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6章・絶望のダナ-1(軍議)

「ナザリが……って」

 クリフは言葉を失くし、呆然と立ち尽くす。座りたまえという慇懃な勧めが聞こえてはいたが頭が働かず、つっ立ったままでいる。立っていないと何かの糸が切れそうなせいもあった。

 到着前から、嫌な予感はしていた。サプサに着くまでに点在していたネロウェン軍の規模が、聞いていたよりも大きかったからだ。

 規模が大きい理由は、二通り考えられる。

 サプサを諦めて外から切り崩すことにしたのか、それともサプサを占領して多くの兵が上陸したから、町以外をも強化できる、ということか。

 二者選択は、得てして望まぬ方が当たる。

 久しぶりのサプサを丘から見下ろした時、胸が詰まって泣きそうなのか吐きそうなのか分からなくなった。遠目でも痛感するほど、無残に荒廃していたのだ。輝いていた港が澱んでいる。青かった海が濁っている。繊細かつ豪奢だった建造物が無骨に武装されており、それも今や各地で壊れて煙を出している。燃え残る火事か、炊き出しの焚き火か。港にも、いくつも不自然な天幕が並んでおり、煙を上げている。人のなりから見て、あちらがネロウェン軍だ。

 色々な臭いも、風に乗って鼻をついて来た。焦げ臭さ一つにしても、何が焼けているのやら複雑だ。木や油、鉄。肉。ダナの月に入ったというのに、町は熱を帯びていて、どこか生臭い。

 潮の香り、死んだ魚。死んだ人間。近づかなくとも分かる。そうした港を、かつてクリフは体験している。町の復興には、数年を要するだろう。事と次第では数十年だし、もしくは滅びることもあり得る。

「貴軍には、前線の“ピニッツ”隊と共闘して頂きたい」

 町に到着して案内されたのは、町の中でなくラフタ山の麓だった。司令室が設置されており、ラフタ山関所に駐留する補給部隊と、サプサ前線の突撃部隊とを、両方指揮しているらしい。てっきりルイサが顔を出すと思ったら、総責任者だとかいう男がクリフを出迎えた。

 司令室と偉そうな名が付いているが、ただの天幕だ。とはいえ幕は二重だし柱もしっかり立っていて、机と椅子まで入れてある。長丁場が想定された空間にはなっている。住んで長いのだろう男も、天幕の司令室に馴染んでいる。

 騎士団長セタク・ジュアンという名前にも顔にも、覚えはない。ないが、射抜くような鋭い目つきには、ソラムレアの艦長を彷彿とさせられた。他者を蹴落として、のし上がった軍人。同じ空気を、この男にも感じる。

 会見は、思いのほか長引いた。

「詳しい打ち合わせは現場同士に任せる」

 突き放すように言われ、クリフが食い下がったのだ。“ピニッツ”の現場責任者がナザリでなくマシャだと聞いたことからナザリの死を知り、頭に血が上った。

 見知らぬ、まして好意的でない者から彼は死んだなどと言われても、実感が沸かないし、納得もできない。なぜと詰め寄り状況を説明させていて、時間がかかった。ルイサ不在の理由も問い詰めた。会えると思っていた者たちに会えないことが、クリフを苛立たせた。疲れのせいもある。だが休む気にはなれなかった。マシャのことが気に掛かる。

 聞くだけ聞いて足早に去ろうとしたクリフを、今度はセタクが呼び止めた。

「本当は、」

 と、クリフを呼ぶ声は少し高く、限りなく本音に感じられた。

「本当は、私は降伏すべきだと思っている」

「何だって?」

 さすがにクリフも退室を踏みとどまった。

「エヴェン騎士団長の援軍調達だが、王都に出向いたところで、おそらく徒労だろう。忠告したのだがね。前線の奮闘も時間の問題だが、全軍を投入する機会でもない」

 事情を紡ぎつつ椅子に預ける背が、ずいぶん重そうに見えた。

「貴軍の命まで無駄にしたくない。競り合っている今が潮時だ。交渉次第では、ヤフリナのようにならずに済む」

 潮時って……と文句を言いかけて呑み込み、セタクを観察する。表情は力強い。何かを企んでいるにしても、クリフには分からない。冷静に戦況を見極めているように見える。

 サプサは戦い続ける。そう判断して命を下したのは、ルイサだろう。彼女が不在では後退できず、もしセタクの責任で降伏しては何らかの不都合が起こるのかも知れない。いや、絶滅に至ったら、逆にルイサの責任が問われる。とすると、この男はもしや――。

