何でも屋
2話目です。ちょっと、私が関西人なので、関西弁が交じる時があるとは思いますが、暖かい目で見てください。
少女は走った。
「はぁ。他の4人はどこに行ったのか…」
??
「おーい!!!」
突如女の声が聞こえ振り向く。そこには見知った顔の4人
私はニコッと微笑み
「どこにいっていたの?」
着物姿の小柄な女が答える
「あなたが消えたのですよ」
彼女は“ユキ“団員番号2だ。
日よけに傘をさしているが、あれは毒塗りの刀がしこんである。
それに着物の裾には短刀。いわゆる暗殺者
ストレートの黒髪。緑の着物。身長は、155くらいだろうか。
あぁ。私は“マキ“団員番号5
私は160ある。そして、女子高生である。私は銃を担当している
まぁ、遠距離も、近距離もいけて、得である。補助役といえばいいかな
「まぁ、なんですの?その汚れた服は…帰ってお風呂に入ってね」
と、偉そうに…優雅に言い放つ彼女は“フローラ“団員番号3
彼女はいつもフリルの服を着ていて、髪色は金髪。とても色白で綺麗だ
しかし、彼女もまた、世界を守るものとして、弓矢を使用する
彼女は遠距離で、敵を狙う。あとハッキングもできて、頭がいい。
裕福な育ちは羨ましい…
ずっと黙っている黒髪のポニーテールで長い前髪で片目を隠した少女(?)は
“エル“団員番号4だ。あの子は見たら分かる通り、大鎌を使うアタッカー。頭は悪いが強い
そしていつもパーカーにジーパンという。女の子らしくない
しかし、一番小さく、戦闘向きそうではないのが彼女だ
傍から笑っている髪の長い色気のあるやつ…あれが我らが団長 “エム“。
一番服の露出が高く、どんな男でもイチコロだろう
こいつは、日本刀を扱っており、誰よりも一番に戦場にかけこむ。
見張りがいなければすぐにどこ
かに行く…
みんなの説明はこんなものかな
私たちを物珍しく見に来た村の人だかりがいつの間にか出来ていた
ユキ「どうしますか?」
エム「ほら、自己紹介自己紹介♪」
マキ「せー」!
一同「何でも屋さんです!これからもよろしく(お願いします)」
(ぐだぐだ)
フローラ「マキ、あなた本当に汚くてよ」
エム「はんかちいる?」
ユキ「帰ったら風呂入っくださいね。今日のお皿洗いの当番私がしますので」
エル「ユキ、僕のご飯の用意も…」
ユキ「あなたはだーめ!」
笑いが漏れる
しかし周りの村人は目を白黒させる。
なにせ、今の時代は戦争の時代。いつ死ぬのかもわからないのに
なぜ彼女たちは、笑えるのだろう…と。
彼女達はコードネームで呼び合う。本名は伏せておくのが今の時代のおきまり。
年は恐らく16から18辺りだろう。
そのような少女がさっき、
「殺してあげる」と言ったのだ。
村人は、感謝するでもなく、感激するでもなく。静かにその場を立ち去った。
彼女たちに、任せられないと思ったのだろう
しかし、何人かのものは残った。感じたのだ。彼女たちは強い…と
そんな、彼女達が会話している時向こうの方で爆発が起きた
きっともう時期この近くにも来る…もう終わりだと誰もがそう思った
なのに、彼女たちは、気にすることもなく話し続ける。
そして、急にマキという少女が立ち上がる
片手の大きな銃を構え…
撃った。すると、さっきまで向こうで聞こえていた銃声がやんだ
村人はざわつく。今の一発の銃弾で終わらせたのか!?
マキの大きな銃の中には爆薬が詰められていた
今の1発で何十人もころしたのだ。
エル「マキ、僕も殺したかったんだけど。一人でやらないでよ。」
マキ「ごめぇん!うるさかったからさ♪しまつしちゃったぁ~次は譲るから、ね?」
エル「晩飯の準備変わってくれたら許す」
ユキ「エル…?私が見張りますので」
エル「…。」
なぜこんなことが簡単に口に出来るのか…
わからない…でもやはり、あの五人は強い
個性的で装備もしてないのに、しかも少女だ。
彼女たちは、人なのか…?
最後までありがとうございました。では次回お楽しみなでは次回お楽しみに