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これがホントの臭い仲(近松直也)

注意

食事中の方は食事を済ませてから、閲覧することをお奨めします。

俺ももうこの状況に限界を感じていた。



「うっせぇ!化け物は黙ってろっ!」

「そうだ!ブサイクは黙ってろ!!」


なんで俺がこんなことになっているんだろう?

俺にこんなことをした奴は俺にいったい何の恨みがあるとでもいうのだろう?

何もよりにもよって


もはや苦しんでいるけが人にすら容赦なく罵詈雑言を浴びせる二人。

ただそのけが人である俺も、言葉を選んでいる余裕がないのか?天然なのか?ここにいる全員がもはや救いようもないほど、おかしくなっているのは確かだ。


こいつら、うちのクラスの尾高美知子と杉村規世だよな?

女って女同士だといつもこんな感じなのか?



「てーか、ついでにお前も黙れっ!」

「おまえこそ、臭い口開くなーっ!」


「お漏らししたパンツなど、見せつけやがって!二度と嫁に行けると思うな!」


「うるせー!お前こそそのパンツ汁すすっといて、もう二度とキスすらできなくなったくせに偉そうなこと言うな!」


なんかホントとんでもない言い合いだよなこれ。

ホントに女がする喧嘩か?これ?

逆にイヤ男なら、こんな喧嘩の仕方はしない。



「規世~~~。あんた絶対許さない!!」


あんたは自制心なくお漏らしをしてしまったけど、私はあくまで不可抗力で、あんたのパンツと向き合うはめになったんだから、私と一緒にするな!



とでも尾高は言いたげな感じだな?

あでも、なんか理性が追い付かなくて何も言えない様子だ。

これ、杉村の勝ちで勝負ついたか?


「ふん、ざまぁないわねー、もうなんもいえないでやんの!べろべろべー。」



規世が舌を出してべろべろバーをした時だった。


俺は今、目の前ですごいものを見てしまった。



なんと!尾高が杉村が出していたベロごと自分の口の中に吸い込んで、超濃厚なベロチューをしだしたではないか――――。


それもだ。


尾高は杉村の顔を思いっきりつかんだまま、なかなか離さないでいて随分長い事キスしている。


「ohノー」


それをたまたま居合わせたおばさんまでもが、目ん玉まん丸くしてまじまじと見ていた。



杉村は目ん玉をひん向いたまま、「んーんー」うなって抵抗するが、なかなか尾高も離しはしなかった、


これってつまりはだ。二人ともおしっことキスした言う意味となる…。


と思った瞬間、杉村が尾高を突き飛ばして二人はやっと離れることができた。



ハァハァハァハァハァハァハァ…



すごい長い事キスをしていたので二人ともさすがに息を切らしていた。



「あなたたち…そういう関係だったのね…」


おばさんはいろいろ勘違いしているようだ。



多分そういう意味ではないぞ。


「これであなたも私と同じく二度とキスできなくなったわね。」


「ぺぺぺっ…うおぇーーーーーーーっ!!」



「ファーストキスがおしっこの味でしたが、どうだった?ねぇ?感想聞かせろや?アハハハハハハハハ―――――っ」


杉村は必死で自分お口を拭いまくって、いろいろ吐き出そうとしているが、唾液以外はなんも出てこない。


「ファーストキスの相手もお前が好きな近松直也じゃなくて残念だったな―――。ザマ―ミロ!アハハハハハハハハハーーーーーーっ!」


は?俺?俺こんなしょぼい女から狙われてたんかよ!?

どおりで、この女俺の言う事はうまいこと言うこと聞くわけだ。

なるほどなー。

正直こんな女の援護や味方なんか、いらんけどな。


まぁさっきからこんな醜態ばかりを見せつけられては無理だけどなー。

さっき化け物だのブサイクだのいってくれたよな?

女はホント手のひら返しがこわいよな。

少しぐらい顔を怪我したぐらいのことですぐこの態度だ。


だから女は信用できない!


まぁでも、このまま大人しく聞いてれば、今度は杉村が尾高の好きな奴のことを暴露してくれそうだな。そんなわけで面白くなりそうだから、化け物は黙りますか。


「そういうお前だってファーストキスがおしっこの味じゃねぇか!人のこと言えた義理あるんかよっ!?」


「でも、二度とキスすらできない口と言われても、一応キスぐらいはしてやったわ!初めての相手がお前みたいなブス女だったいうのは残念だが、お前の言い分には一応勝ったぞ!」


まぁどちらの味もおしっこ味のファーストキスという事だな。


「なんか独特なファーストキスの味よね♪

ちなみにおばちゃんのファーストキスは一応レモンの味だったわ♪」



「だから何よ―――?」

「嫌味かよ!?ババアは黙ってろよ!」



「ん?どちらも黄色っぽい汁いう事が共通点だなーって、さり気に思っちゃったー――♪ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ」


おばちゃんなかなかうまいではないか。

何気にこのおばちゃんがこの場では一等賞な気がしてきた。



「んで?あなたの好きな子って、えっと近松君だっけ?

いいじゃなーい。今日はしっかり歯を磨いて、明日レモンかみしめながら学校行って速攻でセカンドキスのレモンの味を堪能してこればいいんじゃない―――?」



何をめちゃくちゃな言ってるんだこのババア!?