 クリフは、こめかみを押さえた。

「ノーマ殿?」

「ええと」

 頭を一振りして、息をつく。

「でも降伏しないんだろ。それに一戦もしないうちから無駄と決め付けられるのは心外だ。マシャ・キャロウと話をさせてもらうよ」

 ぞんざいな口ぶりにセタクが鼻白んだようだったが、クリフは構わず踵を返した。下手にクラーヴァ王の代わりをしていたせいで、誰にどんな敬語を使うべきか分からない。こっちは援軍であり別の隊なのだから同等だろうと判断してのことだった。

 では、と天幕をくぐる時にだけロマラールの敬礼をすると、クリフは苛立ちを抱えたまま町に向かった。町は海と崖、なだらかな山に覆われていて街道を通らないと出入りが難しい。それだけに、このサプサがロマラールの玄関であると呼ばれるゆえんである。一度入れば、立ち並ぶ家や石畳の街道が美しい、開けた町だ。だが今は土と血にまみれる、見るも無残な戦場である。中へと進めば進むほど、戦争の色が濃い。

 ルイサの不在や“ピニッツ”の前線、ナザリの死。今さら、黒い魔法使いが現われたとかいう報告も含めて、やるせない。(ナザリ)を失った(マシャ)の心情を思うと、足が重くなる。だが体の重さとはうらはらに、気がはやって焦る。早く“ピニッツ”に合流したい。

 本来、町の中は慎重に進む必要がある。すでにネロウェン兵が点在しており、迂闊に歩くとかち合う恐れがあるのだ。随所に秘密通路が作られていて、クリフは案内役を連れて少しずつ進むようにと言われたのだが、これを見事に無視したのだった。

「ゴーナに乗って走る。案内人は俺の背中に乗ってくれ」

「ええ!? ちょ、ちょっと、」

「ションゼン。ポズタとアインサ、それから……」

 精鋭6名。

 クリフは強行に、港を目指したのだった。6頭のゴーナで路地を駆け抜け、出くわすネロウェン兵を容赦なく斬った。

「しっかり捕まってろよ」

 背中に呼びかけるも、案内役の兵は目を白黒させていて、道を見失わないようにするのが精一杯の様子である。年上だろうが、あまり戦場に出ていないのだろう。通りは土嚢(どのう)や木箱などで点々と障害が作ってある。自然の障害――死体も多い。やもすれば振り落とされる。

「次は右ですっ」

 泣きそうな声を張り上げて、クリフを誘導している。きっと、とんでもない役が当たってしまったと内心で辟易しているだろうと思ったが、クリフは速度を落とさず集中する。不謹慎だが、緊張感が心地よい。余計な懸念も吹っ飛ぶ。この案内役が後から上官に報告するのに、とんでもない奴らでしたと言って欲しい気持ちもある。勝てない絶望でなく、力強い援軍として印象が残ればいい。

 敵味方が複雑に入り乱れている状況は、体力もだが気力が削がれる。互いが町の両端に陣を構えて、少しずつ牽制しているのだ。港に閉じ込められるのは、まったくの計算外だったに違いない。だが、もしネロウェン軍に補給と援軍の船が着いたら、その時が最期だとも言われている。ヤフリナ国の近況次第だろうが、クリフにはそこまでの情報が来ていない。

 となれば、やはり今が潮時なのかも知れない。町を奪われれば、次はラフタ山だ。あの関所を通れば、王都への道が開けてしまう。

 とはいえ降伏が最善であるとは決まっていない。交渉次第だというなら、最悪の結果になる可能性だってあるのだ。

「!」

 港が近い、大通りへの道を曲がった時だった。通りの真ん中で、十数人が入り乱されている。

「マシャ!」

「“ピニッツ”隊です!」

 クリフと案内人が同時に叫ぶ。

「手綱を頼む」

 言うが早いか、クリフは坂を駆け下りながらのゴーナを案内人に預け、混戦に突っこむと同時に飛び降りた。ネロウェン兵を蹴り飛ばし、斬りながら。他の5人もゴーナで人混みに割り込み、かく乱する。

 クリフは右手の剣を構え直すと、左手にナイフを持った。大通りといっても障害はあるし混雑していて思うように動けない。イアナの剣で切り崩し、押しのけた兵を左で仕留める。盾を知らないクリフが接近戦用にあみ出した戦法だった。

「クリフ」

 赤毛の少女が振り向く。不似合いな胸当てが血にまみれており、痛々しい。などと眺めてしまったせいで足が一歩、遅れた。

「危ないっ」

 振り向いた彼女の後頭部に、敵の刃が迫ったのだ。鋭い金属音が鳴り響いたが、それはマシャの頭が割れる音ではなかった。側に寄り添うカヴァクが、刃を止めたのだ。

 振り上げて相手の体制を崩すと、すかさず半月刀を横なぎにした。ネロウェン人の頭が、真一文字に割れた。クリフは嫌悪も賞賛も示さず、カヴァクに駆け寄る。軽く拳をぶつける挨拶をすると、互いの背をつけて迫る敵を斬った。カヴァクの剣が浅かった。が、これはマシャが止めを刺した。

