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「それに、立派なおっぱいです」

 冬の晴れ間は貴重だ。

 雪雲はあとからあとからやってきて、町を、森を、白く染め上げていく。

 その日も晴れた空のずっと彼方に厚い雲が見えていた。夕刻近くにはまた雪が降るのだろう。


 その貴重な晴れ間に、リサはフランツから町の図書館に誘われた。


「おまえの服の模様を見てな、ばあやが“リサは神仕えの娘だろう”と言うんだよ」

「神仕え?」

「星神様に仕える女たちが、昔はたくさんいたそうだよ。図書館には神話のことを書いた本もあるし、館長はたしか郷土史を研究していたはずだ。いい話が聞けるかもしれない。

 どうだ、行ってみるかい?」


 まあ、とリサは胸の前で両手を合わせた。


「いいんですか? 嬉しい!」


 思いがけず大きな声が出てしまい「あ」と口元を押さえる。


「もちろんいいとも。そのくらいの息抜きがないと退屈だろう。早めの昼を外で食べて行こうか」

「フランツさまと一緒にですか? 一緒にですか?」

「一緒だよ。私の町を案内しよう」


 わあっ、とリサは歓声を上げた。

 支度しておいでと言われ、頷いて小走りに館の中を駆けていく。


「ばあやさん、ばあやさん」

「まあどうしたの、はしゃいじゃって」

「フランツさまとお出かけするんです。支度をしなくっちゃ」


 あらあら、とばあやは微笑んだ。それなら衣裳部屋から合いそうなのを出してあげる──その言葉を聞き終える前に、リサはまたパタパタと駆けだした。


「ヨセフ、ヨセフ」

「どうしたのリサ、ニコニコしちゃって」

「私フランツさまとお出かけするの。町の図書館ですって。外でお昼を頂くのよ」


 いいなー! とヨセフが声を上げる。


「僕も行っていい?」

「だめよ、私とフランツさまの二人なの」

「ずるーい!」

「うふふふー」


 余りにも嬉しくて、ぴょんぴょんとその場で飛び跳ねる。乳房が上下に揺れて痛いのですぐにやめたが、とにもかくにも嬉しかったのだ。

 フランツさまと二人でお出かけ。

 嬉しい。

 嬉しい。

 すごく嬉しい!


 館を出て歩き始めても、リサはずっとニコニコしていた。

 大きな背中の後を、少し下がってついていく。


「フランツさまぁ」

「ん、なんだどうした」

「なんでもないです。うふふ」


 町の中心部に差し掛かっても、やはりニコニコしていた。

 夜の間に積もった雪は朝のうちに片付けられて、通りの両側に積まれている。

 暮れの準備をする人々や、雪溜まりで遊ぶ子どもたち。客を呼び込む商売人の声に、食べ物や飲み物を売る屋台。何もかもきらきらと輝いて見える。


 何気ない暮らしの風景を物珍しく思うのは、記憶を失ってしまったせいなのか。

 或いは俗世と離れて育った神仕えの女であるせいなのか。

 もしかしたらそのどちらでもなく、二人で出かけるのが嬉しすぎて、何でもない景色まで煌めいて見える病気に罹っているのかも──


「寒い日はこれを飲むんだよ。温まるぞ」

「あら、これお酒ですか?」

「甘くしてあるからね、リサにも飲みやすいだろう」


 おやフランツさま、お連れがいらっしゃるなんて珍しい──屋台の売り子に声を掛けられ、フランツもにこやかに応対している。 


「おまけしときますよ、そちらの別嬪さんに」

「おっ、いいのかい?」

「どーぞどーぞ」

 

 屋台で買ったものを、立ったままその場で食べる。お行儀がよいことではないだろうが、「羽目を外している」感じが堪らない。

 温めた甘い葡萄酒の力も手伝って、内側からぽかぽかと気持ちが高揚してくる。


「フランツさま、フランツさま」

「うん、今度はなんだい?」

「見て下さいほら、あそこのお店。入口があんなに可愛らしくて」


 おや、とフランツが声を上げる。彼が言うには、その店は昨日ヨセフがお使いに行った場所だった。


「あそこで毎年、星祭りのお飾りを注文するんだ。あれの五倍くらいのを、そのうち店のおやじが持ってきてくれるよ」

「まあー、そんなに大きいのを?」

「曲がりなりにもこの町の領主だからね。新年にはあちこちから挨拶が来るし、玄関くらい格好をつけないと」

「おうちの中はどうなさるんですか?」

「ああそうだ、明日あたりから大掃除を始めなくちゃな。ばあやとヨセフだけじゃ骨が折れるだろう」

「私もお手伝いします!」

「そうか、それは心強い」


 たわいない言葉を交わしながら、並んで歩いていく。雪が跳ね返した光の眩さに、瞼を細める。

 隣のフランツを見上げると、相手も自分の方を見つめていた。

 目が合う。

 微笑みを交わす。

 楽しい。

 嬉しい。

 なんて素敵な日なんだろう!


