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【55】ファイナルバトル(最終回)

前回の魔女魔物は恐ろしく強かった。コスモ・ソードが効かないどころか逆に電撃を放ち有希は瀕死の重傷を負った。もうこんなのは御免だ。

夏の終わりを告げる雷が人間界にも魔界にも降り注いでいた。また受験勉強を死ぬほどやるようになった。馬鹿記憶力があるので文系科目は最後にやる。


1人雷が轟く裏庭で立っていた。寒くはないし濡れた衣服が心地良かった。

「明義、夏でもずっと濡れてれば風邪を引くよ」

遙にそう言われて手を引かれて風呂場に行った。

「まずは湯船に浸かっちゃって。身体は後で洗ってあげるから」


全裸の遙が全身を洗ってくれる。当然初めてではないが嬉しかった。

「遙もちゃんと湯舟に浸かってくれ。俺の心配ばかりして風邪引かれたら困るからな」

二人きりで入るのはいつ以来だろうか。春香が来てからあまり無かった気がする。

「遙キスしよう、できるだけ何回も」

要望に応えてくれ10回以上の軽いキスを遙と交わした。

「胸を揉んで、いつもより丁寧に」

遙からも要望を出されたので三十分以上丁寧に遙の胸を揉んだ。

触れる度喘ぎ声が聞こえとても喜んでいるのがわかった。正恋人なのに触れ合いが少なすぎた。

揉み終えると今度はディープなキスをした。夜逢うことを約束して二人は風呂場を出た。


「今日は酢豚です。おかわりはいっぱい有りますからどうぞ遠慮なく」

牡蠣地獄と比べたら最高のディナーだった。

「今夜は遙ですね。なかなか進展しないからやきもきしてました」

有希にも心配されていた。だが本当のことだった。

正妻と言っていい遙と仲が進展していなかったのは、この大家族について意見の相違があったからだ。だが俺はもう迷わない。この家族を守り抜く。


午後八時、いつもとより随分早く待ち合わせをしたのは待ち切れなかったのと、出来るだけ長い時間愛し合いたかったからだ。

情報が回るのは早く、啓子や真琴、春香から激励の言葉を貰った。冷蔵庫の中身をチェックすると飲み物はたくさんあった。春香はオレンジジュースが好きだ。何本か冷やしてあった。


