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Extra Episode 2 啓子

啓子と二人で魔界鉄道で海に行くことにした。もう秋だが魔界の気温はまだ25℃くらいあった。二人一緒に出掛けるのは珍しいので一泊することにした。

「なんで私には一泊くれたの?それとなんで海?」

啓子とはすんなりと一緒になれたわけではなく色々紆余曲折があったからだった。

「啓子の水着姿見れるのは今年最後だからね、できるだけ長くいたいんだ」

「水着目当てかい。全部その下見てるくせに」

その通りだったので笑ってごまかした。


着いたね。荷物はできるだけ俺が持つからこっち寄越して。

啓子は水着を下に来ていたので、その上のサマーカーディガンを着てついて来た。

「よしビーチパラソルも立てたし日焼け止め塗ってあげるよ」

そういうと一瞬胸を隠したので、俺が落ち込んでいるとポニーテールを前に垂らして背中を見せた。

オーソドックスなピンクのセパレートにパレオを巻いている啓子は大人っぽくてよく似合った。

「前もサービス、あ、でも水着の上からはダメだぞ」

ということは水着の下に手を突っ込むのはありなんだろうかと考えていたら、頭の中を読まれた。

「ここでエッチなこと考えないでよ。ホテルに着いたらいいけど」


二人で泳がずに海辺を歩いた。ちゃんと手を繋いでいたが、それだけで啓子の顔は真っ赤だった。

だんだん慣れてくると啓子は腕を組んでキスを要求してきたので快く答えた。

もの凄くイチャイチャしたカップルのように歩きながら何度もキスをしていた。

「お兄ちゃんたち随分と見せつけてくれるな、ちょっと顔かせや」

昭和のチンピラが突然現れて二人は眉を潜めた。

こちらは格闘技で鍛え上げられていて、啓子は魔法少女だ。勝負になるはずがない。

「時間を工面して休暇を取ったんだ、手っ取り早く相手してやるよ」

そう拳を合わせていたその瞬間に、啓子、いやピンク・プレアデスの拳が三人に炸裂していた。


「守ってくれてありがとう。変身するまでもなかったのに」

「せっかくのデート邪魔するのが許せなかった。だから最短でやっつけてやったわ」

啓子に感謝のキスをまたした。見に来ていた野次馬たちはあっけに取られていた。

啓子の腰に手を回して連れまわす。わりと殆どの男の夢なんじゃあるまいか。それを堂々と今はしていいんだ。これだけで二人旅行は半分成功だ。


「コ―ラと焼きそば買って来たよ。二人で食べよう」

ビーチパラソルの下で二人は身体を寄せ合いながらランチを取った。

「もう午後2時近いな。そろそろ宿に向かおう。チェックインできるよ」

海の家でシャワーを借りてお湯を浴び、徒歩十分の宿に向かって歩いた。

「ここだ、こんにちわ山根という者です」

奥からゆっくりと仲居さんが来て部屋の鍵をくれ案内してくれた。

部屋に入ると多少疲れていた二人は横になったが手は繋いでいた。いつの間にか二人でキスをしながら抱き合って遊んだ。我慢しきれなくなり啓子の腰や胸を気が済むまで触れた。彼女は今までみたことが無いような艶っぽい顔をしていた。


浴衣に着替え部屋をうろうろしていると夕食が運ばれてきたので二人はテーブルの前に座った。

「お肉と魚だね。しかも人間界産だ、気を遣ってくれたんだな」

二人で並んで夕食を摂り、食後にデザートのメロンをいただいた。

いったん部屋に戻ると布団が敷いてあった。当然のように布団一組に枕が二つだった。

食休みしたら専用露天風呂に入ろう。誰かに見られることがないから…そこまで言って猛烈に照れてしまった。啓子とは初めてじゃないのに。啓子は照れもせずに腕を引っ張って露天風呂まで手を引いてくれた。


