表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新世界と転生の賢者  作者: ツリー
1/24

プロローグ 滅びの世界と転生の賢者

かつて世界のありとあらゆる魔法を極め、世界の叡智を極めた賢者がいた


様々な種族が戦火を交え、多くの命が失われる

種族の神々は自らが作り出した世界を失敗作とし

世界の滅びを決定した


人類最強の魔法使い

不可能は無いと言われた者は、赤い空、黒い太陽浮かぶ大地で溜息をつく


「私がいかに人類最強といえど人類種でしかない」


神々の決定は絶対だ

賢者は自らの魂に転生術をかける

世界の滅びが決定したということはこの世界に続きは無い


「転生術等・・・もはや意味をなさぬが・・・」


転生しても世界がないから意味はないが、死ぬ前のせめてもの願掛けだ


「この世の叡智を極めた、もはや死んでも構わぬが」


空から黒い太陽が降り注ぎ、大地は割れ、山は噴火し、一瞬の静寂の後

一つの世界が滅びた


        ♦


まどろみの中、淡い光が目に映る


これは・・・?


視界がぼやけてよく見えないが三人の人影が何かを言っているように見える


「天生さん!可愛い男の子ですよ!」

「よくやったぞ!翔子!」


三人の歓声を聞き

眠りの世界に誘われるながら確信する


転生が・・・成功した・・・



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