 ネロウェン兵の首を掴んで懐に飛び込み、喉元をかき切る。

 まともに正面から斬ったので、背の低いマシャは頭から血を浴びた。

 カヴァクには顔色を変えなかったのに、マシャには、眉をひそめてしまう。

「退け! 退け!」

 敵が坂を転がるように去る。彼らが視界から消えるのを見届けてから、マシャは改めてクリフの前に立った。

「何?」

「いや」

 まだ表情が歪んでいたらしい。クリフは目を瞑り、ぎゅっと力を入れてから開き、改めて真っすぐな水色の瞳と対面した。

「よく来てくれたね。礼を言う。今はサプサ守護隊長とかいう珍妙な役職がつけられちゃったよ。マシャ・キャロウだ」

 手を出されたので握り返したが、小さく冷たい手も真っ赤に濡れている。顔や体にこびりついているのは、先ほどの鮮血だけではない。洗っても取れないだろうほど、赤黒い染みとなっている。

「ずっと戦い続けているのか? この区域で」

「他の隊と交代して休んでるよ。真っ向勝負だけじゃ、さすがに今まで生きてない」

「ノーマ殿ぉ」

 情けない呼び声が会話を遮ったのをきっかけに、全員で素早く移動した。建物の中へと、ゴーナを連れて身を隠す。隠れた先には備蓄がある。食料や武器がある。戦争前に用意されていたものだ。ここまで周到だとは……と、クラーヴァの一人が感嘆した。誉められ、マシャは「敵に見つかる前に、全部回収していかなきゃいけないんだけどね」と笑った。

 情けない声の主、案内役の兵に、水を与える。だが彼は彼で、しっかりと手綱を掴んで無事にクリフの元へゴーナを帰したのだから偉いものだ。

「でも俺、戦えませんでした」

 本人はしょげていたが、クリフが背を叩いてやると少し元気を取り戻したようだった。

「この町中をゴーナで疾走した挙句、いきなり手綱を任されて動揺しない方がおかしい」

 クラーヴァ兵も彼をねぎらって肩を竦めたので、全体にも笑いが戻った。あいかわらずクリフは無茶だな、などと軽口も飛んだ。助勢軍大将などと偉そうな名目がついても、“ピニッツ”にかかればクリフは頭をはたけるほど気軽な男でしかない。その気軽さはクラーヴァ軍の中にあっても同じだったので、助勢軍の精鋭5人と“ピニッツ”は、すぐに打ち解けたのだった。

「ほら」

 クリフはマシャの頭に、濡らした布をかぶせた。ぐしゃぐしゃと拭いてやる。小汚い布の下から、多少は綺麗になった髪が現れた。顔はマシャが自分で拭いた。クリフに布を返しながら、ありがとと笑うマシャは、昔のままだ。

 輪郭や、口元は。

 目だけが笑っていない。

 かと言って大丈夫かなどとは訊けるわけがない。大丈夫なわけがない。クリフは“ピニッツ”隊の面々を見渡して、ため息をついた。10人。知った顔が揃っていることに安堵はするが、まさか“ピニッツ”の大半が戦死したのかと、戦慄もしてしまう。

「まず、ここにいる皆が無事で何よりだった」

「心配ないよ。“ピニッツ”隊は分散してるんだ。他にも生き延びてる」

「そうか」

 今度こそ安堵した。目に見えて肩の力を抜いたクリフに、マシャが意地悪を言う。

「ナザリやギムは死んだけどね」

 クリフをこわばらせて溜飲を下げんとしているかの口ぶりである。カヴァクが咎めかけるのを制して、マシャは続けた。

「クリフォード・ノーマ。助勢軍の到着、ありがたく思う。貴軍には、後方に控える別働隊に合流して頂きたい。我らの背中を守ってくれ」

「は?」

「“ピニッツ”隊は全部で4箇所、潜伏してる。戦術を乱すわけに行かないから、第7地区に回って欲しいんだ。セタクの軍じゃないから、そこは安心していいよ。あたしの命令だって言えば話は通るから、」

