第5話 『 天使が暮らす場所 』
登場人物紹介~
宮地颯太 前回無茶ぶりに答えてくれた主人公。今回は修羅場からスタート!
アリシア 銀髪金色美少女。その正体は天界から追放された天使だった!
優良三津奈 (ゆらみつな) 前回は修羅場を目撃した颯太の幼馴染のお姉さん。婚約者がいます。
宮地勝也 颯太のおじいちゃん。他界。孫の修羅場から天国から笑いながら見てる
かも?
【 side颯太 】
―― 5 ――
「それで? これはいったいどういう事なのか、きちんと説明してくるのよね、ソウちゃん?」
「えーとですね」
終わりを悟った颯太はどうにか難を逃れ、今は静かに怒りを露わにしているみつ姉に正座させられていた。ちなみに、アリシアも並んで正座していたが早々に足が痺れてしまい、今は体制を崩して説教を共にしている。
そして、みつ姉は頬を引き攣らせながら説教を再開させた。
「不登校ならまだしも、よりよって女の子を連れ込んでるなんて、私、正直言ってソウちゃんには幻滅しました!」
「うん。それについては完全にみつ姉の早とちりだから。それに、ちゃんと説明もするし」
「へぇ、面白いじゃない。なら、女遊びしてない証拠をみせてごらんなさい! どうせ無理でしょうけど!」
「キャラがブレブレだよ、みつ姉」
颯太が家に女子を連れ込んでいることに余程動揺しているのだろうか。いつもの余裕あるお姉さんキャラが一転、悪役令嬢みたいだ。
すっかり興奮状態のみつ姉に対し、颯太は淡々とこれまでの経緯を説明を始めた。
「まずは俺が家に女の子を連れ込んでる件についてだけど、これは完全にみつ姉の誤解だよ」
「なら目の前の光景はなんなの⁉」
確かに連れ込んではいるな。と颯太は内心で同感しつつ、
「そこは否定しない。だけど、根本が違うんだ。連れ込んだのはあくまで、緊急事態が故の事故なんだよ」
「……いったい、どうしたら事故で女の子を連れ込むことになるのよ……」
「うぐっ」
みつ姉の鋭い追及に颯太の喉が唸った。
そう、肝心なのはそこなのだ。
チラッとアリシアを見て、颯太は眉間に皺を寄せた。
――さてと、どう説明するべきか。
おそらく、このまま今までの経緯を話したところで、理解はおろか納得すらしないはずだ。だって、颯太自身もアリシアが『天使』という現実を先程まで信じていなかったのだから。
だから、アリシアの正体と空から落ちてきた件を省き、尚且つ、アリシアがこうして宮地家に居る理由をどうにか作らなければならない。のだが、
「やっぱり! 不純異性交遊してたんでしょう!」
「ちょっとは説明する準備させてくれよ⁉」
思案する時間すら与えてくれず、颯太は癇癪を起したみつ姉に向かって叫んだ。
しかもみつ姉の暴走は止まることなく、より荒れていばかりだった。
「ううっ。小さくて純粋だったソウちゃんはもういないってことなのよね。いつまで経っても女の子に対して興味がなさそうなソウちゃんだったのに、まさか私の知らない間にどこの子かもしれない女の子と付き合っていたなんてっ。お姉ちゃん、ちょっとだけ嬉しいわ。――でもやっぱり! 学校に行ってないソウちゃんがその子とお付き合いしてるなんてお姉ちゃんは反対ですっ!」
みつ姉の饒舌ぶりに、颯太はおろかアリシアも圧倒されていた。
語るのに疲れたのか、ぜぇぜぇ、と肩で息をするみつ姉。そんな彼女に、颯太は咳払いした後、真顔で返した。
「だから付き合ってないから、俺とアリシアは」
「じゃあどういう関係なのよ⁉」
鬼気迫る表情のみつ姉に、颯太は呆れたように吐息して、
「それを今から説明するから、だから一度落ち着こう、みつ姉」
「そ、そうね。なんでか疲れたわ」
「だろうね」
流石に興奮状態が続くみつ姉にも疲労が見え始めて颯太は苦笑した。