部屋に現れた遙はいつもとだいぶ違う地雷系ファッションだった。

何故部屋でその服装なのかは聞かなかった。とても似合っていたからだ。遙には前から病み系や地雷系が合うと思っていた。

「少し話そう遙」

そう言って他愛ないことをたくさん話した。重い話もいくらでも出来たがそれはもう俺の中では終わったことだし遙にも終わらせて欲しいから。


立ったまま遙の服を少しづつ脱がせていった。下着だけにしてベッドに寝かせた。

「俺は遙と二人で生きて行きたかったけどもうそういうこと考えてない」

身体を密着させて吐息を感じる。

「めんどくさい女の子でごめんね」

涙を流す遙の瞼を指で拭った。苦しんだのは遙も一緒だから。

「私からやるね。おちんちん舐めてあげる」

もうぱんぱんに興奮してるのにこれはまずい。始める前に出てしまう。

なんとか俊のことや魔物のことを考え乗り切ったので深呼吸した。

「じゃあ次俺ね。あそこ舐めてあげる」

遙はそこだけはダメと言ったが足を持ち上げて綺麗に舐めた。


かなり不服な顔をしていたが、慣れてきたのか目がとろんとしていた。

「じゃあ普通にやるね。と言っても全力で」

両手を上に上げさせて遙の乳房をと乳首を舐め、首にキスした。

下半身はもう充分に濡れていたのでゆっくりと繋がった。

「いいよ。凄いの期待してる」

遙の言葉に任せておけといい、本当に激しく突いた。

彼女の膣の終点を何度も突き、緩急を混ぜて腰を動かした。

「次でイッテいいよ。俺も出すから」

もう遙は言葉が出なかった。けれど俺は全力で動かした。

「ん、んんん、もうらめ~」

その直後に遙はイキ。俺も射精をした。


裸の二人はお互いをティッシュで拭きっこした。主に俺の精子なんだが。

「二回戦も俺はいけるぞ」

そういうと遙は身体が持たないといって断ってきた。

裸の二人の上にタオルケットを掛け、余韻を楽しんだ。


情事が終わってまだ時間はたっぷりあったので勉強をした。時期的には本格的な追い込みだ。もっとももう勝敗が決してる気がしないでもない。だけど自分が天才だと信じよう。

「お夜食です明義さん」

有希の夜食便がやってきたが、今夜は春香も一緒だったので鉛筆を机に置いた。

「遙とは上手く行ったようですね。聞かなくてもわかります」

充実したSEXに文句があるわけない。それより春香は何故来たんだ。


それではと言って有希は帰って行った、春香を残して。

「話したいことがあるんだな。だからここに来たんだろう?」

春香は下を向いて何も話さない。なんとか会話に持ち込まないと。

「おにいちゃん、春香だけはただの妹なの?みんなとは違うの?」

「春香も他の魔法少女たちと同じく俺の恋人だ。間違いない」

彼女の気持ちはわかる。性的な行為が他の子に比べたら明らかに少ないのだ。


「春香ともいっぱいえっちなことをしたい。だけどそれは難しいから避けてきた」

彼女に90度以上の礼をして詫びた。

「私、私は...ううう」

言葉にならない言葉で春香は泣いた。抱きしめてみたが拒まれてるように感じた。

「すまない、肉親ということで逃げていた。もうそういうことはしないよ」

疲れていたようなので春香をベッドに寝かせた。

俺はまた机に向かって勉強だ。


翌朝起きた春香にピルを使うことを提案した。もしそれでも子供が出来たら堕胎することも。


「それにしてもいつまで雷が鳴っているんだ。もう5日目だぞ」

魔法少女たちは出撃に備えていた。

どんどんラスボス化する敵の凶悪さ。決着を付けたいと思っているのはもちろんリーダーの遙だ。他のメンバーも気合十分だが有希は外したかった。言わなくても恐怖の後遺症がわかる。


「有希を次の出撃から外す。こんなに怯えているのに出せない」

有希は猛反対したがホッとしてる表情も見せていた。

「啓子も接近戦部隊が一人になるので長距離ビーム隊の後方に回す要は守りだ」

「仕方がないね。高火力部隊頑張るぞ!」

遙は恐らく一人でやる気だ。しかし遙の火力を持ってしても倒せない敵がいるんだ。


敵の呻き声が聞こえ、魔法少女たちは出撃した。

今回は超遠隔レシーバーを持ってもらい、こちらから助言できるようにした。中心にいるレッド・ペガススよりも外から見ている方がわかることもあるからだ。


敵の姿が発見された。ガラスの筒の中に潜んだピンク色の物質らしかった。

これはまずい、直感がそう言っていた。敵の構造が簡単過ぎる、しかし突破できるかはわからない。難攻不落の匂いがした。

「遙、出来る限り距離を取って敵の出方を待つんだ。こっちからはなにもしなくていい」

隣にいる有希が出撃したがっている。だけどまだ震えているじゃないか。


「敵が何もしてこない。先制してもいいかな?これみんなの意見だよ」

仕方ない行ってくれ。それと有希も出すけど啓子がずっと守ってくれ。

先制と有希の参戦を許可した。それほど今回の敵は危ないと感じたからだ。

「ブルー・オリオン、大丈夫なの?いざという時動けないじゃ困るんだよ」

ピンク・プレアデスの言葉にブルーは大きく頷いた。


「行きます!『真・リアルラヴ!』」

レインボーの光線が敵に向かって真っすぐ飛んで行った。

予想に反してそれはガラスを割り敵本体にダメージを与えた。それを見たレッドも奥義レッドサンビームを繰り出し更に敵本体にダメージを与えた。


剥き出しになったピンク色の物体にブルー・オリオンとピンク・プレアデスは接近した。

「この間みたいなこともあるから二人はまだ待機だ。遠距離部隊に任せろ」

「遙、春香。二人とも充電できた?できたら力を貸して」

三人の協力で初めて放てる必殺技を真琴は使おうとしていた。

「行くわよ、『トリプル・レールガン!』」

剥き出しになった本体の頭目掛けてポルックス・イエローは放った。


イエローの攻撃でピンク色の本体の頭は砕け散った。

「行きます!『ミリオンカッター』」

満を持してブルーが本体目掛けて攻撃を行った。

「!?総員引いてください。何か起きます」

ブルーはみんなに無線を飛ばした。


満身創痍の敵は大きな光を放ち始めた。長距離ビーム隊はレッドのシールドに、ブルーはピンクのシールドに避難した。

「こいつ自爆するかも知れないよ。守りを最大限に固めるよ」

ピンクは現状を伝えたが、一人無視する者がいた。


「自爆ならシールドで抑え込む。でもその前に決めちゃうからね」

レッドだった。リーダーは臆してはいなかった。

「これが『最終形態レッドサンビーム!』」

とてつもない威力のビームが敵本体すべてを焼き尽くした。


被害もなく魔法少女たちは帰って来た。

基地で手を振って彼女たちを迎えた。本当によくやったと言いたい。敵の自爆が成功してたらと思うとぞっとするがきっとそれも遙が捻じ伏せてくれただろう。


この敵が来てから一カ月、新しい敵は出てこなかった。

ラスボスだったと考えていいだろう。ラスボス一歩手前のが苦戦したがそういうこともあるのだろう。5人の彼女たちと一緒に庭でバーベキューをした。こういうのは男がやるものと決まっている節があったので率先して焼いた。


「有希、今夜俺の部屋に来てくれないか?もちろん避妊なんてしないから」

そういうと有希はありったけの肉とソーセージを俺の口に放り込んだ。

「有希ちゃんとの間の子供見たいね。きっとかわいいよ」

遙は簡単に言ってくれるが、若いうちの子供というのは不幸になるんだぞ。


「終わったらみんなで一緒に風呂入ろうか。広さだけは自慢できる浴室だしね」

異論はなく満場一致で決まってしまったが、こんな幸せ者は世界で俺一人だ。

想像しただけで下半身が暴走するので腰を曲げて歩いた。


遙がパンツと一緒に落ちてきた時からだいぶ経っていた。紆余曲折はあったが今の現状には大満足だ。今後も守って見せる。誰一人脱落することがないこの家庭を。いつまでも幸せな家庭を築く、それはまず遙お前となんだ。ありがとう誰よりも愛しているよ内田遙を。

























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