バスタオルを腰に巻いて上半身にそれを巻いた啓子とゆっくりと向かって行った。

入浴直前で二人ともタオルを取り全裸になった。

彼女が先に入り俺は続いて湯に浸かった。右隣に座った啓子は腕で軽く胸を隠していた。

緊張しながら啓子の身体を見回していると、彼女は微笑んで胸を隠していた手をどけてくれた。両手を掴んで胸を開くと、形の良い大きな乳房が目の前に見えた。

「いいんだよ、好きなだけ触って。揉んでも揺すってもいいよ」

言われるままに彼女の胸を抱えるように揉み、乳首も摘まんだ。

顔を紅潮させた彼女の身体を全身触れた。お尻からくびれそしてまた胸に手を当てた。

「明義さん、手でしごいてあげるからおっぱい触って気持ち高めてね」

湯船の中での手コキ行為、興奮であっという間にイキそうになったが我慢した。


「じゃあ腰を浮かせて、今度は口でしてあげる」

流石にぎりぎりまで我慢したところで口に咥えられると、あっという間に放出してしまった。

「うん、美味しい。飲んじゃうね」

本当に美味しそうに啓子は俺の精子を飲み込んだ。

「自分で触れて舐めたことあるけど、美味しくはないんじゃ。。。」

「じゃあもう一回飲んでみようか」

そう言ってアレを掴んだのでこれは夜の分だと大声で言ってやめてもらった。


風呂を出て部屋に戻りガラス張りのベランダから夜の海を見渡した。

「暗い海はちょっと不気味だね。でもなんか神秘的にも感じる」

湯上り浴衣姿の啓子が大人びて見えた。

彼女とはいろいろ摩擦のようなものがあった。家族を増やしたく想いで何回も振った。だからうちで暮してくれている今が奇跡のようなものだった。

「潮風に二人で当たりたいけど、せっかく綺麗にした髪がばさばさになっちゃうね」

そういうと長い髪をかき上げて彼女は寄りかかってきた。


「じゃ、じゃあそろそろ寝ようか」

カタコトでそう言うと啓子は小さく頷くと浴衣を脱いで下着一枚になった。

「早くおいで寒いでしょ?」

と言いながら急いで布団に入った。彼女も胸を軽く隠しながらそれに入ってきた。

胸を隠す手をどけてキスをしたもう一度手を掴みながらキスをしようとした時にそれは見えた。左手に何本もの切り傷、間違いなくリストカットの跡だった。

「啓子、この傷は...まさか俺が交際を断った時に…」

露天風呂では見逃したが密着したらはっきりと見えた。彼女は顔を手で伏せた。


「怒ってない、だってこれは俺がお前を捨てた時の傷なんだろ?」

顔を隠しながら大きく首を振って見せたが、その可能性は否定できない。

以前突然アームバンドを付けて来た。その時に気が付いてあげれば…いや、リストカットと言えば主に少女がやるもの。仲間たちは見てみぬふりをしていたんだ。

「泣かないで啓子、そして良く見せてくれその傷を」

半泣きの彼女はそれを見せてくれた、もう傷は塞がっているだから手で触れて撫でた。

「いっぱいいっぱい悲しい想いさせちゃったね。ごめんよ」

手の傷を優しく舌で舐めてあげた。嗚咽を漏らして啓子が泣いたので指で涙を拭った。

「お詫びすることはできない。でもこの傷ごとお前の全てを背負って生きて行く」

両手を下に降ろさせ剥き出しの乳房に吸い付き揉んだ。嗚咽は喘ぎ声に代わってゆく。

パンツに手を入れクリトリスを摘まむとビクンと身体が動いた。構わずアソコの入り口を丁寧に弄ると愛液が溢れてきた。ちょっと失礼と言って布団に潜りアソコも丁寧に舐めてあげた。


「もうダメ、はやくちょうだい。でないと、ああん」

これ以上焦らすのは可哀想なので大きくなったものをゆっくりと膣に挿れていった。

繋がったまま身体をより密着させ腰から胸に手を移動させていった。両手で乳首を掴んで先端を撫でる、喘ぎ声が大きくなると膣の一番奥を突いて身体を捩らせた。

「早くして〜お願い!」

啓子が急かすので腕を伸ばして腰を深く入れて早く動かした。

彼女の動きがビクンビクンとしたのでもっと深く挿れて凄く早く上下にうごかすと、彼女はぴくんと震え絶頂に達した。同時にこちらも精液を大量に吐き出した。


「明義さんの意地悪」

そう言いながら彼女は恍惚した顔でこちらを見た。

二人で起き上がるとティッシュでお互いの身体を拭き、優しい顔で見つめあった。

「でも良かっただろ?」

啓子は小さくうんうんと頷いた。

リスカするまでに追い込んでしまった罪悪感はまだあった。でもこれから愛をいっぱいあげるから、幸せにするから許して欲しい。


SEXを終えると普通に二人並んで布団に入った。

「啓子愛してる」

「明義愛してる」

抱き合いながら二人でキスをした。

もう一度リスカ跡をよく見た。これは一度で出来た傷ではなかった。何度も何度も自傷したのだろう。だけどその傷が愛おしく、何度も舐めてあげた。

「幸せになろう」

そういうと啓子は静かな涙を流しながら何度も頷いた。



「ただいまー帰ってきたよ」

そういうと家族全員が寄ってきた。彼女たちはきっと知っていた、啓子の苦しみの深さを。

かつて見たことない笑顔で彼女はみんなにただいまの挨拶をした。

「もうすぐ夕食の時間です。お二人はお誕生日席へどうぞ」

有希はそう言ったが丸テーブルだからそういうのは無い。だが、二人の席がくっ付いていて他の席と離れていた。

「はいどうぞ、あなた」

啓子の口からあなたという言葉は初めて聞いた気がした。そして差し出された肉を頬張った。

二人であーんと言いながら食事をするのはかなり恥ずかしかった。でもそんなことでは啓子をきちんと愛してあげられない。照れそうなのを隠して続けた。


風呂後遙に出逢った。ちょっと話があるからこっちにと言われて表に出た。

「楽しかったみたいだね旅行」

海岸から旅館の温泉のことまで詳しく説明して良かったと伝えた。

「ねえ明義、会って最初の頃から啓子が一番好きだったでしょ?」

「それが聞きたかったのか遙、出会った順番はお前が一番だった。けど今言われた通り啓子と一番仲が良かった。友達としてと思い込もうとしたが違った、恋だった」

「いいんだよ気が付いてそう言ってくれれば、前にも言ったけど遙は運が良かったんだ」

遙は背伸びして小さくキスをして駆けて家の戻って行った。


戻ると啓子が血相変えて寄って来た、遙に対する劣等感が彼女には常にあった。

「大丈夫、俺の一番は啓子だから心配するな」

初めて遙の上って言われたことでまた彼女は泣いてしまった。

涙を拭いてあげ啓子の部屋に二人で向かった。

「魔法少女チームでもいつも裏方をやってくれてたね。遙がリーダーなら啓子は裏で支える縁の下の力持ちだったよ。だけどもう違う、君が一番だ」


この二日啓子を何度泣かせてしまっただろうか。泣いている彼女の肩をそっと抱きしめ泣き止むのを待った。泣きはらした目がとても可愛いので頬にキスをした。それは永遠の愛を誓うものなんだ。これからずっと一緒に居てくれ、ピンク・プレアデス。










































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