それから五分ほどのインターバルを取り、ようやく平常運転に戻りつつあったみつ姉は再び最初の質問を颯太に投げかけた。
「それで、もう一度訊くけど、ソウちゃん。この子とはどういう関係なのかしら?」
「話すけどさ、たぶん、みつ姉は信じてくれないと思うんだよね」
「そんなことないわよ。私が今までソウちゃんの話を信じないことなんてあった?」
「いやあったよ。俺がご飯ちゃんと食べてる、って言っても信じないでお惣菜持ってくるじゃん」
「それは信じてないんじゃなくて、嘘だってバレバレだからよ」
「うぐっ」
即座に論破されて颯太は目を逸らした。そして、すぐ話を逸らすように咳払いして、
「とにかく、今から話すことは事実だけど、信じるには難しいってこと」
「はいはい。いいから話してごらんなさい」
「ん。じゃあ、この子がいま俺の家にいる理由なんだけど……」
受け入れらないとは内心思いつつも、颯太はこれまでの経緯をみつ姉に語り始めていく。
みつ姉と別れてすぐ、アリシアが空から降って来たこと。そこからどうにかアリシアを救出し、自宅まで運んできたこと…………。
――訥々と語っていく最中で颯太は思う。
たった数時間の間に、これほど濃密な体験が生きてからあったか。
答えは即座に出る。『いいえ』だと。他の同年代に比べれば、颯太の人生は意外と劇的なものだと思う。しかし、これほどまでに衝撃を与えたのはおそらく後にも先にもないだろう。それだけ、アリシアとの邂逅は摩訶不思議で鮮烈だった。
そして、なによりも驚愕だったのは、普通の少女だと思っていたアリシアが実は天界に暮らす『天使』だったということ。
それを一つずつ、みつ姉に伝えていく。ただし、アリシアが『天使』であることは伏せて。
それ以外の全てを、颯太はみつ姉に伝えた。
「それで、アリシアは俺の家で休んでるんだ」
「なるほど、ね」
事情を説明し終えて、颯太の緊張が徐々に解け始めていく。
話を最後まで聞き届けてくれたみつ姉は瞑目したまま動かない。おそらく、返答する準備をしているのだろう。
逸る心臓の鼓動を抑えながら、颯太とアリシアはみつ姉の返事を待つ。
やがて、ゆっくりとその瞼が開かれると、みつ姉は答えた。
「それをどこまで信じろと?」
「ま、普通はそうなるよね」
案の定、みつ姉は否定するように首を傾げた。
颯太もアリシアに対して同じ反応をとっただけに、難色を示すみつ姉の心情は理解できた。
「ちなみに、どこから信じてない?」
「そんなの……この子が空から落ちてくるところからに決まってるでしょ」
「それ最初からじゃん」
颯太はげんなりと肩を落とした。
やはり、アリシアの存在を明かさずに納得してもらうのは無理があった。どうやらアリシアは説明の最中に颯太が意図的にアリシアの正体を隠蔽したことに気付いたようだが、颯太はアリシアの事情を鑑みて省いたのだ。
結果。みつ姉の疑念は晴れぬまま、颯太は依然苦戦を強いられることになってしまった。
「アリシア」
ふと、颯太は少女の名前を呼んだ。
「は、はい」
「みつ姉は俺がどうにかするから、アリシアは俺の部屋で待っててくれ」
「でも……」
「いいから」
何か言いたげなアリシアの声を遮って、颯太は退出するよう促す。
元を辿れば、こうなった元凶を作ったのはアリシアを自宅で保護しようとした自己判断が招いた因果応報だ。ならば、咎められるのは一人で十分で――
「嫌です」
「は?」
アリシアが何を言ったのか分からず、颯太は脳内でその声を反芻させた。
嫌だと、アリシアは今そう言ったのか。
瞠目する颯太に、アリシアは凛然とした表情を向けて言った。
「ソウタさんに頼り切りでは、私が私を許しません。みつネエさんには私からお話します」
「するって、どうやって」
