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睡眠とカピパラくん

 双極性障害のカピパラくんにとって、睡眠というのはとっても大切なバロメーターです。うつ状態のときは寝ても寝ても寝たりないくらい、とにかく眠いです。お昼寝もよくするし、睡眠時間も長くなりがち。お休みの日は、ほとんど寝てたりもしています。

 でも、それ以上に大変なのが、そう状態のときです。そう状態のときは、からだの疲れが感じられにくくなってしまうため、眠気もやってこなくなります。


「…眠れへん…」


 病院からもらった睡眠導入剤を飲んでも、眠気はさっぱりきてくれません。家出した眠気を探すうちに、だんだんと泥沼にハマっていく…。そんな状態なのに、起きたら不思議と元気だから、不思議ですよね。

 とは言っても、もちろんそれは精神的に疲労を感じなくなっているだけで、からだはしっかり疲れています。だから、気づいたときにはすごくぐったりしてて、一気に気持ちが落ちてしまう…なんてこともしばしば。


「眠れへんし、スマホでゲームでもしとくか」


 こういう思考に陥ってしまうともうだめです。眠れないときにスマホを見るのは御法度。だけどもやっぱりスマホを見てしまうカピパラくんでした。


 ちなみにこういう眠れないとき、カピパラくんにとっての正解は…。


「ひつじ〜ぬ、眠れへんからぎゅってしていい?」

「しょうがないなぁ。ほら、おいで」


 ひつじさんにむぎゅっと抱きついて、ふわふわふかふかの羊毛に顔をうずめると、自然と眠ることができるのです。愛の力は偉大ですね♪

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