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境界の探偵たち   作者:


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調査-6

「それで。」


朱音は一度言葉を切ると、少し顔を歪める。


「救急車が病院に向かったすぐ後くらいに先生たちに事情を説明してたら警察がきて......事情聴取されたんだ。」

「話を聞いてる限りでは周防さんが春日井さんを突き飛ばしたとは到底思えないんだけど、警察が第一容疑者だとした理由は?」


玲の質問にすぐには答えず、足早に歩きだす朱音を小走りで追いかける。


「さすがに妖怪だからって理由だけで第一容疑者として疑われてそのままっていうのは考えられないけど......。」

「そのまさかだよ。俺が妖怪だってことは警察からしたら立派な容疑者の証拠になるらしい。ただ、確かにそれだけじゃない。」


朱音は足を止めると、玲に向き合い吐き捨てるように告げる。


「俺の学生証が春日井先輩の手に握られていたんだとよ。」

「君の学生証が......?」


玲の大きな瞳が見開かれる。


「あぁ。救急隊が来た時には握られてて救急隊から警察にそのまま渡ったらしい。」


朱音は視線を逸らし、再び歩き出す。

足取りは早く、どこか投げやりだった。


「お前も知っているだろうが、学生証や身分証には当然、妖怪か人間かどうかは記載される。法律できまっているからな。妖怪である俺の学生証なんて、何か事件や問題があった時にその場に落ちてただけでも疑われるだろうな。ましてや、今回は被害者である春日井さんが手に持ってたなんて……どうなるかは分かるだろ。」


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