表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/63

カピパラくんが、ひつじさんに出会うまで(お話を書くカピパラくん編)③

 日常を犠牲にしながらも、カピパラくんはなんとかお話を書き続けていました。しかしそれも、ついに限界をむかえます。


「…お仕事、辞める…」


 何度目かの退職のあと、カピパラくんはぐったりと疲れ果ててしまいました。お話も書けなくなり、それに引きずられてなにもできなくなってしまう…。まさにこれはうつの症状でした。


「…病院に行かなくちゃ…」


 カピパラくんは、心療内科へ行くことにしました。これまでもうつの症状は何度も経験したことがあります。きっと今回もうつ病だと診断されるでしょう。そしてカピパラくんは、うつが治る病気だということも知っていました。お薬を飲んで、しっかりと療養すれば、また前みたいにお話を書くことができる…。しかし診断名は、予想外のものでした。


「双極性障害…」


 カピパラくんは、大学時代に心理学を学んでいました。そのときに双極性障害については学んだことはありましたが、それでも、実際に宣告されると驚いてしまいます。いったいどんな病気なのでしょうか?


「うつとは違うんだ。うつとは違って…寛解することが、ほとんどない」


 治らないわけではないのですが、双極性障害は再発率がものすごく高い病気のようです。そして何より、お話を書くという行為自体が、そう状態を呼び起こしてしまうと知って、カピパラくんはがく然としました。


「どうしよう…。ぼくからお話を取ったら、あとはもうただのドブネズミだよ…」


 カピパラくん最大のピンチです。このピンチに、カピパラくんが取った行動とは…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