表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/63

カピパラくんが、ひつじさんに出会うまで(お話を書くカピパラくん編)①

 カピパラくんが、双極性障害と診断されたのは、ひつじさんと出会う1年くらい前のことです。ひつじさんと出会うまでのカピパラくんは、鼻をブイブイいわせるお話の書き手でした。


「カピパラ様は天才なんだ、ひゃっほう!」


 こんな感じでいろんなお話を、ものすごい速さで書いていたのです。


「うぅ、泣ける、泣けるよ…くそっ、涙が止まらねぇ…」


 こんな感じにもよくなってました。お話(ちなみにカピパラくんは、主に童話のジャンルを書いていました)を書いては登場人物とともに泣いたり…。


「いいぞ、いいぞ、いけ、やっちまえ!」


 こんな感じで登場人物と戦ったり、お話を書いているときは人が変わったようになるのです。


 音楽をガンガン聞きながら、ひどい時は夜が明けるまで、没頭して書くカピパラくん…。でも、もちろんそんな状態が、ずっと続くわけありません。


「どうしよう…なんも浮かばん…」


 こんな感じに行き詰まることも多々ありました。そんなときのカピパラくんは、まるで雨に打たれてびしょぬれになったみたいに、毛皮も重くぐったりしています。


 こんなふうに、カピパラくんがひつじさんに出会うまでは、そのもふもふの毛皮の中身はほとんどがお話のことでいっぱいだったのです。でも、そんなだからこそ、カピパラくんの毛皮はその人生にも影響を及ぼすのでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