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『俺だけドロップ率∞のバグスキル持ちだった ~底辺探索者のダンジョン配信が、いつの間にか世界最強チャンネルになっていた~』  作者: やまご


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3/10

第3話 世界が見つけた“バグ配信”

第3話です。

読んでいただきありがとうございます!


前回、ユウトの配信で

あり得ないドロップ連発が起こりました。


その切り抜きが拡散され、

ついに配信が大きく動き始めます。


今回は


・視聴者爆増

・配信トラブル(探索者との遭遇)

・そして初のボス戦


と、配信が一気に盛り上がる回になります。


楽しんでいただけたら嬉しいです!

「……え?」


俺はスマホ画面を見て固まった。


配信画面の右上。


視聴者数。



3,214



「増えすぎだろ」


さっきまで300人くらいだったはずだ。


コメント欄が流れ続けている。


コメント


「Twitterから来た」


「切り抜き見た」


「ドロップ9個の人?」


「Sスキルマジ?」


俺は困惑する。


「えー……」


「なんか人増えてますね」


コメント


「なんかじゃない」


「大バズり」


「トレンド入ってる」


「今拡散されてる」


「YouTubeショート回ってる」


「TikTokも」


俺は一瞬思考停止した。


(トレンド?)


そんな馬鹿な。


だがコメントは止まらない。



「ドロップ∞の人」


「バグ探索者」


「この配信やばい」


「都市伝説」



視聴者数。



3,000

5,200

8,100



「……」


俺は深呼吸した。


落ち着け。


やることは変わらない。


モンスターを倒すだけだ。


そのとき。


洞窟の奥から音。


ズルッ……


ズルッ……


「スライム」


コメント


「雑魚」


「検証タイム」


「また落ちる?」


俺は剣を振る。


ザシュッ。


スライム撃破。


その瞬間。



ポン

ポン

ポン



コメント欄


「草」


「また3個」


「確定かよ」


「ドロップ∞確定」


落ちたアイテム。


魔石B

魔石B

スキル結晶


コメント


「またスキル」


「確率どうなってんだ」


俺も驚いている。


スキル結晶を鑑定。



スキル

敏捷強化Lv1



コメント


「神」


「初心者最強」


「それ売ったら300万」


視聴者数。



12,000



「え?」


コメント


「1万いった」


「同接やば」


「新人でこれは歴史」


そのとき。


ダンジョンに足音が響いた。


カツン。


カツン。


人だ。


振り向く。


そこにいたのは――


三人の探索者。


装備が違う。


黒い軽装アーマー。


プロの空気。


コメント


「探索者」


「パーティ」


「Dランっぽい」


リーダーらしき男が言った。


「お前が配信してるやつか」


「ドロップバグってるって噂の」


コメント


「来た」


「疑われるぞ」


男は俺を見る。


「さっきのSスキル」


「見せてみろ」


空気が変わった。


俺は少し警戒する。


コメント


「取られるぞ」


「やば」


「探索者あるある」


確かに。


ダンジョン内は法律が弱い。


奪われる事件もある。


だが。


俺は言った。


「断ります」


男の眉が動く。


「は?」


「お前Fランだろ」


「俺たちはD」


後ろの二人も笑う。


「わかるよな?」


つまり。


力で奪う。


コメント欄が荒れる。


「通報」


「録画してるぞ」


「世界中見てる」


そのとき。


男がスマホ画面を見た。


視聴者数。



24,000



コメント


「海外も見てる」


「英語コメント」


「world watching」


男の顔が変わる。


「……」


コメント欄。


「やってみろ」


「犯罪配信」


「人生終わるぞ」


男は舌打ちした。


「チッ」


「行くぞ」


三人は去った。


コメント


「勝利」


「配信最強」


「視聴者2万は盾」


俺は思わず笑った。


(配信ってすごいな)


そして。


その瞬間。


地面が揺れた。


ズン……


ズン……


コメント


「揺れた」


「なんだ?」


奥の闇。


巨大な影。


姿を現した。


高さ2メートル。


筋肉の塊。


棍棒を持つ。


コメント


「」


「」


「オーガ」



Dランクボスモンスター



コメント欄が爆発する。


「逃げろ」


「無理」


「Fランじゃ死ぬ」


「終わった」


俺は剣を握る。


心臓がうるさい。


だが。


考える。


(倒せば)


(絶対ドロップする)


しかも。


ボス。


つまり。


レアの塊。


俺は笑った。


「神回だな」


コメント


「こいつやる気」


「伝説回」


「世界配信」


視聴者数。



40,000



オーガが吠えた。


「グオオオオ!!」


棍棒が振り下ろされる。


ドゴォン!!


地面が砕ける。


俺は回避。


距離を取る。


コメント


「速い」


「意外と動ける」


オーガが突進。


俺は横に回る。


そして。


全力の一撃。


「はあああ!」


ザンッ!!


オーガの腕に傷。


怒る。


再び棍棒。


俺は滑り込む。


そして。


首元へ。


「終わりだ!」


剣が振り抜かれる。


ザシュッ!!


オーガが崩れる。


沈黙。


そして。



ドサッ

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン



コメント


「」


「」


「」


地面。


12個のドロップ。


その中に。


虹色の光。


俺は震える手で拾う。


鑑定。



ユニークスキル


『ドロップ拡張』


効果

・ドロップ数2倍


レア度

SS



コメント欄。


完全に壊れた。


「SSスキル」


「世界初」


「伝説」


「この配信やばい」


視聴者数。



40,000

70,000

100,000



その瞬間。


スマホが鳴った。


通知。


チャンネル登録。



100,000人突破



コメント


「10万」


「新人史上最速」


「歴史」


俺はまだ知らない。


この日。


この配信が。


世界中で拡散され。


ニュースになり。


そして。


国家レベルで目を付けられることを。



第3話 完


第3話を読んでいただきありがとうございました!


ついにユウトの配信が本格的にバズり始めました。


さらに今回のボス戦では

とんでもないスキルも登場しました。


実はこのスキルが今後、

ユウトの配信をさらに規格外のものにしていきます。


次回は


・登録者さらに急増

・配信界隈での大騒ぎ

・そしてついに有名探索者が接触


という展開になります。


もし面白いと思っていただけたら


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をいただけると、とても励みになります!


それでは次回もよろしくお願いします!

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