「任せてください」
「――――」
そう言って微笑を見せたアリシアに、颯太は喉に声が詰まった。そのあまりにも堂々たる姿勢に気圧されたのだ。
天使は微笑んだあと、確固たる瞳はみつ姉に振り返った。
「――っ」
みつ姉も颯太と同じように、アリシアが放つ〝人ならざる気配〟を感じ取ったのだろう。その美貌の顔が緊張で固まった。
颯太とみつ姉。二人は思わず生唾を飲んだ。
僅かな静寂の後。アリシアは口を開いた。
「改めまして、みつネエさん。私は〝アリシア〟といいます。あなた方とは違う世界――『天界』から来た、天使です」
「て、天界? 天使?」
真剣な声で自らの素性を明かしていくアリシアとは対照的に、立て続けに衝撃的な発言を受けるみつ姉は目を回していた。脳が情報を処理し切れずパンクしている様子だ。颯太も体感しているから即座に理解できた。
目で助けを求めるみつ姉を先程の仕返しだと言わんばかりに意図的に無視しつつ、颯太はアリシアの言葉に意識を注いだ。
「私が天使だ、という事実を信用できないのは既にソウタさんとやり取りをして理解できています。この世界では、私のような異形な存在を受け入れることは難しい。ソウタさんは信じてくれましたが、けれど現状、他の方に私が天使だと証明する手段はありません」
「……アリシア」
アリシアが自分の置かれた現状を語っていくその最中に颯太は見た。アリシアの拳が強く握り締められるのを。それはきっと、胸裏に激情を必死に抑え込もうとしている顕れだ。一人ではどうすることもできない無力さに打ちひしがれるのを、颯太はよく知っていた。
それでも屈さずに話していくアリシアの姿に、颯太は言い知れぬ感情を覚える。
羨ましいようで、妬ましいような。そんな人――天使に向けるべきではないドロドロとした感情を。
無意識にだが、颯太も強く拳を握っていた。
「けれど、どうか、これだけは信じてください。ソウタさんが私を救ってくれたことは本当なんです。ソウタさんがいなければ、私はまた消滅していたはずです」
「――――」
「だからどうか、お願いです、みつネエさん。ソウタさんのことを信じてください」
そう言って、アリシアは床に頭を擦りつけた。いったい、何故そこまでアリシアがするのだろうか。颯太は理解できなかったが、けれどアリシアの真摯な姿は胸を打ち付けるのには十分過ぎた。
それはどうやら、アリシアに対面する女性も同じらしい。
「なんて……」
涙声が聞こえた気がして、颯太はアリシアから視線を外す。そして、顔を向けた先には、その瞳に大粒の雫を溜めたみつ姉がいた。
「なんていい子なの!」
「みつネエさん……わっぷ!」
おずおずと顔を上げたアリシアを感動に打ち震えながらみつ姉は抱きしめた。
「いいわよ、アリシアちゃん! 信じてあげる! ソウちゃんの出鱈目話もあなたが天使だってことも全部信じてあげる」
「ほ、本当ですか!」
「えぇホントよ、ホント。潮風の女、三津奈に二言はないわ!」
「あ、ありがとうございます、みつネエさん!」
「んなあっさりと……」
アリシアの真摯な訴えが実を結んだ結果だが、颯太はどうにも釈然としなかった。
慄然とする颯太を尻目にみつ姉は感極まった感情を一旦しまうと顎に指し指を当てて、
「でも、そうなると困ったわね。今の話が本当なら、アリシアちゃんは天界ってところから来たんでしょ? そこには帰れるの?」
「順応早すぎない? まぁ早くて助かるけどさ。……みつ姉、その件だけど、どうやらアリシア、天界に帰れる方法がないみたいなんだ」
颯太の言葉を肯定させるようにアリシアが黙って頷く。
「それで考えたんだけど、みつ姉の家にしばらくの間アリシアを泊めてあげられないかな?」
颯太の提案に、みつ姉は苦渋の表情で首を横に振った。
