第5話 Sランク美女とボス討伐(距離近すぎ)
第5話です。
読んでいただきありがとうございます!
前回、ユウトは
**Sランク探索者配信者「白銀のアリア」**と遭遇しました。
今回はついに二人での初戦闘。
相手はダンジョン最奥のボス
オーガキング。
Sランク探索者の実力と、
ユウトのバグスキルが合わさるとどうなるのか――。
そして今回も少しだけ
ラッキースケベ(?)な距離感があるかもしれません。
楽しんでいただけたら嬉しいです!
オーガキングが咆哮した。
「グオオオオオ!!」
高さ三メートル。
筋肉の塊。
棍棒は電柱レベル。
コメント欄が荒れる。
「ボス」
「Dダンジョン最奥」
「普通はパーティ戦」
「新人死ぬ」
だが。
俺の隣には――
Sランク探索者
白銀のアリア。
彼女は剣を軽く振った。
「ふーん」
「思ったより小さいわね」
コメント
「小さいは草」
「Sランク怖い」
俺は苦笑する。
「俺からしたらデカすぎです」
アリアはチラッと俺を見る。
そして。
ニヤッと笑った。
「安心しなさい」
「守ってあげる」
その瞬間。
俺の背中に手を回した。
ぐいっ。
「近い!」
コメント欄
「距離」
「近い近い」
アリアは俺の耳元で囁く。
「さっき言ったでしょ」
「私が削る」
「あなたがトドメ」
息が耳に当たる。
近すぎる。
コメント
「甘サド」
「これは人気出る」
オーガキングが突進。
ドォン!!
地面が揺れる。
アリアが前に出た。
「遅い」
次の瞬間。
銀色の剣が閃く。
ザンッ!!
オーガキングの腕に大きな傷。
コメント
「速い」
「Sランクえぐい」
オーガキングが怒る。
棍棒を振り回す。
ゴォン!!
アリアは軽く回避。
まるで踊るような動き。
「ほら」
「見てなさい」
彼女は連続で斬る。
ザン!
ザン!
ザン!
オーガキングの体が傷だらけになる。
HPはもう半分以下。
コメント
「削り早すぎ」
「Sランク無双」
アリアは振り向く。
「はい」
「トドメどうぞ」
俺は苦笑した。
「急ですね」
オーガキングが突進。
俺は剣を握る。
そして。
「行く!」
ザンッ!!
剣が首に入る。
オーガキングの巨体が揺れ――
崩れた。
沈黙。
そして。
⸻
ドサッ
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
ポン
⸻
コメント欄。
完全に止まる。
「」
「」
「」
地面に落ちた。
15個のドロップ。
アリアも固まった。
「……」
「なにこれ」
コメント
「15個」
「バグ」
「世界記録」
俺は苦笑する。
「まあ」
「こんな感じです」
アリアはしゃがむ。
そして。
ドロップを一つ拾う。
鑑定。
目が見開く。
「……Sランク素材」
もう一つ。
「Aランク魔石」
そして。
虹色。
コメント欄。
「また来た」
「虹」
俺は拾う。
鑑定。
⸻
ユニークスキル
「幸運支配」
効果
運に関わる確率を大幅上昇
レア度
SSS
⸻
コメント欄が爆発する。
「SSS」
「世界初」
「伝説」
視聴者数。
⸻
120,000
↓
200,000
⸻
アリアはゆっくり俺を見る。
そして言った。
「ねえ」
「あなた」
一歩近づく。
近い。
かなり近い。
そして。
指で俺の胸をつつく。
「本当にFランク?」
コメント
「距離」
「触ってる」
俺は苦笑する。
「一応」
アリアは小さく笑った。
「嘘」
そして。
耳元で。
「こんなの」
「世界が放っておくわけない」
そのとき。
コメント欄に流れた。
「企業きてる」
「スポンサー」
「探索者協会」
「海外勢」
俺のスマホが鳴る。
通知。
DM。
メール。
スカウト。
止まらない。
アリアは笑った。
「言ったでしょ」
「悪いようにはしないって」
そして。
俺の肩に腕を回した。
「これから」
「もっと面白くなるわよ」
コメント欄。
「神コンビ」
「覇権配信」
視聴者数。
⸻
300,000
⸻
そして。
この日。
俺のチャンネルは。
世界中のダンジョン配信者の
最大の注目チャンネルになった。
⸻
第5話 完
第5話を読んでいただきありがとうございました!
アリアとユウトの初コンビ戦、
いかがでしたでしょうか。
Sランク探索者の実力と、
ドロップ率∞という規格外のスキル。
この組み合わせは
まだまだとんでもない展開を引き起こします。
そして配信はついに
同接30万人
という大規模なものに。
当然、これだけ目立つと――
周囲も黙ってはいません。
次回は
・配信界隈での大騒ぎ
・企業や探索者協会の動き
・ユウトに接触する新キャラ
など、物語がさらに広がっていきます。
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それでは次回もよろしくお願いします!