「外套と雪靴、ぴったりのがあって良かったな」

「ばあやさんが出してくれました。今日のは亡くなった奥様のお品ですって」

「そうそう、母が昔使っていたんだよ。懐かしい」

「大事なものでしょうに、私が使っていいんでしょうか」

「いいとも。どんどん着てやった方が服も喜ぶ」


 そういえば新年の衣装はどうすべきかな、とフランツが呟いた。

 挨拶にくる近隣の者や、久々に顔をそろえる家族たちに、リサをどのように紹介すべきだろう──


「友人かなあ客人かなあ、まさか使用人じゃないしなあ……」


 独り言のようなフランツの言葉を聞きながら、リサも思案した。

 私はいったい、あの家の何だろう。居候?


「あの、あの、フランツ様」

「なんだい?」

「使用人でいいです。私、使用人でいいです」

「なんでまた」

「だって居候じゃ嫌だなあって」


 そう言いながら気がついた。

 私ったら、あの家にずっといるつもりでいるんだわ。何処かから来て、何処かへ行かなきゃいけないのに、いつまでもあの家で暮らすつもりでいる。

 そう思うと、華やいだ気持ちがしゅるしゅる音を立ててしぼんで行くようだ。

 上気した頬に、冬の空気が囁きかける。


 ──自分ひとりが浮かれていて、本当にいいの?


 ふっと目を上げると、彼方に雪雲の影が見えていた。


「ああ、そうか」


 夕方近くなればきっと、また雪が降るだろう。


「リサ。私はすっかり、おまえがずっと(うち)にいるような、そんなつもりになっていたよ」


 そうこうしているうちに、図書館についた。

 何と答えるべきかわからず、リサは黙っていた。

 黙ってフランツの後ろを歩き、図書館の扉をくぐった。






 * * *







 リサは文字が読めるようだった。

 ──好きな本を読むといい。

 そう言ったら、「これにします」と子ども向けの絵本を持ってきた。


「絵本か、なつかしいな。小さい頃は寝る前によく読んでもらった」

「ばあやさんにですか?」

「ばあやだったり母だったり、一番上の姉が読んでくれたこともあったなあ」


 図書館の窓越しに光が入り、リサの艶やかな黒髪を照らす。

 彼女は閲覧室の机に絵本を置き、椅子に腰かけた。細い指先で頁をめくり、目を落とす。


 さて、彼女にはここで本を楽しんでいてもらおう。

 自分が用が有るのは本たちではなく、ここの館長だ。

 彼はたしか郷土史に詳しかったはず。この町に一番近い『神の家』のことや、そこに暮らす神仕えの女たちのこと、何かリサにとって役立つ話が聞けるかもしれない。


「あのお嬢さんがですか」


 リサのことをかいつまんで話すと、小柄な老人は落ちた眼鏡を指先で押し上げた。


「うちのばあやがな、彼女の服を見てそう言うんだ。あの子は神仕えの女だって」

「ははあ、ゾフィさんが」


 なるほど、たしかに見事なおっぱいですな──目を細めて言う館長の視線を自分の体で遮り、フランツは椅子を引いて腰掛けた。


「『神の家』ってこの国だけでも幾つかあるんだろう? この辺で一番近いのはどこだったけ」

「……線路工事の横で倒れていたと仰いましたな」


 館長は一旦席を立ち、細長い紙の筒を手に戻ってきた。

 広い机の上に広げたのは、この国の地図だった。


「でしたら南の『黒い森』を抜けてきたんでしょう。たしかここに、『神の家』があったはず」

「へえーそんなところにねぇ。いや知らなかった」


 感心するフランツに、館長は地図の一カ所を指差した。それはこの国の首都から少し離れた、大河の支流にほど近い場所だった。


「そもそも星神様への信仰は、元はこのあたりで生まれたものですな」

「ふむ」

「そこからどんどん広がって、王家の城下町にまず浸透しました。そして国教となって国中に広まり、南の森を抜けてこの町にも伝わった、と。首都を起点に鉄道が伸びていくさまと似ておりますな」

