ハンバーグ屋さんで少しイラッとしたお話
今回は少しイラッとした不思議なお話をしましょう(笑)
いきなり、ご飯の話になります。でも、飯テロではありません! 胸糞悪いかもです……でもハッピーエンド(おい)
実はですね、今日……私と親で出かけたんですよ。
そこで、お腹が空きまして。
近くにあったお店に入ることにしたんです。
決めたお店はハンバーグ屋さんで。
結構前のことになりますが、そこのハンバーグ屋さんで食事したことが一回あったんです。
雰囲気が良かったのと美味しかったので、そこにしたんですね。
入った瞬間、違和感を感じました。
前は、少し店内が暗めで、いい曲がかかってて「ハンバーグ!」みたいなムードだったんです。
ですが、今回は全然店内が明るくて、こういうのもおかしいのですが、天丼屋さんみたいな雰囲気で。
「あれ……?」って思ったその後。
あまり前の時の記憶がおぼろげなのですが、確かに従業員が違うんです。
店長とウエイトレスしかいない所なのですが、二人共違う人で。
「……あれ、ここちょっと違う?」なんて錯覚するほどでした。
親の方は、何となく嫌な予感がしたのか「……店変える?」って小声で言ってきたのですが、入ってしまったしここで出たら失礼だし……そもそも面倒だし「別にいいよ!」って私はわざと明るめに言ったんです。
まあ店が変わっててもハンバーグが美味しければそれでいいし(笑)
そして、メニューを見た後すぐに注文しました。
ウエイトレスさんはまあ丁寧だったのですが、「以上で」と注文を終えた後「お飲み物は大丈夫ですか?」と聞かれたんです。
お飲み物はジュースとかビールなわけで、追加料金もかかりますし、次に行くところもあって時間が押し気味だったので「あ、大丈夫です」って答えたんです。
一瞬、ウエイトレスさんは怪訝な顔をしたのですが、注文を確認して厨房に戻っていきました。
それから今度は、店長が出てきて、「お飲み物は大丈夫ですか?」ってまた聴いてくるんです。
ちょっとしつこくね? と思いながらも「大丈夫です」って返しました。
その時からまた親は居心地が悪そうにいましたが。
そして、出来るまで待つことにしたのですが。
店長さんが、厨房で何やらぶつぶつと呟いているんですよ。
「飲み物」「恥ずかしいな」とかいう単語が聞こえてきて、「え、私達のこと……?」なんて思ったのですが……。
親によると「飲み物頼まない客なんているかよ」的なこと言ってたらしいんですけど。
お互い、「……なんか聞こえない?」「……たぶん聞こえない」って言い合ってました(笑)
だって、そんなこと無いと思いたいじゃないですか。
自分のことそんなお店側が感じ悪く言うと思いたくないでしょ?
でも、その時から「感じ悪いな……」とか思ってたんですけど。
まだブツブツ文句言ってたので聞こえないふりしていました。でも、耳に入ってきてしまうから持ってきた本を読むことにしたんですよ。
実際、待ってる時に本を読むのはマナー違反か? と言われると答えられないのですが……たまに、お店で待つ時本を読むことはあったので、特に気にせず本を読み始めたんですよ。
私が読み始めたのを見て、親も本を広げてました(笑)
親子、読書家です!
それは置いておいて。
少し、読んでいたら、また店長が来ておかしなことを言ったんですよね。
「食後は読書など出来ませんが良いですか?」
一瞬言われて「は……?」でした。
私は、暇つぶしで読んでるのであって。食べ終わったらすぐ帰るし。いやそこまで長居しないし。
ファミレスじゃあるまいし。そこはわきまえてるし。
そもそも、そこまでして店で本読む人いるんですか?
家で読んだほうが落ち着きませんか?
待って。その前に、本当にこれ言われたの?
まさかお店の方がそんなこと言うわけ無いですよね……?
