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零
西暦2200年、日本
2100年に起こった世界規模の大地震、津波、噴火、竜巻
度重なる自然災害によって世界人口の半分以上が死亡
次々と生態系を壊していった人間への、神々からの鉄槌のようだった
一瞬にして今までの生活が奪われた人間は食糧不足に悩まされ、飢餓によっても多くの人間が死亡
少しでも多くの食糧を確保するために、人々は農業を義務付けられ、体力のある者は猪などを獲って食っていた
建物の修復も進められていたが、人手と予算が足りず思うように進まない
災害によって逃げ出した動物達も野生化し、人間に危害を加えるようになった
今までの生活を取り戻すのは難しいと判断し、日本は自給自足の生活、物に頼らない生活へと変わっていった
その為、その生活に合わせるように2種類の姿に進化を遂げた2つの一族が、日本を占めるようになった
知能は退化したが、運動能力が飛躍的に上がり、動物達と共存する集落を作り上げた陽ノ丸一族
運動能力は退化したが、知能の発達が進み、独自の言語と集落と生活を作り上げた月ヶ瀬一族
2つの一族は敵対し、陽ノ丸一族が西、月ヶ瀬一族が東にと分けられていた
…そんな月ヶ瀬一族と陽ノ丸一族の禁じられた恋の物語




