスボール、あるいは私のスラッシュで蹴散らした。ロックは保険の様な形で貢献した。合計で5時間程走り続けた所で2階層に降りる階段を発見した。冒険者が複数いたのでわかり易かった。いずれにせよ、端まで行けば行き止まりになっており、後は階段を探すしかないようだ。何となく要領をつかんだ。


2階層に降りる階段の途中にあるワープエリアでギルドカードを使い、1階層に簡単に戻る事が出来た。次からは履歴が残るので、初めからやってもいいし、2階層から進めてもよい。階段を上り換金所に行き、倒したスライムの魔石をいくつか出した。すると銀貨7枚を手渡された。貴族の私からすれば少ない。3人で命をかけて、5時間の労働がおよそ7千円程度だ。ちなみにお金の価値は以下の通りである。



<貨幣価値>

鉄貨1枚  10円

銅貨1枚  100円

銀貨1枚  1000円

金貨1枚  10000円

大金貨1枚 100000円

白金貨1枚 1000000円


私は鉄貨を見たことがないが、田舎では普通に使われているらしい。私が生活するには、銀貨や少し高い支払いには金貨を使う。まぁ、護衛がだいたい払ってくれているが。大金貨や白金貨はあまり使われない。資金のある富豪が資産をコンパクトに管理する場合や大きな支払いの際には稀に使われるそうだ。


3人で冒険者ギルドを後にして装備品の見直しや今後の事を相談しつつ歩きながら王都の子爵邸を目指した。案外これも青春なのかな?

読んで頂きありがとうです。

これからも応援をお願いします。

皆様の評価をお待ちします。

最近、風邪が流行っているのでお気をつけて下さい。

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