秋夜に貴方想ふ
22時半
洗濯物を取り込むのを
忘れていて
外に出た
洗濯物を取り込みながら
ふと
空を見上げる
雲のない
澄みきった夜空
ビーズのような
ちいさな星たちが
夜空にちらばっていて
夜空を見上げながら
ふと想うのは
貴方
ぼんやりすると
ついつい貴方のことばかりになる
貴方は今何をしているのかな?
寝てるのかな?
それとも、起きて何かしてるのかしら?
夜空見つめながら
瞳は貴方を映す
貴方のことで
頭がいっぱいになる
貴方のことを想うと……
胸が、暖かくなる
肌に触れる空気が冷たい
少し肌寒い、けど
貴方を想っているからか
身もこころも暖かい
夜空に煌めく星つぶを見つめながら
貴方の健康や幸せを
願う祈る
大好きな貴方のことを……想う
そんな、ある秋夜のこと──