夫の職場の追悼会にて
掲載日:2020/09/26
人が死ぬってどういうことなのかな?
真っ只中にいると何も分からない
貴方を悼んで涙する若い女の子にあって
声高に思い出を語る同僚にあって
うちに帰って泣き出した。
「あんな仲間に囲まれてたんだね」
「みんなに頼られていたんだね」
その二言が言えないがために
「そうなんだよ」って笑ってくれる
貴方がいない、その事実だけに
私は泣きくれている
毎日毎朝通勤して
上手くいかないと
電話やパソに当たったりもして
周囲を震撼とさせたり笑いをとったり
貴方は何処にいても貴方で
私のよく知ってる貴方で
私の大好きな貴方で
私のこといっぱいみんなに話してて
みんなは私のことよく知っていて
昼の時間を過ごした机
夜の時間をもらった私
ちょっぴり嫉妬しながらも
思い出を分かち合えるのはいい
貴方の笑顔の9割は私向けだから
人は死ねば無限大
それぞれの心に思い出を遺して
今ならいくらでも誰とでも
分かち合うことができる
それが死ぬということだろうか?