「一日、二日とかなら……でも、ずっとは無理ね。私も仕事があるし」
「だよなー。他に宛てになりそうなところは?」
「それは厳しんじゃないかな。親戚を泊めるとは訳が違うし、全くの赤の他人の家に居候させて、そこにもアリシアちゃんの負担にもなるわよ」
「それもそっか」
確かに、全く知らない赤の他人が急に数カ月単位で厄介になるのは嫌だな、と颯太は苦笑した。
「不動屋さんでお部屋を借りるのはもっと無理でしょ」
「だろうね。アリシア……歳がいくつなのかは知らないけど、まず住民票とかないから」
「だよねー」
互いに頭を抱え、活路が見えない状況にため息を吐く。
二人の苦悩する姿にアリシアはおろおろとしていたが、
「あっ」
と突然みつ姉が声を上げた。
「なんかいい案思いついた?」
「えぇ。とっておきのが。一つだけ、アリシアちゃんを何カ月も泊めてあげられるお家があったわよ」
「本当ですか⁉」
「マジか。ちなみに、それってどこ?」
流石はみつ姉だ。頼れる姉は伊達ではなかった。
感嘆する颯太は期待を込めてその先を促した。
そんな子ども二人の期待に応えるように、みつ姉はウィンクして指を一つ立てた。
「……なにしてんの」
「見ればわかるでしょ。アリシアちゃんにその物件を紹介してるのよ」
颯太は周囲を見渡す。そんな物件、いったいどこにあったか。あるとすれば、
「その指、気のせいじゃななければこの地点指してるよね?」
「うん。だって私が紹介してる物件、此処だから」
「へぇ……」
しばらく呆けていると、颯太はカッと目を見開いた。
「いや俺ん家じゃん⁉」
「ね。最高の物件でしょ?」
「何処が⁉」
声を荒げる颯太に、みつ姉は淡々と言った。
「どうもこうも、普通に考えて住む分には申し分ない広さでしょ。二階建ての部屋付、リビングにトイレとお風呂場も別々で完備。家具家電は揃ってる……わね。よし、パーフェクト!」
「だろうね⁉ だって一軒家なんだから!」
「あら、素敵。動産屋さーん、このお家に決めまーす」
「もう人が住んでるんだよっ」
「なによケチ。いいじゃない、今更。人が一人増えるくらい。この家、無駄に大きいんだから」
「人の家を無駄って言うな。爺ちゃんが怒るぞ」
「それは後で謝っておくから。それで、人一人住める分の部屋は余ってるの?」
「そりゃあ、あるけど……」
「はい決定! アリシアちゃんはどうかしら?」
それまで二人の会話についていけず呆然としていたアリシアはビクッと肩を震わせた。
「ふえぇ⁉ 何でしょうか急に⁉」
それまで蚊帳の外だったアリシアが急に決定権を与えられて困惑する。これで三人、万遍なくこの急展開に衝撃を味わったこととなった。
そして、未だ戸惑いを浮かべるアリシアに、みつ姉は柔和な声音で聞いた。
「行く宛てがないなら、しばらくこのお家で住まない? って提案。ね、いい案だと思わない? 勿論、アリシアちゃんが嫌じゃなければだけど」
「俺に決定権はないのか」
「ソウちゃん。五月蠅い」
「~~~~ッ」
みつ姉に睨まれ、颯太は躾けられた犬のように黙った。一応、顔で反対を訴えてておく。
「私はどこだろうと構いません。けど……」
ちらり、とアリシアは颯太の方を向いた。その金色の瞳が雨に濡れた子犬のような目をしていて、颯太の胸がずきりと痛む。
そんな目で訴えられて、拒否するほうが無理だった。
「はぁ」
と颯太は吐息すると、観念したようにアリシアへ言った。
「いいよ。アリシアが住みたいなら、帰れる方法が見つかるまでしばらくこの家で住めば」
その言葉を聞き届けた瞬間。アリシアの顔が快晴のように晴れた。
「ありがとうございます! ソウタさん!」
「決まりね」