いったいお前は誰の味方なんだ!?



とおばさんが言い終わったら。



「だめよ!」



「なぁに?どうして?あー判った!さてはあなた、お友達ばかりが早々と口直しのキスすることが羨ましくてしょーがないんでしょ?」


このおばさんやっぱり変だ。


「近松君のファーストキスは誰にも渡さない!」



「oh----------!!素晴らしい――――!!」


は――――!?



うげぇ俺はしょんべんキス娘の二人から、惚れられていたってわけかよ――――!?




てか、このままだと俺までがしょんべんまみれな口になるのは時間の問題じゃねぇか――――!?

残念だが、いくら歯磨きをしたからとはいえ、おしっこ味のファーストキスをした現場を見たという過去は俺の脳内からは消せれない。

考えただけでもはき毛がする…。



「おもしろくなってきました―――――!」



なんかこのおばさん一人で盛り上がってないか?



いや、尾高と杉村もお互いをにらみあって火花をバチバチさせている。


「なんか明日が楽しみになってきたわね♪」




「絶対に負けないんだから!」


「絶対あんたより先に近松にキスしてやるんだから!」




と二人ともガチンコ勝負かの様に言っている。


「そうね。お互い味はどうであれ、ファーストキス経験者となってしまったんだから、なら相手の男の子のファーストキスを競って奪うのはおもしろいかも♪」


おい、お前大人ならこの事態をさっさと止めろよと思った時だった。



サイレンの音が近づいてきた。



やっとかよ…。



「うちの子が連絡してくれたのよー」



気が付けば救急車もパトカーも勢揃いできていた。



「まぁあなたが怪我をしていたから事件性もあると思って、この子たちつなぎ留めておくための時間稼ぎに必死だったわ。」


そういう事かよ。



ならこのおばさんは上手過ぎだな。と感心してしまった。



「ちょっと、私たちは関係ないわよ!」

「たまたま通りすがっただけよ!」

「そうよそうよ!」


「話なら署で聞きます。」


どうやら二人は警察へと向かうらしい。

そして俺は。



「君、意識あるかね?」


「…はい」


「名前は?」



と聞かれたので



「近松直也!」



ここぞとばかりにあの二人にも聞こえるぐらいの声で、名前を言ってやった。

二人はもう自分らの人生が終わったと思った瞬間であった。



そして、それに一番反応したのは



「え――――!?まさかの君が噂の近松君?」


おばさんだ。

俺より大声で、俺の名前を言ってくれたことは大助かりだった。



そしておばさんは



「あなたたち、好きな子に暴力振るっちゃダメじゃないのーーー!?」


と二人に説教していた。



「だから―私じゃないわ―――――っ!」

「私も違うわ―――っ!!


などなど、おばさんと二人と警察で何やらいろいろ話声は聞こえてきたものの、俺はこのまま救急車に乗って運ばれていくのであった。




そして、この謎のおばさんとまた再度関わることになろうとは、今の俺には一番考えたくもない事柄であった。


一応まだ修正してませんでしたが、定期的にクラス名簿は張り付けておきます。




03 石原 鈴子 いしはら すずこ   


04 樹 映理奈 いつき えりな    


05 稲冨 子々 いなとみ ねね    


07 奥宮 香理 おくみや かおり   


09 尾高 美知子 おだか みちこ   


12 神子 三果 かみね みか     


13 築 里奈 きずき りな      


14 木田 奈江 きた なえ      


15 栗田 恵子 くりた けいこ    


16 黒島 美由貴 くろしま みゆき  


18 小峰 留美子 こみね るみこ   


19 近藤 香寿美 こんどう かすみ  


23 杉村 規世 すぎむら きよ    


24 鈴木 由香 すずき ゆうか    


25 千賀 真穂 せんが まほ     


27 高須 雅 たかす みやび     


37 益井 千絵子 ますい ちえこ   


38 三木 美鈴 みき みすず     


39 水野 由利 みずの ゆり     


40 村木 さゆり むらき さゆり   


43 山浦 淑恵 やまうら よしえ   








01 会澤 克之 あいざわ かつゆき  


02 荒谷 郡二 あらたに ぐんじ   


06 植村 幾己 うえむら いくみ   


08 小津 義彦 おづ よしひこ    


10 勝島 宏樹 かつしま ひろき   


11 加藤 清高 かとう きよたか   


17 兼松 かつき けんまつ かつき  


20 子安 英明 こやす ひであき   


21 左近 創 さこん はじめ     


22 嶋田 教平 しまだ きょうへい  


26 田岡 篤 たおか あつし     


28 宅 幹一 たく かんいち     


29 田代 直文 たしろ なおふみ   


30 近松 直也 ちかまつ なおや   


31 都道 健三 つどう けんぞう   


32 西垣 数 にしがき すう     


33 福田 寛也 ふくだ ひろや    


34 藤田 正雄 ふじた まさお    


35 藤原 巽 ふじわら たつみ    


36 星川 優 ほしかわ すぐる    


41 谷神 康一 やがみ こういち    


42 柳生 孝昌 やぎゅう たかまさ  




担任 堀 由美子 ほり ゆみこ  

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