襲撃者
俺が王国をスライムの王を倒して一週間、俺は指名手配されたと言われていたが探す人もなく、最初で隠れていた場所でアレク殿が目覚めるまで生活していた。
「カム。まだアレク殿は目覚めないか?」
俺はカムにアレク殿を任せて王国側に近づかない範囲で食料をガルダラスの森で集めていた。もちろん魔物に遭遇したら1人では戦えないから逃げて、王国の冒険者かもわからないが人にも会わないようにひっそりと食料を集めていた。
「お疲れ様ですザンサク。アレク殿はまだ意識が戻らないですね。もう目覚めてもいいころだと思うんですけど・・・。体の傷はもう治りましたし。ザンサクの方は斬られた傷は治りましたか?」
「ああ。跡は残っているが傷口はもう塞ったし大丈夫さ。しっかし指名手配されてるとかいうわりにはなかなか見つけられないな。俺。まぁ見つからない方がいいんだが」
「そうですね。たしかにザンサクを探す冒険者はいない気がしますね。一体なんのための指名手配なんですかね」
俺とカムが話していると俺たち3人の隠れ場所にギルドマスターが来る。
「よう。アレク殿はどうだ?」
「ギルドマスター。アレク殿はもう傷口はふさがって体の方は大丈夫だと思うよ」
俺はギルドマスターに言うとギルドマスターは
「そう、か。それはもうアレク殿の問題でしかないから私達がどうこうできる問題ではないな」
ギルドマスターはアレク殿を見ていい、俺はギルドマスターにあることを聞く。
「ギルドマスター。俺の手配書がでたとか言っていたがこの一週間全然俺を捕まえようとする奴はいないと思うんだが」
「それはそうさ。あの手配書はお前が王国に帰って来たら捕まえるというものらしいからな。ちなみにカムも王国には行かない方がいい。ザンサクの仲間だと言われて捕らえられるかもしれない」
カムは「え」と答える。
「なんで私が捕まるんですか?勇者の狙いはザンサクでしょ?」
「分からん。あのクソ勇者の考えることはよく分からんからな。とりあえずはしばらくここにいた方がいい」
ギルドマスターはカムに言った後、俺に言う。
「しかし魔族が攻めてくるんじゃないか?スライムの王は死ぬ前にそう言っていたぞ」
「そうなのか?そんな気配は微塵もないが」
ギルドマスターが言うと
「それはそうよ。勇者様がいるんだから来るわけないじゃん!きゃははは!」
俺たちの隠れていた場所に両手が機械の女が現れる。
「お前は誰だ!」
俺が両手が機械の女に聞くと「きゃはは!」と笑いながら
「荷物持ち如きがうちを忘れるなんてマジ受けんだけど!きゃはは!この場所燃やせば分かるかな?」
「・・・お前、まさか、アルムスか!」
俺はアルムスの変わり果てた姿に驚いていた。




