乱入者
「こんの!」
クロは何度ももストレアを飛ばしそのあと俺に斬りかかろうとすること数十分。クロは疲れてきたのか息切れが激しかった。
「くそ。人間。め」
「お前ら魔族にクソとは言われたくないよ。俺は自分の仲間に手を出した奴は許すつもりはない。スシルタ達はまだ仲間じゃないがこんな俺でも仲間になりたいと言ってくれたんだ。だから、ちゃんと仇討ちはしないとな!」
俺はクロが攻撃の手をゆるめた隙に拘束の鎖を取り出しクロに向けて投げつける。
クロは案の定簡単に拘束の鎖をクロの腕にはめることに成功する。
クロは最初無理やり外そうと剣と銃を地面に落としたあと地面に拘束の鎖を叩きつけたりするが拘束の鎖は壊すことができない。
「こざかしい。壊れない。なら」
クロはスキルを使おうとしたのか何も起きないことに驚く。
「どうした?スキルならその鎖がある限り使えないぞ」
「何。なぜ。人間。強い道具。持って」
「なぜ俺がこんな強い道具を持っているかだと?なぜ敵であるお前に教えてやらねばならない?」
「この。はずれ。ない」
「はずれないしお前如きでは壊せもしないよ。諦めて俺に連行されるんだな」
俺はクロに近づいてクロを捕らえようとした瞬間、自動追尾型魔法剣ストレアが俺の前に飛んできて何かを防ぐように俺を守る。
クロの背後からレーザーのようなものが一直線に飛んできてクロを背後から貫き俺に当たりそうになるが自動追尾型魔法剣ストレアが俺を守った。
「がっは」
「な。誰が一体。カムは休んでるしあんな威力のレーザー的なものを撃てるはずがない。なら一体誰が」
「あーらら。ごめんちゃいクロちゃん。邪魔だから一緒に貫いちった」
クロの背後からまた違う仮面を被った男が森の奥から現れる。
「貴様。シロス」
「ふん。あまりその名前で呼ばないでほしいかな。白の仮面にクロスの模様があるからシロスと呼ばれてるけどあんまし好きじゃないのよね。この名前」
「なぜ。味方。私。撃った?」
「え?何でとか言われてもなー。邪魔だからかな?それに前からクロのこと嫌いだったからついやっちゃた」
「仮面族。裏切り。許さない」
クロはシロスに言うとシロスは笑いながら
「大丈夫だよ。今俺たちに命令出してる人間は手段は選ばずにスシルタという女を殺せだから。つまりは仲間?のあんたも殺していいわけよ」
シロスはクロに言うとクロは最後のちからを振り絞ってかシロスに襲いかかる。
「シロス!裏切りもの!」
「はん!スキルを使わないお前なんて怖くないよ。そこの人間!クロを殺したら次はてめぇだからな。逃げんなよ!」
クロとシロスの潰し合いを何もせずただ静観していた俺にシロスは言った。
分かりにくかったらすいません!
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