カピパラくんのイメージ力①
双極性障害と診断されてから、カピパラくんは定期的にカウンセリングを受けていました。カウンセリングでは、カウンセラーの人とおしゃべりする以外に、いろいろと心理テストを受けることがありました。有名どころだと、バウムテストなどはご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。
その中で、WAISⅢと呼ばれる、知能検査を受けたことがあります。それでわかったことは、カピパラくんの知能は全体的に高いのですが、想像力やイメージ力が弱いということでした。
この結果を知ったとき、カピパラくんはがく然とするとともに、妙に納得するところがありました。
がく然とした理由は単純で、お話を書くのに想像力が乏しいというのは、致命的だからです。……とはいえ、この当時はすでにお話を書くことから距離を置いていたので、あまり関係はなかったのですが……。
そして納得したところは、自分のお話の下手さにあります。カピパラくんの(ちなみにこれはペンネームの一つで、小説家になろうでの正式なペンネームは『小畠愛子』にしています)お話を読んだ方は気づいたかもしれませんが、カピパラくん、風景描写があまりにも下手なのです。もともと本を読んでいても、場面をイメージしたりがすごい苦手で、けっこう苦痛だった思い出があります。
そんなわけで、カピパラくんは結果にがく然とし、自分の特徴を泣く泣く受け入れるしかなかったのです。




