カピパラくんのマッサージ
カピパラくんは、たまにひつじさんにマッサージをすることがあります。ひつじさんが、肩や腰、ふくらはぎの痛みを訴えるので、もみもみしてあげるのです。でも、このマッサージ、ものすごく不評で……。
「カピ、痛い!」
「大丈夫、大丈夫」
「ちょっと、痛いって!」
「しっかりもみほぐさないとね」
「だから、痛いってば!」
「良くなれ~♪ 良くなれ~♪」
「ちょっとって!」
……とまあ、こんな感じで、ひつじさんがめちゃくちゃ痛がって、たいていはカピパラくんがどやされて終わるのです。でも、カピパラくんだって、ひつじさんに意地悪したくてマッサージをしているわけではありません。
「痛いってことは、リンパが凝り固まってるってことなんだよ。だから、しっかりもみほぐして、リンパの流れを良くしないと!」
こういう気持ちでやっているのです。決していつも、ひつじさんにお仕置きされて、負けてばっかりだからというわけではありません。その証拠に、カピパラくんがマッサージをした次の日は、ひつじさんも肩こりなどがなくなったと、お礼を言ってくれます。
「……くくく、ひつじーぬ、いつもよくもお仕置きしてくれたなぁ……」
……ひつじさんに意地悪したくて、やってるわけじゃ……わけじゃ……。
でも、最近は危険を感じてか、ひつじさんがマッサージ器を買ってくれたのです。これで、ひつじさんはもちろん、カピパラくんも肩や腰のこりとおさらばです♪
「……くくく、マッサージ器を『強』にして、思いっきり押しあててやるぜ( ̄ー ̄)」
……ひつじさんに仕返ししたくて、やってるわけじゃ……わけじゃ……。