破顔する天使の顔をみれば、今後のことなどどうでも良く思えてしまって不思議だった。そして、それを感じた自分がいることにも驚きだった。
颯太の内心は読み取られないまま、みつ姉が注目を集めるように手を叩いた。
「それじゃあ、アリシアちゃん。これから住むお家をちょっと探検しておいで」
「分かりました、それでは、行ってきます!」
「ん、いってらー」
トタトタと子供のように目を輝かせながら走っていくアリシアの背中を見届けると、みつ姉は「ちょっと」と颯太の肩を叩いた。
「真面目な話。あの子に行く宛てが見つからなかったら、ソウちゃん、自分からこの家に居候させるつもりだったんじゃないの」
「まー。最終手段として候補にはしてたけど」
やはり気付かれていたか、と颯太は苦笑した。
「あの子の話がホントなら、その、この世界の知識とかって……」
みつ姉が抱く懸念に、颯太は頷いて応えた。
「みつ姉の思う通りだよ。言葉はなんでか理解できるし話せるみたいだけど、それ以外は何も分からないみたい」
「それは大変ね」
みつ姉は顎に手を置いてしばらく黙考していた。
「なら、こっちのこと、ソウちゃんが勉強させてあげなさい。どうせ学校に行ってないんだから暇でしょ」
「まぁ、それくらいは別に構わないけど。でもみつ姉はそれでいいの? 俺が学校に行く可能性がまた遠ざかるだけだよ」
「さぁ、それはどうかしらね」
そう答えた颯太に、みつ姉は意味深な笑みを浮かべた。
「前にも言ったけど、私は学校には行って欲しいと思うけど無理に行く必要はないと思ってるから。それに、あの子と関われば、ソウちゃんも少しは自覚が出てくるんじゃない?」
「なんの?」
「それを考えるのが、今のソウちゃんがやるべきことです」
ふふふ、と笑いながら、みつ姉は颯太の眉間に指し指を置いた。
アリシアに今後の課題があるように、どうやら颯太にも課題ができたらしい。
「それじゃあ、私はアリシアちゃんが着られる洋服がないか、一度家に戻るわね」
「ん、助かるよ」
「なーに。面倒がみれる子が増えて、お姉ちゃんは嬉しいだけよ」
その言葉はきっとみつ姉の本心だろうが、颯太にとっては面倒な子と思われていることが不服だった。
そして、笑みを浮かべるみつ姉は上機嫌に自宅へ戻ろうとする。が、突然踵を返すと、今度はその表情が悪戯顔になって、
「そうだ。いい? ソウちゃん。いくら可愛い女の子一つ屋根の下になったからって、手を出しちゃ駄目だからね?」
「当たり前だ!」
にしし、と笑う彼女は今度こそ自宅へ戻っていく。
まるで台風に遭遇したみたいで、とにかく颯太は疲れた。
「何か……一日で世界が変わったみたいだ」
止まっていた時間が動き出して、一気に加速する感覚だ。
そんな時間が動き出す感覚とともに、
颯太とアリシアの同棲生活が幕を上げた。
―― Fin ――
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修羅場スタートって面白いよな。。。
というわけで第5話『天使が暮らす場所』いかがだったでしょうか!
前述の通り、お話は前回、みつ姉が買い物袋を落とすところから始まります。普段は頼りなるお姉ちゃんな三津奈ですが、颯太のこととなると暴走しがちなってしまいます((笑
それだけ颯太は大切に想われているということですね(マジ羨ま。血涙
そして、トントン拍子でアリシアの住む場所も決定しました! やっぱり颯太の家です。まぁ、テンプレではありますが、そうじゃなきゃ話が終わるんだよぉぉぉぉぉ!!!!
作者の事情はさて置き、これから始まる二人の同棲生活をどうかお楽しみにしていてください。
それではまた次話で!!
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