第六話「姉妹の絆」
勇人side
俺は吸血鬼の妹である
フランと戦闘を開始するところである
フラン「サァイクヨ? 禁忌「クランベリートラップ」」
スペカ宣言した途端俺に大量の弾幕が襲い掛かる
普通の人間じゃあ無理だがまだ 音速「ファーストウインドブースト」の効果がまだ続いてるため簡単に避けれる
勇人「風砲「ウインドキャノン」」
初めて使うスペカだが魔理沙のマスパに自分の能力の風を組み合わせたもの威力はマスパより低いけど高い方だ
だが次の瞬間
フラン「禁弾「カタディオプトリック」」
大・中・小の弾幕で相殺されてしまう
勇人「じゃあこれならどうだ 疾風「疾風迅雷」」
俺は二枚目のスペカ宣言
妖怪退治と修行の成果により威力は高くなっているし速さもまだ音速の領域ではないが近いぐらい早くなってる
フラン「禁忌「フォーオブアカインド」」
あっさり相殺
俺は一瞬この勝負に勝てるのか?と疑問を抱いた なぜならもう 音速「ファーストウインドブースト」
の効果がきれたからだ
フラン「コウゲキシナイナラコッチガイクヨ 禁忌「カゴメカゴメ」」
俺に無数の十字の弾幕が襲い掛かる
これで負けるのか?俺は・・・
霊夢side
しっかりと勝ちなさいよ
そのためにレミリアをどけたんだから
その勝負を見てると圧倒的に勇人が押されている
霊夢「(まさか勇人が負ける!?)」
まさかそんなことありえないわ
だって修行し妖怪退治してきてるから強くなってるはず
でももしかしたら・・・
霊夢「勇人!絶対勝ちなさいよ!勝たないとこれからの修行をもっときつくするわよ?」
勇人side
霊夢「勇人!絶対勝ちなさいよ!勝たないとこれからの修行をもっときつくするわよ?」
その時俺の耳に霊夢の声がはっきりと聞こえた
そして修行をきつくするといった これでもきついってのに
勇人「絶対に・・・負けられないよな
光速「セカンドウインドブースト」」
俺は自分の限界を超えて見せる
スペカを発動し人間の目では追いつけないほどの速さ光速を発動した
これは自分の身がボロボロになるが今までより霊力を使い限界まで体を固くした
そして俺は十字に飛び交う弾幕を見切りフランの目の前まで来た
勇人「どうしてお前は自分の姉を攻撃した?」
フラン「ソレハオネエサマガワタシヲ495ネンカン幽閉したからよ
ソノクルシミヲオネエサマニアジワッテモラウタメコウゲキをシタ」
495年間も幽閉されてたのか
俺には想像もつかないが
勇人「そんなことで姉を・・・レミリアを攻撃したのか?
お前はレミリアのことが嫌いなのか?」
フラン「イイエ デモオネエサマハワタシノコトガキライダカラ・・・」
勇人「それは本人の口から聞いたのか?それともただの想像か?」
フラン「ソウゾウヨ デモオネエサマノコトガスキダナンテイエルワケナイジャナイ」
勇人「じゃあこの勝負終わったら しっかり言えよ すぐ近くにいるんだから」
フラン「ソウ・・・だね」
その時フランから狂気が消えたような気がした
勇人「じゃあ 風砲「ウインドフルキャノン」」
スペカ宣言した後風砲「ウインドキャノン」とは違う大玉の弾幕が出てきて
そこからマスパみたいな攻撃をした 簡単に言うと大量のマスパが発射されたものだ
そしてvsフラン戦が終わった
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フランside
レミリア「フラン大丈夫?しっかりして」
フラン「おね・・・え・・・さま?」
私の目に映ったのは泣いたお姉様だった
レミリア「そうよ あなたの姉 レミリア・スカーレットよ」
フラン「お姉様 私お姉様のことが好きだよ」
レミリア「フラン 私もよ」
勇人side
俺はそれを見て
そして二人は泣きながら抱き合った
その光景はまるで495年間も幽閉されていたとは思えない溝など何もない姉妹の絆を感じた
フラン「勇人 私仲直りしたよ」
勇人「そうかそれはよか…った・・・な・・・(ドサッ」
だんだん意識が遠のいていくがなんとかいえた
多分霊力の使いすぎだと思う
霊夢side
霊夢「勇人!?」
レミリア「咲夜!」
咲夜「大丈夫です 状況を察しています その方を運べばいいんですね」
レミリア「そうよ」
私の目の前で勇人が倒れた
なんとか咲夜というメイドが運んでくれたらしいが・・・
勇人side
それから何時間たったのだろうか?
俺が目を覚めると霊夢が目に映った
そしてビンタされた・・・意外に痛かった
霊夢「いきなり倒れて心配かけないでよ」
勇人「ごめん」
霊夢「心配かけたからこれから1週間 修行をきつくするわよ」
勇人「それはないぜ・・・」
俺はこれから一週間修行がきつくなった
そしてレミリアにフラン、咲夜が入ってきた
レミリア「あら起きてたのね」
フラン「勇人起きたんだね」
咲夜「一応命に別状はないですが霊力の使いすぎですね」
やっぱりか・・・
咲夜「でも数日間はここで体を休ませてもらいます」
じゃあ一週間は過ぎるなー(ニヤニヤ
霊夢「何ニヤニヤしてるの?残念だけど退院してから修行をすると同時に一週間きつくするわよ」
おわったorz
レミリア「数日間だけだけど一応紅魔館の住民に顔出しぐらいはしときなさいよ?」
勇人「じゃあ今すぐ」
と思っていたが体が思ったように動かせない
咲夜「まだ無理よ せいぜい明日にならないと」
そして翌日
一応体は動かせるので挨拶しに行った
とはいっても図書館の人たちだけなんだけどね
図書館に入りまず目に入ったのは大量の本だった
???「あなたが数日間ここで住む人?」
勇人「はい。そうです」
パチュリー「私はパチュリー・ノーレッジよ ここの管理をしてるのよ でこっちが・・・」
小悪魔「小悪魔です 数日間だけですけどよろしくお願いします」
勇人「こちらこそ」
パチュリー「本を借りたいならいつでも来なさい」
勇人「分かりました」
とはいっても俺は本とか読まない方なんだけども
レミリア「一応顔出しは終わったようね」
フラン「勇人一緒にあそぼ」
レミリア「フランだめよ まだ動かせるようになったばっかりなんだから」
勇人「別にいいですよ 一応飛べますから」
レミリア「そう・・・じゃあ遊んでらっしゃい」
フラン「わーい」
そして俺は外でフランと遊んだ
レミリアside
回復が早いわね
妖力は感じられなかったからまずないでしょう
レミリア「咲夜」
咲夜「何でしょう お嬢様」
レミリア「勇人について調べてきてくれないかな?」
咲夜「分かりました」
一分経過
咲夜「情報を集めてきました」
メイド報告中
吸血鬼静聴中
レミリア「なるほどね」
咲夜「もうお下がりしてもいいでしょうか?」
レミリア「えぇ いいわよ」
いくらフランの攻撃をかわし切れたとしてもおかしい
もともとの能力かしら
そして疑問を浮かばせながら数日が過ぎた
レミリア「早いわね」
勇人「そうですね お世話になりました」
レミリア「こちらこそ フランの遊び相手になってくれて」
フラン「勇人もういくの?」
勇人「ちょこちょこ来るさ」
レミリア「また会える機会まで」
勇人「おう」
勇人side
別れを告げ紅魔館を去って行った
そして自分のところへ戻っていくのでした
勇人「さて どうするかな」