「うん、本当だ」

「たとえば冠婚葬祭や人生の節目、家を建てたり、新しい年を迎えるときなど、『神の家』から神仕えの女を呼びますでしょう」

「ああ、うちでも昔はそうしたらしいな」


 そう、昔は。


「さよう“昔は”そうしておりました。どの家でも、どの町でも、どの城でも」


 新年のご祈祷を最後に見たのは、何年前だろう。

 もしかしたら二十年近く前のことかもしれない。


「フランツ様もご存知でしょうが、星神信仰は慈愛と豊穣の女神への信仰です。季節ごとに祈り、節目ごとに祈り、信心する者にとっては身近な神でした」


 慈愛と豊穣の女神、か。


 人々の幸せと一年の豊作を司る女神は、赤子に乳をやる美女の姿で描かれる。

 あまりにも身近で意識することの方が少ない、そんな女神だ──だがリサが仕える神としては、まさにぴったりだ。


 そのリサは書棚の間をウロウロと歩き回っている。

 上の方に置かれた本が気になったのだろうか。どこからか梯子を持ってきて、立てかけた。片手でスカートの裾を持ち、もう片方で梯子を掴んで一段ずつ登っていく。


 危なくないだろうか、大丈夫だろうか──そう思って見ている間にも、館長の解説は続いている。


「しかし、時代が変わったということなのでしょうなあ。この百年で農業、医術、輸送、ありとあらゆる技術が進歩して、神の力を借りなくても人は生きていけるようになりました。

 王家でも折々のご祈祷は既に形だけのものだそうですよ。『神の家』に住まう女ではなく、『神の家』で育ち王族に嫁いだ女を呼んで執り行うと聞きますから」

「『神の家』で育ち、王族に嫁いだ?」


 首を傾げると、館長は「そうです」と頷いてみせる。


「信仰だけでは生きていけない時代になりましたからな。

 星神様というもの自体が厳しい神ではないのですよフランツさま。神話においても女神自身が恋をし、子を産んでおりますから」

「なるほど、寛大な神なんだな」


 他国で祀られる神の中には、非常に厳しい戒律を守らせるものもあるらしい。

 だがリサたちの神は違うようだ。

 神仕え以外にも生活(たつき)の道が選べるのも、女神の大らかさの賜物といえよう。

 あの日あの夜雪の上に倒れていたリサは、何故『神の家』を出たのだろう。彼女なりに、何か考えがあってのことなのかもしれない。

 だが、何かに追われているらしい、というその一点だけがわからない。


「なあ館長、リサのことなんだがな」


 フランツは少し声を落とした。


「頭を打ったせいかもしれんが、自分の名前より他のことを覚えていないのだ」


 館長はもう一度眼鏡を押し上げた。


「どうやら何かに追われて逃げてきたらしい。言葉の端々からそうわかるのだが、本人も細かい事情を思い出せずにいる」


 リサは梯子の上で手を伸ばし、本に少し指をかけ、背表紙を確認しているようだった。

 午後の光が射しこみ、書架に陰影を映し出す──背中から腰にかけての曲線、ふわりと広がるスカートの裾、そして豊かな乳房の重みまで、くっきりと。

 とても眩しい。そして美しい。


「おかしいと思うだろう? 出自はさておき、あの子がそんな物騒なことになるなど想像がつかないんだよ。のんびりした優しい気質の娘だ。騒動とは無縁に見える」


 あるいは『神の家』を出たこと自体が騒動の種だったのか。

 だが、神仕え以外にも生きる術を持てるのなら、問題があるようには思えない。


「何がしかの力になってやりたいな」

「しかし騒動の中身がわからない以上、そういうわけにもいきますまい」

「いかないかな」

「いきませんでしょう。フランツさまはこの町の領主です。いちおう責任あるお立場です」

「いちおうってヒドイな、館長は」

「何かあったらどうします。たとえばご自分のこの先の人生と彼女の人生、どちらかを選ぶ必要が出たらどうします」

「両方選ぶさ」

「では、選んだ人生に責任は持てますか。彼女はたしかに魅力的です。それは私にもわかります。

 若く、美しく、目つきを見れば性質もわかる。素直で温和、すねたところのない今どき珍しいくらいの気性の良いお嬢さんだ」


 もう一度リサの方を振り返る。梯子の上で首を俯けて、手にした本に視線を落としている。

 選んだ人生に責任を、か。

 大切なことには違いない。だが責任取れるの取れないのと足踏みするばかりでは、何も選べなくなってしまうのではないか。時には思い切りや流れに任せることも、必要なのではないか。


