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第七十五話 遠ざかる男根
今は昔
女の子がいました。女の子は白と黒の猫を、かっていました。
猫にかんぶくろを被せるとなぜか、猫は後ろへ後ろへと下がっていきます。そんなことをしてあそんでいた女の子でしたが、ある日、女の子は袋を男根の形にして、猫に被せると近所の後家さんの家に放り込みました。
女の子はとても絵が上手だったので、それはそれはリアルな男根でした。
後家さんは突然、現れた男根に、びっくりしました。そして、男根は後ろへ後ろへと後ずさっていくのです。
猫に被せている男根と気付いた後家さんは、いつもの女の子のいたずらだと思い、笑いだしました。
猫はいつも、こんな目にあっているのでした。