なんて私が困惑している中、親はブチギレたのか応答が早かったです。
「あ、分かりました」
一回、そう言いました。
その時、私はあれ? って思いました。
私の親は結構短気でそのようなおかしなことがあると食ってかかるタイプなんですよ。ただで済ませないし。
だから言われたら「……はい? どういうことですか?」って口論になるかも……と焦ったのですが、意外にも素直に返事したかと思いきや。
「じゃあ、やめます」
といって、出る支度を始めちゃったんですよね。
店長も「ああ、そうですか」ってしれっとグラスとか片付けてるし。
え、待って。そもそも調理してたの? とか思うほど未練のなさ。
幸いというか、周りに客がいなかったのですが、ちょっと本当に感じ悪いなって思いました。
まあやめますって言える親も親なのですけど……。
でも、私もなんか感じ悪いなが溜まったので、「あ、出たいな」って思いましたからね。
私も親に習って、支度を始めました。
そこで、親が小声で、「〇〇行こう?」って言ってきたんです。
〇〇は、少し遠いのですが歩いていける範囲の大手ハンバーグ屋さんで、そのお店は私が子供の頃から好きな店なんですよ。
親が挑発のつもりで言ったのか(あの人の性格ならあり得るけど)私にただ言っただけなのか分からないのですが、私は「あ、そうだね」って返事しました。
その時はまだ、入ってきて結局出るのはちょっと失礼かな、って思っていたんですよね。
感じ悪いけど、何となくそれするのは居心地悪いかなって。
でも、次の瞬間、その気持ちまで吹き飛ばされました。
親の挑発(かもしれない言葉)に乗ったのか、
「やんのかこらぁー!」
ってドス声で言ってきたんですよね。
いやはや、ドン引きでした。
怖いと言うより「何こいつ……?」でした。
それに親もキレて、でも抑えたのでしょう、「客に向かってその態度なんだ?」って返してました(親が本当に抑えないと喧嘩になってますね笑)
ウエイトレスさんが店長に焦った感じで小声でなにか言ってましたけど。
あ、もう知らないや。このお店。
そこで、少し店長が何か言ってきて、親がそれを軽くあしらって、最後は怒った店長が私達が出た後にピシャリって扉閉めてました。
感じ悪っ。なんならこんなお店潰れちまえ。
マジでそう呪いかけた程です。
親と違って、私は結構そんなことがあっても温和な人ですから(自称だけど)そう簡単には呪いませんが、さすがに今回のは頭にきた。
店長が何やら喚いていた時に本当は言ってやりたかったんですよ。
「貴方おつむ大丈夫?」
「この店大丈夫?」
って。
でも、まだ子供だし、そこで口出したら何か面倒そうだし……。
それで言えませんでした。
あ、小声で、本当に聞こえないぐらいで心の声を漏らしはしたんですけどね。
(食後読書する馬鹿いねえだろ)
絶対聞こえてないですね、これ。
親にも聞こえてませんでしたから。
でも、私は、その後〇〇という大手ハンバーグ屋さんに向かう途中、傘を握りしめながらずっとイライラしてたんです。
親は「なんだあの店。変な奴」って笑い飛ばしてましたが、私は「そうだね」って暗いトーンで返すことしか出来ませんでした。
だって、苛ついてたんですもの。
ああいう奴を見ると、黙るまで何か言いたくなるんです。言っても、変わらないことは分かっているのに。
ネット世界でも荒らしを見ていらっとして何か口答えしたくなる私ですから、現実でそんなことが起きたのなら絶対口答えしたくて堪らない。
でも、面倒そうだから止めておいた。
それが後悔して、余計苛つきました。
こう言ったら感じ悪いですが、所詮あの店にはもう二度と行かないのだから何か言っておけば良かったな、と。
何ならクレーマーみたいに怒鳴りつけてやっても良かったんじゃない?って。
まあそこまで出来る勇気は無いのですが。
でも、始終イライラしていて、そもそもなんでああいう奴がいるんだろ? って考えてて、ずっと苛ついてたんです。
でも、〇〇でハンバーグ食べたら機嫌直りました(笑)
本当に美味しかったです!
やっぱり、こっちに来てよかった。
接客も丁寧だし、長居しないで欲しいという時は「二時間までと限られているのですが大丈夫でしょうか?」という当たり障りない聞き方してくれるし。
あの店も長居されたくないのならそう言えばいいのに。え、違う?
いつも当たり前に感じていた接客なのですが、今回ばかりは「ここの接客神だ……」なんて思ってしまうほど差が凄くて。
居心地が良くて、美味しかった! サイコー!
って、もう苛ついてたことが嘘みたいに満面の笑みでお店を出ましたね(笑)
後ほど、親に聞いたのですが、「喧嘩っ早い性格なのによくあれ以上言わなかったね?」と言ったら笑いながらこう答えてくれました。
「若い頃の俺なら確かに喧嘩を買ってたけど、あんなやつ相手にして面倒になったり警察沙汰とかになるよりは、あのまま去ってここで食べて、買い物したほうが楽しいだろ?」って。
ごもっともです(笑)
ハンバーグを平らげた後に買い物に行って。
本当に楽しかった。
確かにあそこで相手を黙らせられなかったのが少し悔しかった(私の性格はそういうとことんな性格なので……)のですが、でもそんなことよりこうやって楽しめるのが幸福やなあって思いました。
だからこそ、こうやって笑い話に出来るんだなって。
ここでエッセイとして書かせていただいた理由は、そのように笑い話(なのかな?)を共有したかったのと、ちょっとしたあのお店への報い、みたいなものです。
やっぱり、文章として放出するとスッキリしますね。
さて、美味しいご飯も食べて、買い物を楽しんで、エッセイでストレス解消して、今日は良かった。これでぐっすりと眠れます!(笑)
今週の日曜日は大事な二次試験があるので、こんなのをいつまでも考えていられないし。
あ、寝る前にちょっとイラスト練習してみよっと。
というわけでその日、私はぐっすり眠りました(笑)
(いや、ホント自分で言うのあれだけど単純だわ笑)
なお、これを書いたのは2月24日金曜日です。
その日の出来事でした。