「また、所作を見れば育ちもわかります。貴族の優雅さとはまた違いますが、乱暴なところがなく丁寧だ。フランツさまがお気に召すのもよくわかる」

「だろう?」

「それに、立派なおっぱいです」


 今おっぱいは関係ないだろう。

 そう抗議すべく、フランツは館長の方に向き直った。渋い表情の老人と目が合うと、彼は眼鏡を指で押し上げようとして──


「あ」


 と声を上げた。


 次の瞬間、雪崩を起こすように書架が倒れた。







 * * *







 最初に手にした絵本は、星神様の伝説を描いたものだった。

 慈愛と豊穣の女神が、かわいそうな女の子に手を差し伸べる。女神の御加護によって、女の子は幸せを手に入れる──知っている話だった。

 何もかも忘れてしまったし読むまで思い出せなかったけれど、リサはこの話を知っていた。


 絵本を棚に戻し、リサは次を探すことにした。郷土に伝わる伝統食の本に狙いを定めたが、背の高い本棚は手を伸ばしても届きそうにない。

 辺りを見回すと梯子があった。よいしょよいしょと運び、目的の書架に立てかけ、足を掛ける。裾を踏まないように手で持って、一段一段、ゆっくりと。

 乳房が邪魔をして足元が見えないので、慎重に。


 上まで登ると、また眺めがちがう。

 向こうの方に見つけたフランツは、誰かと何やら話し込んでいる。「物知りな館長に会いに行く」と言っていたから、あのおじいさんがそうなのだろう。

 じっと見ていると、こちらに背を向けていたフランツが振り向いた。

 慌てて視線を逸らす──が、すぐに思い直した。悪いことをしてるわけではないし、恥ずかしいことをしているわけでもない。気まずいことなんて何もない、何もない。


 よしっ、と意を決してフランツの方を見る。彼はまだこちらを見ていて、目が合うと軽く片手を上げた。

 とたんにふわぁっと心が舞い上がる。

 単純すぎて恥ずかしいようだが、自然と顔がほころんでリサも小さく片手を振った。


 そのときだった。


「リサ」


 下の方から声を掛けられた。


「リサ。やっと会えた」


 それはスラリとした体に襤褸(ぼろ)をまとった、見知らぬ少女だった。


 歳はリサよりもいくつか下だろう。自分と同じ黒い髪に、黒い眸。すらりと伸びた手足を包む靴や外套は明らかにぶかぶかで古びており、誰かのものを借りて無理に身に着けているようだった。自分が借りた羽入りの上着と比べると、ずいぶん粗末な(なり)だ。


 それでも、少女は頬を上気させ、リサを見つめていた。

 喜びと期待でわずかな不安を押し隠すように──まるで、恋人を前にした乙女のような眼差しで。


「探したんだよ、リサ。ずっとずっと。やっと会えた」

「あなたは……」

「迎えにきたの。帰ろうよ、一緒に」

「あなたは、どなた?」


 少女の表情が凍りつく──まずいことを言ったのだ、とリサは瞬間的に理解した。

 心なしか震える声で、少女は言った。


「リサ……本当に、わからないんだ」

「ご、ごめんなさい。私いま自分の名前しか」

「本当にわからないんだ、私のこと」

「何も思い出せないんです。だから……その、あなたがどなたなのか」

「なんで」


 リサは答えようとした。言い訳をしようとした──だが、少女が豹変する方が早かった。


「なんでよ」


 ぎりりと歯噛みし、少女が唸る。黒い眸にゆらりと悲しみの炎が立ち昇る。


「なんで。なんで覚えてないの。忘れちゃったってなんなの」

「わ、わたしは」

「シシィだよ、リサ。シシィだよ。帰ろうよ! 一緒に帰ろうよ!!」


 こわい。

 こわいと思った。

 自分が梯子の上にいることをリサは一瞬忘れ、思わず後ずさろうとして──ぐらり、足元が傾いた。


「きゃ……!!」


 悲鳴を上げる間も無く梯子は傾き、リサごと後ろの書架を押し倒した。






 * * *






「リサ!!」


 叫び、フランツは立ち上がった。立ち上がり、走った。

 書架が将棋倒しに倒れていく。

 リサ。

 リサ。

 まさか下敷きになっているまいな。


 だが、彼女は梯子の下敷きになりこそすれ、書棚の直撃はまぬがれていた。

 もうもうと埃が立ち、光がそれを乱反射する。咳き込みながら駆け寄ろうとして、フランツは気がついた。


 リサの傍らにしゃがみこむ、人影に気がついた。


「──きみは誰だ」


 声をかけたときには、既に走り去った後だった。




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