「ちょ、ちょっと待てよ」

 マシャ得意の早口戦法だが、ここで言いくるめられるわけには行かない。マシャの言い分はクリフを邪魔者扱いしている。前線を譲る気がないなど、自殺行為だ。

「それじゃ意味ねぇじゃねぇか」

「意味はあるよ。心強い。でも助勢軍には、若すぎたり老いすぎてる志願兵がいるだろ?」

「もう知ってたのか」

「“ピニッツ”舐めんな」

 ニヤリと笑う。

「助勢軍も分散させる。これでどうだ?」

 笑みが消えた。

「志願してくれた者たちに、後方へ行ってもらうよ。元々ここに来る間も、あまり戦わないようにして来たし」

「せっかく志願してくれたのに?」

 言い分が真逆だ。

「死なんで済むに越したことはない」

 戦いたいわけではない。降伏しても殺されない保証がないから、戦っているのだ。命が助かっても心が殺されるかも知れないから、抗っているのだ。

 水色の瞳が揺れる。

 遠くで、こっちだと叫ぶネロウェン語が聞こえた。皆で心持ち緊張しつつ、静かに武器を構える。するとマシャは、クリフの喉にナイフを突きつけた。

「今はあたしが前線の指揮官だ、ノーマ。下がれ」

 とうとう強行に出やがったなと舌打ちしつつ、マシャの手を掴む。刃が揺れて、クリフの喉を皮一枚切ってしまった。ついと流れる感触を覚えたが、かゆい程度である。マシャも動じていない。急所でないのは初めから、互いに分かっていた。

「死ぬ気か?」

「ルイサが戻るまで持ちこたえる。約束したからね」

 では戻ったら、死ぬ気だということだ。

「王都に援軍をなんぞ、もらえないと聞いたぞ。あのセタクとかいう奴が」

「違う」

「?」

「ううん」

 怪訝になったクリフの手を握り返し、一本ずつ指を外させてナイフを元に戻す。左手は、クリフの右手を掴んだまま。

「援軍がなくてもルイサは戻る。約束したから」

「無茶だ」

「策はある」

 開き直った感のあるマシャの物言いに、クリフは苦さを覚えた。ふいにナザリの死に様を思い出した。聞いた話だが、想像するだけで壮絶だった秘策は、間違いなく秘策だった。

「まさか」

 思い当たり凝視すると、ふいにマシャの表情が和らいだ。

「大丈夫」

 何がどう大丈夫なんだと思いつつもクリフが言葉に詰まった理由は、頬に触れられたからだった。突然で驚き、固まってしまった。マシャの指が頬の傷をなぞる。

「クリフには頼らない」

「な? ――っ!」

 呆けた拍子に、みぞおちに衝撃を喰らった。油断したので、もろだ。思わず体を曲げたクリフに、

「とにかく」

 とマシャが言い放つ。

「さっさと第7地区に入って、親に叱られてこい!」

「何だって?」

 聞き返したのを無視して、マシャはクリフから飛びのき、外へと走っていく。

「マシャ!」

 うめくクリフの横を“ピニッツ”が口々に謝りつつ、飛び出していく。見知らぬ少年から「俺と同じだ」などと笑われたが、何のことやら。殴られているところを見ると、どうやら新人らしい。

 追おうとしたら、肩を掴まれ引き戻された。カヴァクである。

「安心して下さい。死なせはしません」

 ネロウェンの訛りが強い、ロマラール語。クリフに一礼すると、カヴァクも飛び出してしまった。

 だが予期していた戦闘の音は聞こえない。おそらく秘密通路とやらに入ったのだろう。

 とはいえ、誰かが走る音、叫ぶ声は途切れていない。先ほど戦ったネロウェン兵が仲間を連れて戻ってきたら、ひとたまりもない。クリフらも、この建物を出なければならない。

 武器や食料は今しがた、“ピニッツ”がすべて回収して行った。クリフらに、前線に留まる要素を残さなかったのだ。

「大将」

 呼ばれて振り向くと、精鋭5人と一人がクリフの指示を待っている。

「帰るぞ」

 迷っている暇はない。今はクリフも、他人の命を預かる立場だ。最初はこそばゆかった名前も、今は少しは慣れている。もっとも、クリフを大将と呼ぶと、場末の酒場でふざけて呼んでいるかのようだ、などと言われているが。クリフ自身が肯定しているので呑気なものだ。

「大将、考えが」

 クリフに仇名をつけ、側近として働く男がクリフの足を止める。

「ションゼン」

 クラーヴァ人のションゼンは多少顔立ちが細く、屈強に見えない。事実、頭脳派である。誰かが発言するなら全員で聞くのが助勢軍の決まりになっている。6人が一斉に輪になった。

 ションゼンの提案を聞き遂げたクリフが体を起こし、即決する。

「よし、それで行こう」

 というか何も考えていないのではと言われそうな即決だが、いつもこうなので、皆、慣れたものである。ゴーナにまたがり次々に飛び出すと、全員、一目散に逃げ出した。通りの坂をネロウェン兵が登っておりクリフらを見咎めたが、とても追える速度ではなかった。

「ま、待て!?」

 叫んだ方が、素っ頓狂な声を上げている。もしマシャらがクリフを見ていたなら、呆気に取られたことだろう。それほどクリフらの逃走劇は潔かった。

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