第8話 世界トップ配信者、挑発してくる
第8話です。
読んでいただきありがとうございます!
前回、ユウトのチャンネルは
ついに登録者100万人を突破しました。
新人探索者としては
前代未聞のスピードで世界中から注目を集めています。
そして今回は――
ついに登場します。
世界ランキング1位のダンジョン配信者
レオン・クロウ。
ユウトの「ドロップ率∞」スキルを疑う彼は、
ある提案をしてきます。
さらに今回も少しだけ
ユウトとアリアの距離が近すぎる(?)場面もあるかもしれません。
楽しんでいただけたら嬉しいです!
翌日。
探索者協会の前は
とんでもないことになっていた。
カメラ。
記者。
ファン。
そして――
配信者。
コメント欄。
「人多すぎ」
「100万人配信者」
「世界トレンド」
俺は頭をかく。
「なんか大事になってるな」
隣でアリアが笑う。
「あなた」
「昨日で世界有名人よ」
コメント
「世界1位配信」
「新人バグ」
そのとき。
人混みがざわついた。
「来た」
「海外勢」
黒い車から降りてきた男。
金髪。
高身長。
派手な装備。
コメント欄が爆発する。
「レオン」
「世界ランキング1位」
レオン・クロウ。
登録者
900万人。
世界トップダンジョン配信者。
レオンは歩いてくる。
そして俺を見る。
ニヤッと笑った。
「You」
「Bug drop guy?」
コメント
「煽り」
俺は答える。
「まあそんな感じです」
レオンは笑う。
「Interesting」
「Fakeじゃないなら」
「証明してみろ」
コメント欄。
「来た」
「対決」
レオンが言う。
「次のダンジョン」
「俺と配信コラボ」
「どっちが上か」
俺は考える。
そのとき。
横から声。
「いいわよ」
アリアだった。
腕を組んでいる。
「やりましょう」
レオンは笑う。
「Oh」
「Silver queen」
コメント
「火花」
俺は苦笑する。
「決まりですか?」
アリアが近づく。
そして。
耳元で囁く。
「面白いじゃない」
距離近い。
かなり近い。
コメント
「近い」
「甘サド」
そのとき。
人混みの中で誰かがぶつかった。
ドン。
俺はよろける。
そして――
ドサッ。
柔らかい感触。
「……」
「……」
俺の顔。
アリアの胸。
コメント欄。
「」
「」
「」
数秒。
沈黙。
そして。
アリアの声。
「……」
低い。
「ねえ」
「これ」
「何回目?」
コメント
「3回目」
俺は慌てる。
「事故です!」
アリアは頬を赤くしている。
だが。
口元が少し笑っている。
「ほんとに?」
コメント
「甘サド」
アリアは俺の頬をつつく。
「まあいいわ」
「あとで罰」
コメント
「怖い」
その様子を。
レオンが見ていた。
そして笑う。
「Interesting」
「Bug guy」
「Lucky too」
コメント
「ラッキースケベ」
レオンは言う。
「明日」
「ダンジョン配信」
「世界同時配信」
コメント欄。
「神企画」
「世界戦」
視聴者予想。
300万人。
レオンは指を指す。
「逃げるなよ」
俺は笑う。
「逃げませんよ」
アリアが腕を組む。
そして。
ニヤッと笑う。
「むしろ」
「後悔させてあげる」
コメント欄。
「女王」
そのとき。
俺のスマホが鳴る。
通知。
スポンサー。
企業。
テレビ。
止まらない。
登録者。
⸻
1,500,000人
⸻
俺は苦笑した。
「なんか」
「とんでもないことになってきたな」
アリアが笑う。
「これからよ」
そして。
俺の肩に手を置く。
「世界配信」
「楽しみましょう」
コメント欄。
「神コンビ」
こうして。
俺の次の配信は。
世界300万人が見る
ダンジョン配信対決になった。
⸻
第8話 完
第8話を読んでいただきありがとうございました!
ついに物語は
世界のダンジョン配信者との対決編へ突入しました。
世界ランキング1位の配信者
レオン・クロウ。
そして
ドロップ率∞という規格外のスキルを持つユウト。
さらにSランク探索者のアリアも加わり、
次回の配信は
世界同時配信のダンジョン対決
という、とんでもないイベントになりそうです。
視聴者数はなんと
300万人規模になる予想。
当然、ここでユウトがどんなドロップを見せるのか――
世界中が注目しています。
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